このところ、連日オミクロん株が猛威を振るい始めた東京に21日から「蔓延防止等措置」が適用されたが、幸運にも三回目のコロナ.ワクチン接種予約券が居住区から届き、娘がLINEを駆使して予約してくれた。91歳と89歳の僕ら老夫婦は昨年5月と6月、高齢者特権で早々と二回の接種を終えた。当時は3回目の接種など考えもしなかった。あれから6か月、オミクロンの感染拡大が必要になってきた。
接種予約券を受けて娘が希望の前回接種を受けた近所の会場を希望したところ、ワクチン種に希望がとれず1月内は取れなかった。180歳の高齢者二人であり早期接種を望むので、家から離れた別の集団会場へ申し込んだところ、人気薄のワクチン種なのか予約できた。すでに治験済みのワクチンであり、何も問題はないと思うのだが。
コロナ禍を受けて保健所など関係の役所は多忙を極めているが、先週の末、その一つの課から、高齢者が接種所まで行く場合、往復のタキー代片道1000円を補助するという書類が届いた。有り難いことだが、税金の無駄遣いのようにも思われる。僕ら老夫妻は娘婿の車で、近所から車いす借りて送り迎えをしてもらう。世の中、何事もカネで解決しようという、無策な政治の表れである。