「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

47都道府県「旅ゆけば」 横浜1 伊勢佐木町 中華街

2021-09-17 09:59:27 | 2012・1・1
小ブログは今年4月から9月14日まで間断的に「東京ぶらり昔話」連載してきた一応25回で休載、本来の「47都道府県 住んだ町  旅した町に復活する。ただし、これまではは住んだ町札幌、郡山、長野、八王子は周辺の地域を含めて紹介済みなので、題名も「47都道府県 旅ゆけば」に改題する。馬齢を重ねて90歳とはいえ、47都道府県すべて旅した人は少ないと自負しているが、残念ながら介護老人ではこれ以上はー。

まずは筆者が生まれて育った東京に隣接する神奈川県横浜市から。横浜は東京、大阪に次いで人口377万人の大都会だが、独特の浜っ子文化を持っており、生粋の浜っ子はそれを自負している。その第一の繁華街が伊勢佐木町である。町の名は幕末開港のさいの奉行、伊勢、佐々木、佐川の苗字からきているが、青江三奈がため息まじりで歌った「伊勢佐木町ブルース」で全国的に有名になった。港に沿って北東1.2キロの商店街で隣接して中華街がる。戦前昭和の時代、子供だった筆者は親に連れられて銀ブラならぬ伊勢ブラに何回か出かけた。地元のデパート野沢屋で買い物をし、南京町で回転テーブルで一家で食事をするのが楽しみだった。