SEO(すこし、E な、おやじ)のホームページ

ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

ネイバーはグーグルを超すのか?

2009-07-25 01:38:01 | Weblog
韓国のインターネット検索サービス最大手「ネイバー」(シェア世界5位)が7月1日から日本でサービスを始めたのはご存じかと思います。ネイバーの言い分ではグーグルのロボットエンジンは限界があり、爆発的な情報拡大で、すべての情報はカバーできていない、ということです。

ユーザーの知りたいを満たすために、人間の経験、力を活かす方法の方が優位性があるということですが、あながち的外れとも言えないのかと思います。

最近のグーグルの検索では、調べたい複合キーワードをヒットさせても、知りたいのが出てこない、出てきても最初の上位3つのサイトぐらいという事がよくあります。本当にその検索が正しいものと信じて良いものか迷います。

グーグルのロボットエンジンのアルゴリズムに被リンクの量と質があって、質の良い被リンクが多ければ良いサイトという考え方に基づいていますが、昨今のペイドリンクが横行して、結局金を積めば質の良いリンクが多く獲得できるとすると、金を多く積んだものが上位ということになり、そのグーグルのロボットエンジンの判断が屈折した順位を生むことになりかねません。

ロボットの精度が高まって人間の目に近づいているという見方がありますが、昔に比べれば格段に上がっているのは理解できますが、果たして高度になってきてるSEO(スパム的)をかわすことができ、完璧なオーガニック検索を将来実現できるのかというと、果たしてどうかなと思います。

従来のディレクトリー型では、コスト面でロボット型にかなわないというのがあり、合理性を突き詰めると勝算がないと思いますが、ネイバーの探しあう検索、といったユーザー参加型の検索だと、その辺はクリアできるのかもしれません。

ユーザー参加型が果たして、ネイバーの言うように精度の高い検索エンジンとなるのかどうかわかりませんが、可能性はあると思うし、面白い存在となるとは思います。

それとロボット型の機械的に情報を選び出す手法そのものの精度を上げることばかりが、果たして良い結果を生むのか、検索エンジンのあり方にネイバーの存在が一石を投じることとなったように個人的には思います。


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地域ポータルサイトの効果

2009-07-18 02:03:57 | Weblog
e-まちタウンという地域情報の全国版のポータルサイトご存知でしょうか。全国の地域情報をかき集めたサイトです。各県のリンクをクリックすると各県のサイトに飛び、そこからさらに各地域のサイトに飛びます。

ここが面白いのは、単に企業広告の枠を売るという事ではなく、地方ごとの枠を、ここのポータルサイトのフランチャイズとして、企業に売り、枠をもらった企業はその地域の枠を自由に販売できるというものです。

まさにフランチャイズで、フランチャイズ店は枠を買って、その中の枠を小分けしてさらに売るということです。

ただ問題はフランチャイズ加盟金に当たるイニシャルコストと月々のロイヤリティです。初期投資は70万で月々35万です。それだけ払って、広告枠は最大で24です。それがメジャーのポータルサイトのように月間1億PVぐらいあればまだしも、4千万PVで、地域で見ると埼玉で10万PVでは高い気がします。

CTR[クリック率]がよほどよければ別ですが、訪問者の属性が絞られ、専門性の高いページで、その専門性に合致した企業広告なら効果もあるものの、地域のポータルサイトであればユーザーは絞りれていないので、ほとんどメリットはないです。

おそらく35万払って、収益はうまくいっても半分以下ではないかと思います。しかも放っておいては駄目で、自分で自分の地域の情報をかき集め、メンテし、営業をするということです。フランチャイズ本部にとってはおいしい仕組みです。

それだったら、同じ埼玉のポータルサイトの月間200万PVのイーシティの方が、広告、月間2千円(1年前の話だから今はわかりません)ですから、こちらの方がはるかにいいと思います。

地域ポータルサイトは、業種によっては効果あるかもしれませんが、だったらジャンルがちょっと違いますが、iタウンに払ったほうがいいかもしれません。掲載数が多いためか、月間2億PVの割には、CTRは大したことありませんが、サイトの信頼性を高めるという間接的効果があるように思います。訪問した複数のユーザーが、iタウンに載せている会社はしっかりしているという印象があるということを言ってました。月額5千円だったら悪くはないでしょう。



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Googleは飽和状態?

2009-07-10 01:10:40 | Weblog
あるセミナーでGoogleのマーケティングマネージャーの方が会場に来ている人に、Google Insight for Search を使ったことがあるか、と挙手をとったところ利用している人がわずかでした。来場している人は、そのセミナーの趣旨ですと、IT業界の人ばかりだったと思います。

これは検索すれば分かることですが、検索のトレンドが分かります。入力したキーワードがウェブ上でどれくらい話題になっているのかを、グラフや詳細データで表示されますので、とても便利です。

このようにまだあまり知られていないのも含めてGoogleが実施ししているサービスって、45項目もあるんですね、驚きました。さらにGoogleパソコン基本ソフト(グーグルクロームOS)が来年後半にリリースするようですから、46項目ですね。

グーグルのどのサービスも無料で、無料でありながらどのサービスも高度なテクノロジーで構築されたもので、ユーザー側の創造性をはるかに超えたものもあります。個人的にはあまり興味のないもの、使わないものも多々ありますが。

しかし、以前取り上げたように、ここにきて無駄と思われるものもあります。サーチウィキなんか、すぐに使わなくなったと言いましたが、必要ないのではと思います。
個人で順位を上げ下げしたり、消したりして、何の意味があるんでしょうか? 個人の気に入った検索結果を保存しておくという効果はありますが、日々順位変動するのに、トレンドがまったくわからなくなってしまいます。

iGoogle とGoogleでは検索結果が微妙に違うというのはお気づきでしょうか? これがサーチウィキの機能を使っていなくてもです。iGoogleの検索結果はそのブラウザを利用している個人の閲覧履歴が影響を与えているようです。それを理解していないと、誤った判断をしてしまいます。

純粋に検索という機能でみると、Yahooより優れているように思いがちですが、キーワードによってはそうとも言えないことがあります。「はむんつサーブ」というダンスグループがいます。一般的ではありませんが、マドンナに見染められた、そのジャンルでは有名なグループです。それをGoogle 、Yahooで検索してみると Google では検索結果はたったの2件です。しかも「はむんつサーブ」を知りたい人に満足させる結果ではありません。一方Yahooは176000件です。もちろん1ページめだけで充分わかります。これは1年前から同じです。

残念ながら他のキーワードで検証したわけではありませんが、まだまだこのようなキーワードがあるはずです。

いろいろサービスを広げるのもいいですが、Googleはもうちょっと基本的なところを追及してほしいと個人的には思います。




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ネット時代の営業

2009-07-05 13:37:29 | Weblog
ネットが出現して以来、飛び込み営業、無作為の営業電話がほとんど効率悪くて顧客へのアプローチとしては最善策とは言えない方法であることはさんざん言ってきましたが、もちろんフェイスツーフェイスの営業が必要なくなったという事ではありません。

むしろそれこそ重要です。ファーストコンタクトでの訪問営業は確かに効率が悪いですが、ファーストコンタクトはネットでやるにせよ、クロージングはフェイスツーフェイスでなければ、ということが多いでしょう。

ネットショッピングなどBtoC(ビジネス ツー コンシューマー)はネットだけで完結し、対応としては電話だけで会うことはほとんどないと思いますが、特にBtoB(ビジネス ツービジネス)の場合、会ってコミュニケーションを図らなければ始まらないケースがほとんどでしょう。

以前、車関係の社長で、自己紹介の時に昔 営業で1日50件回ったと言っていた人がいますが、これは個人客対象で、法人対象だと現実的には難しい話です。しかし法人対象でも、1日10件、最低でも5~6件は訪問営業できるでしょう。

ところがあるプロジェクトでの企画で、営業の話を持ちかけたところ、IT関連以外職に就いたことない人たち(もちろん全てではないと思うし、一部なのかもしれませんが)は1日2件と言っても、そんなに多いの? といった反応です。

営業やったことがないので分からない、という人もいました。営業といっても全く無差別に電話してアポ取って訪問するという事ではなく、もともと関係があるところの会社対象です。

まだネットが出現する前、法人対象とした営業はアポを取って訪問しましたが、時々自分を鍛える意味でもいきなり飛びこみ営業をやったことがります。もちろんほとんど効果ないし、法人の場合、アポを取らないで行くとほとんど通されなし、相手に失礼ということになります。しかし、1件だけ、今どき飛び込みなんて根性あると評価され、対全取締役プレゼン、社長プレゼンまでこぎつけ受注したことがあります。

それはまれなケースで、今のご時世であるならアポを先に取るべきでしょう。ネットが進化した時代においても、ネットの背後にいるのは人間です。ビジネス上人間同士のコミュニケーション、交渉は当然重要です。

学生の頃からネットの環境にどっぷり浸かれることができた世代は羨ましいとおもったことがありますが、泥くさい営業をせざるを得なかった時代に生まれたことは決してマイナスではないというとはつくづく感じます。



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