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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

海外オンラインショップは密かなブーム?

2008-01-12 02:22:05 | Weblog
海外向けオンラインショップのセミナーの盛況ぶりには驚きました。あるオンラインショップのASP(アプリケーションソフトをインターネットを通じて顧客にレンタルする事業者)でシステムの紹介ですが、来ていた人が明らかに個人でした。年齢からすると20代から上は50代まで幅広い感じでした。それぞれ説明を熱心に聞いていた様子です。

そのASPは多言語に対応していて、商品管理、顧客管理など良くここまで、というくらい細かい設定がされていて、そのシステムの完成度は高いものでした。

自分は何しに行ったかというと海外オンラインショップに対して、どれほどの人が来て、どれほどの反応を示すか、どのような人が来ているかを知りたかったのと、実際そのASPが使えるのかどうか調べたかったからです。

去年立ち上げたばかりで、システムが完成度が高く、申し込みや問い合わせが多いそうすが、まだ実際に運営しているユーザーは少ないそうです。やはりか、という感じです。どんなにシステムが良くても運用がうまくいかなければ当然利益には結びつきません。

肝心の運用はその事業者もわからないようで、運用に関しての専門業者との提携を模索中だということでした。システムが充実していて比較的廉価で提供するというのはとてもいいのですが、個人もしくは慣れていない事業者が、海外オンラインショップを始めるに当たって運用のノウハウ、物流、決済、法律や海外のネット事情を含めた多くの知識や事前調査が必要となります。

日本国内でオンラインショップに慣れていれば同じだろうという考えは危険です。ネットとはいえその国によって事情が違います。例えば各国でウェブマーケティングの要領も違ってくることが容易に予測がつきます。

米国では検索サイトではgoogle ,yahoo, オークションではebayと環境が似ているので、あまり違和感がないかもしれませんが、中国で検索サイトは百度、オンラインショップは淘宝網ですが、日本と同じようなSEOをやっても通用しないようです。韓国は検索サイトはネイバーで独自のアルゴリズムを持っています。それから韓国では個人情報保護への関心が低く注意が必要なようです。

ヨーロッパでは日本がブームらしいですが、ブームだけでオンラインショップを始めるのはどうかと思います。

このご時世だから、海外に目を向けざるを得ないかもしれませんが、いづれの国をターゲットにするにせよ、入念な準備が必要なようです。時間を短縮するため、コンサルや事業者、海外オンラインショップサイト運営者からノウハウを得るという方法もありますが、いかんせん料金が目玉が飛び出るほど高いというのが難点です。


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