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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

拝活字、拝テレビ主義

2008-01-09 00:06:27 | Weblog
新風舎が2006年に出版部数業界1位までのし上がった背景には、人々の拝活字主義が根強く残っているというのがあると思います。本を出すと偉いとか、作家と呼ばれたいとかいう願望は、結構誰でも持っているものではないでしょうか?

そういう欲望にうまく付け込んだのが、文芸社、新風舎等の自費出版社だということが、言えます。

おかしいのはウェブ2.0の時代でインターネットが幅を利かせているご時世においても、電子出版、携帯小説、ブログよりも、ちゃんとした製本で出版するほうが、格が上という意識があるんですよね。本離れが続き、出版不況といわれていてもですから。

もうひとつおかしいのはテレビです。一時期ホリエモンが、ネットがメディアを支配する時代が来るなんてこと言ってましたけど、その当のホリエモンはなぜテレビメディアを買おうとしたんでしょうか? ネット業界の雄、楽天はなんでTBSの株を保有しているのでしょうか?

表向きの理由はさておき、テレビがメディアとして依然強力ということを認めているからでしょう。

タレントの上島が、ある番組で、司会者に「今どこの番組でレギュラーなんですか」、と聞いたら、「インターネットだよ、俺も苦労しているんだ」、と苦笑いしてましたが、これは本当はテレビでレギュラーを持ちたいんだけど、インターネットで甘んじている、という意味でしょう。

会社のことがテレビで取り上げられる、人気ウェブサイトで取り上げられる、どちらがいいいかというと前者でしょう。

そういうことを考えると、根強い拝テレビ主義というものまだまだあるということでしょう。裏を返せばインターネットはウェブ2.0で個人の情報発信が盛んになって、露出が簡単である分、その露出の容易さが露出の価値を下げているということが言えないでしょうか。




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