「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

         着物姿と愛国心

2007-06-17 05:25:05 | Weblog
朝鮮総連の代理人、元日本弁護士連合会(日弁連)会長、土屋公献身氏
(84)が着物で記者団に対応している姿をテレビの画面で見た。いまどき
従軍世代といえども家庭で着物姿の人がいるのだろうかー。僕の偏見か
も知れないが、同氏の場合、その姿は、なんとなくしらじらしく映った。

平成12年8月13日、当時の小泉総理が紋付き袴で靖国神社を参拝した。
小泉総理の紋付き袴は”サマ”になっていたが、僕はなんとなく”意図”を
感じとり反対であった。今回の土屋氏の場合もそうだ。彼の着物姿になにか
彼の”演出”心を見て取った。

着物はたしかに日本美であり”日本の心”を感じる。僕も30年ほど前までは
着用していた。紋付き袴で後輩の結婚式の仲人をしたこともあった。しかし
今は新年、結婚式にも着る機会がなくなった。これといった理由はないが着
付けが面倒で、付属品が高いぐらいなことだ。

土屋氏の日頃の言動は着物姿に似合わない。いくら”商売”といっても、彼
の総連弁護、ピョンヤン傾斜は、チョゴリの方が似合う。彼の「従軍慰安婦」
”日の丸君が代”発言は、着物姿でやって貰いたくない。

最近、神風鉢巻、軍服姿の街宣車を見かけなくなった。軍歌さえ禁じている団
体もある。"形”から入るのは、もう流行しなくなった。どうやら今回の騒ぎも誰
かがカネ欲しさに仕組んだ"茶番劇”のようである。