「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

   元公安調査庁長官逮捕と人権派弁護士

2007-06-29 05:15:27 | Weblog
「朝鮮総連」の土地住宅の譲渡をめぐる疑惑が表面化して以来、
”定期便”化していた緒方元公安調査庁長官宅への抗議街宣車が
昨夕、元長官逮捕の報をいち早くふれ回って来た。これで騒音に
悩まされてきた僕ら近隣は、ほっとした。と、同時に彼の逮捕で、
もやもやとしていた司法不信の一端が拭われた。

昨夜のテレビは、元長官の逮捕のニュースと並んで、山口県光市の
母子惨殺事件の広島高裁での差し戻し集中審議を報道していた。この
ニュースも国民の司法への不信を抱かせるものだ。残酷な証拠もはっ
きりしている事件の審議に、なぜ20人を越す弁護人がつき、被害者
遺族の人権を侵す弁護をするのかー。

弁護人の代表格は、オーム裁判で審議の引延しをはかり、三重の毒カレ
ー事件、住宅偽装事件などにも関与している。死刑廃止を旗印に人権
派を名乗っているが、僕にいわせれば、犠牲者の人権を無視した売名
行為としか思えない。

偶然か必然か解からないが、この弁護士の”親分”が逮捕された元長
官に”騙された”か”騙した”は解からない「朝鮮総連」代理人の土屋
公献・元日弁連会長である。土屋氏は”人権派”弁護士の総帥で、オー
ム裁判に関連して、この弁護士が逮捕されたとき、かれの救援の代表を
している。

”緒方氏のサギが本当なら極めて悪質”-と土屋氏は新聞に語っている
が、「朝鮮総連」代理人の土屋氏が、司法修習生時代同期の緒方氏に
この話を持ち込んだのではなかったのか。狐と狸、結局はカネが目当
ての犯罪らしいがー。