「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

90歳の3泊4日の介護ショートステイ体験記

2022-01-13 12:12:10 | 2012・1・1
オミクロンが拡大しているのに今日13日、来月で91歳を迎える老生は3泊4日の介護施設のショートステイを体験帰宅した。当初は1週間の予定だったが当方のかん違いから3泊4日にちじまったがよい体験だった。介護施設の利用者の体験記は少ないので紹介してみる。

老生が利用した施設は東京区部の特養施設で昨年1月から始まったサービスで、同じ建物内に要介護4.5の特養老人の居室とほぼ同数のショートステイ用の個室がある。特養老人ホームは低所得層でも入居できるというので人気があり、要介護の高い4,5でなければ入れない。その特養のショートステイ用の部屋に空きが出たがどうかとケアマネジャーから勧めがあった。そこで、日ごろから老生の介護に追われている老妻の慰労になると思い入居してみた。

残念ながら 老生は二度とこの施設のお世話にはなりたくない。介護の現場のスタッフは外国人介護士を含めて一生懸命しているが、老生にはすべて介護を知らない机上のマニュアルに沿って動いているように見えた。例えば部屋には飲料水がなく、水いっぱい頼むにも緊急用ブザーを押して頼む始末だ。部屋は個室なのだが、なぜか入口のドアーは開けたあま.。夕陽が差し込んでテレビが見えなくとも平気だ。逆にベッドの装具に不具合があったらしかったが、謝罪があっただけ、大事にならなくてよかった。