「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

競馬の効用 ボケ防止

2006-12-25 08:04:34 | Weblog
有馬記念(G1レース)に徹夜組を含め10万人をこすファンが集まった
そうだ。競馬自体の売上げは減ってきているのにこの人気。やはりフ
ァンのお目当ては名馬ディープインパクトのこれを最後に引退するラス
トランの観戦だった。ディープインパクトの見事な勝っぷりは、この名馬
の最後の花道を飾るのにふさわしいものだった。

今年最後のG1レースに僕も大枚500円を投じてテレビ観戦した。格言
に"終わりよければ、すべてよし”とある。僕もそれに期待したが、残念
ながらダメだった。ディープインパクトの単勝を買えば100円の儲けにな
るのは解っていても、それを買わない。それが競馬なのだ。

この一年、僕は友人の電話投票に乗っかって中央競馬G1レース三連複、
一枚100円の馬券を5枚、つまり500円だけ買った。G1レース23のうち
都合で買えなかった3レースを除く20レースを買った。その結果はフェブ
ラリーステークス(5,920円)と桜花賞(3,810円)2レースをとってい
るので投じた10,000円マイナス獲得金9,730円、収支は270円の
の損で終った。

競馬は推理のゲームである。事前にあれやこれやと推理するのが楽しみだ。
若い時は専門の競馬専門紙を買って、本格的な推理をしたものだが、今は
一般紙の僅かな情報を頼って推理しているだけだ。それでも推理することで
ボケの防止には役立っているーと僕は信じている。いずれにせよ一回500円
の投資である。