二人のインドネシア人看護師が言葉の壁を乗り越え、合格率1㌫という日本の看護
師国家試験の難関を突破した。二人は2008年度、日本・インドネシア両国間のEPA
(経済連携協定)に基づき来日、日本語を学びながら技術研修に励んできた。まずは
二人におめでとうを言いたい。
このニュースを知って僕が驚いたのは、二人が新潟県三条市にある三之町病院という
同じ職場で研修を受けており、しかも全国で合格したのは二人だけという事だ。HPに
よると、三之町病院は、かって三条市内にあった旧町名をつけた嵐陽会経営の総合病
院でベッド数210という、地方の中核病院である。
インドネシアからは2008年ー9年と二回にわたって200人をこす看護師が来日、日本
各地の病院に配置され、人出不足の職場で働きながら日本語を勉強、日本の国家試験
に挑戦しているが、言葉の壁に阻まれて合格したのは今回が初めてで、それもこの二人
だけである。
二人は昨年の国家試験の時は、日本語の問題さえ理解できなかったという。その二人が
1年後、見事パスしたのはもちろん本人たちの努力もあったが、病院あげての支援体制も
あった。二人は午前中は病院の仕事を手伝い、午後は同僚から日本語を習い、時には院
長みずから二人の指導に当たったそうだ。
僕は昨日、二人にお祝いのメールを送り二人の努力に賛辞を贈った。確かにEPAによる現
行の制度は、来日する外国人にとって言葉の負担があり、受入れる病院側にとっても経済
的な余計な負担をしいることになっている。このような状況下で、三之町病院が二人の合格
者を出せたのは、國際親善の上にたった関係者の努力の賜以外のなにものでもない。
師国家試験の難関を突破した。二人は2008年度、日本・インドネシア両国間のEPA
(経済連携協定)に基づき来日、日本語を学びながら技術研修に励んできた。まずは
二人におめでとうを言いたい。
このニュースを知って僕が驚いたのは、二人が新潟県三条市にある三之町病院という
同じ職場で研修を受けており、しかも全国で合格したのは二人だけという事だ。HPに
よると、三之町病院は、かって三条市内にあった旧町名をつけた嵐陽会経営の総合病
院でベッド数210という、地方の中核病院である。
インドネシアからは2008年ー9年と二回にわたって200人をこす看護師が来日、日本
各地の病院に配置され、人出不足の職場で働きながら日本語を勉強、日本の国家試験
に挑戦しているが、言葉の壁に阻まれて合格したのは今回が初めてで、それもこの二人
だけである。
二人は昨年の国家試験の時は、日本語の問題さえ理解できなかったという。その二人が
1年後、見事パスしたのはもちろん本人たちの努力もあったが、病院あげての支援体制も
あった。二人は午前中は病院の仕事を手伝い、午後は同僚から日本語を習い、時には院
長みずから二人の指導に当たったそうだ。
僕は昨日、二人にお祝いのメールを送り二人の努力に賛辞を贈った。確かにEPAによる現
行の制度は、来日する外国人にとって言葉の負担があり、受入れる病院側にとっても経済
的な余計な負担をしいることになっている。このような状況下で、三之町病院が二人の合格
者を出せたのは、國際親善の上にたった関係者の努力の賜以外のなにものでもない。