「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

47都道府県「住んだ町」「旅した町」 須賀川 芭蕉が8日間いた町

2021-02-27 08:26:27 | 2012・1・1

昭和44年(1969年)から2年間郡山に単身赴任していた時、今は亡き母や叔母3人を牡丹園に招いた時の想い出が深い。観光案内によると、東京ドーム3倍の広さの園内に290種7000本株があるそうで、江戸時代に摂津の国から苗木を取り寄せたもので歴史は古い。4月から6月が見ごろである。

福島県唯一の県営福島空港は須賀川市にある。新千歳と伊丹との間に定期便があり、空港は公園化されているが、東北新幹線の駅がないためか今一つ鉄道の便が悪い。しかし、江戸時代には奥州街道の宿場町で、松尾芭蕉は元禄年間、須賀川に7泊もしている。その宿泊跡が今芭蕉記念館。としてビルの中にある。

11月第二土曜日に松明祭りがあるが、これは天正年間、二階堂家の居城が伊達政宗軍の攻撃にあい、落城したのを模して催されている。東北三大松明祭りとして県内外から観光客が集まる。