「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

47都道府県「住んだ町」「旅した町」山ノ内町 志賀高原

2021-02-01 09:05:31 | 2012・1・1

長野県下高井郡山ノ内町といってもあまり知る人は少ない、あの志賀高原のある町だ。上信越国立公園の一角にあり町内には大小20近くのスキー場があり,その一つ、焼額山は1988年長野冬季五輪の会場ともなった.標高2000m高原地帯、積雪に富むスキー場のメッカともいえる。

山ノ内町はかって平穏(ひらお)村といい地元では湯田中、安代、発哺などの温泉郷として知られていたが、昭和28年、僕は当時では珍しかった志賀高原の西洋式ホテルに一泊した。ベッドに寝るのもシャワを浴びたのも初めての体験だった。後年志賀高原を再訪したところ、このホテルが閉業していたが、建物が昔のまま残存していた。

半世紀の年の流れである。地元の観光協会は志賀高原を冬のスキーだけではなく,四季を通じての観光地にしようと観光省の協力で19の遊歩道、登山道の整備にとりかかっている。温泉あり、スキー場あり、トレキング.コースありである