「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

オミクロン新規感染都心の”ドーナツ”現象

2022-01-26 07:39:16 | 2012・1・1
オミクロン株感染拡大に対応して「蔓延防止等措置」が東京など24都道府県に拡大されたが、東京の25日の新規感染者数は12823人と過去最多を記録した。昨年8月の暑い盛り、第五波のピーク時、5000人を突破して都民を驚かせたが僅か5か月で倍以上の拡大である。

購読紙の都内版に毎日、東京23区と市町村別の新規感染者数が載っているが、25日の統計を見ると、皮肉なことに23区のうち、一日100人以下の区は都内でも浅草、銀座などの有数な盛り場に近いる都心の区である、一方、住宅地の多い世田谷は737人、江戸川区631人、板橋区596人は「蔓延」措置適用の地方の中枢県よりも多い。高度成長期時代であったかどうか。大都市周辺の住宅地開発で,都心の人口が減少し、中心部がドーナツ化したことが合った。オミクロンで同じような現象が起きている。23区外の八王子市や町田市などでも感染者数一日100人を超してきた。新しい対応が必要である。