大相撲初場所千秋楽の昨日23日、関脇、御嶽海が優勝争そいの東の横綱、照ノ富士を本番の土俵で一気に寄り、3度目の優勝をした。御嶽海は学生相撲出身でわずか21場所で幕内優勝しながら三役にあがってから長く28場所だが、今回の優勝で来場所の大関昇進は確実化した。
千秋楽恒例の”三役そろい踏み”をテレビで見たが、寂しい。最後の一番、照ノ富士と御嶽海は横綱と関脇、優勝に絡む相撲だが、あとの二番,正代と千代翔馬は既に負け越しが決まっている大関と平幕の力士、関脇の隆の勝も負け越していたが、平幕の宝富士に勝ち面目を保った。が,"三役そろい踏みの一番としては看板倒れだ。
三月場所の番つけには大関御嶽海の大きな活字が載るが、今場所ケガで途中休場した貴景勝と負け越した正代は二場所負け越しか休場の相撲協会の規定により陥落の危機である。年六場所、ケガがつきものの大相撲にとって、この規定がよいのかどうか。横綱、照ノ富士もケガで序二段まで落ちたことがある。平幕には栃ノ心、高安の二人もいる。ケガ出はないが、十両4枚目の朝之山も休場が続いている。