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世界同時株安とIT業界

2008-01-24 01:27:44 | Weblog
あるインターネット関連の会社の社長に聞いたところ、影響は軽微という意見を言っていました。自分も2000年のITバブル崩壊とは違って、IT企業が先導を切った、業績の悪化による株価の下落ではないので、IT業界そのものの業績が落ちたわけではなく、影響もさほどないだろうという意見でした。

サブプライムローンで影響を受ける銀行、証券、不動産業界(間接的に)、コンプライアンス不況の建設、住宅関連、円高で影響を受ける輸出企業といったところが、とりわけ深刻な感じですが。

しかし本当にインターネット業界に対する影響が軽微だと考えていいのか、疑問が生ずるようになりました。

去年の7月をピークに株価が波を打ちながら下がり傾向を続けていましたが、下がっているのは鉄鋼、造船、他内需、輸出関連といったことろですが、それに比べ、ミクシー、楽天といったIT,インターネット関連は比較的堅調だったので、これはやはり経済の先を見据えて、ITは比較的堅調を見込んでいるんだなと思いました。

ところが、去年の12月に入ると、そういった新興のIT関連企業も大幅下落し、他の大型株に付き合う形になりました。昨日反発しましたが、大型株の戻りに対して、IT企業の戻りは鈍いです、中には下がっているものあります。これは何を意味しているのでしょう。

一部の評論家が、この下げはサブプライムローンとか原油高を超えて、業績の悪化、不況に入ったことを示すものと言っていましたが、まったく同感です。

株価は実態の経済の鏡で、過去裏切ったことがありません。経済に影響が出るということは多少のでこぼこがあるにせよ、業種問わず影響がでますから、やはりIT業界も無傷ではいられないのでは。

もちろん個別企業で見れば、不況に入っても工夫で乗り切る、逆に繁栄するところもでてくるとは思いますが、リアルであろうとネットであろうと経済活動を行う企業、個人にとって優しくない年になりそうな気がします。


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