SEO(すこし、E な、おやじ)のホームページ

ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

怪しいサイト

2008-04-30 01:05:33 | Weblog
先日知り合いから、あるサイトを見てどう思うか判断して欲しいと頼まれました。判断というのはサイトの出来ではなく、そのサイトの言っていることが本当かどうか見てくれ、というものです。情報機関でもなく、消費者センターでもないので、判断するのは限界がありますが、とりあえず見てました。

http://www.f1rex.com/jp/index.html

これはF1 REXプログラムで、簡単に言うとFXで運用するファンドに出資しろ、というものです。しかしただのファンドではなく、配当が10日に1回受け取る事が出来、しかもその利回りは驚異的に高く、出資している間、受け取れる仮想マネーで、買い物や各種サービスが受けられるというものです。

これを聞いただけで、怪しいと思いませんか? 以下は気になった部分を取り上げました。

F1 REXプログラムに参加するには、EM(電子マネー)URO(ユーロ)を購入することにより権利が発生します。1UROは日本のお金で 200円の価値があります。
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参加者はG.C.Aクラブの提携先でEMを使用し買い物などの各種サービスが受けられます。
URO購入者は10日毎に参加口数ユーロの10%~12%を規定%まで受け取ることができます。(最大300%~360%まで)
新規登録の際Eマネー購入の20%は代行センターで購入して下さい
毎回取り引き時に投資金額の約 15PIP(約 15%)の利益を目標にしています.一ヶ月中 20日間このような取り引きを続ければ大きな利益になることは.間違いありませんが、参加費回収期間中は解約ができず、また元金の返還はありません..
しかし投資金額によって早くは 50日、遅くても100日以内に一応元金に該当するEマネーが 100% 回収になるのでリスクはよほど低いと言えます..上記の元金回収期間をもっと減らそうとすれば紹介活動などを通じて縮めさせることができるしもっとリスク を減らせることができます..活動によってEマネーが貯まれば現金化するとか神の手ファンドプログラムに参加してもう一度の利益を上げることができます. 元金回収期間以後の収入は純利益だと見ればいいわけです..
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紹介活動というのがポイントです。要するに他の人から金を集めろというのは、それ自体が配当の原資になるということじゃないですか。 「神の手」と命名するあたり、詐欺っぽいですよね。

円天という仮想通貨を道具にして詐欺を起こしたL&Gにどこか似ているような感じがします。

アメリカの会社という明記なので、調べるのに手間が掛かります。恐らくその辺も狙ったんでしょうね。NFAという先物の協会に加入しているということですが、実在するのかどうか分かりません。

当然、知り合いにはどうみても怪しいので、自分だったら投資には乗らない、といいました。案の定、知り合いが確かめるため担当者に会ったそうですが、ファンドの実績も運用の案内も見せず、早く振り込む事を催促したそうです。

このケースは客観的に見ると怪しいというのは火を見るよりも明らかですが、当事者となるとなかなか見抜けないケースもあると思いますので、気をつけたいものです。


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ネットの法律の穴

2008-04-28 00:55:53 | Weblog
ネットマーケティングの雑誌で、ネットに関する検定と称して設問が34問ありました。カテゴリーがSEO、メールマーケティング、法制度というようにいくつかあった中で、これはちょっと難しいかったというのは法制度のところでした。SEOやマーケティングの事に関してはほぼ正解でしたが(何の自慢にもなりませんが)、法制度は意外に無知でした。

以下が興味深かった設問です。

ECサイトにおける商品などの説明で、景品表示法に違反する恐れのあるもの選べ
1 「送料無料」をうたうページの文末に小さく載っている「配送条件」をクリックすると「東京都内のみ」と記されている。
2 3ヶ月以上の契約で1か月分が無料になる有料サイトで、「1か月分無料」とだけうたい条件を明示していない。
3 「通信速度最大100Mbps」と強調し通信設備の状況や他回線との干渉で速度が低下する可能性を明示していない。
4 販売している商品をクーリングオフの対象にしていない

2、3,4あたりがくさいと思っていたら、正解は1,2,3ということです。

景品表示上の問題点、注意点は公取委員会が景品表示法上の問題点と留意事項を公表していて、1の場合など、送料無料の例外となる地域を別のページに記載している場合、「送料無料」の文字のすぐ脇など目立つ位置にリンク先に何が書かれているかをはっきり分かるように表示する必要があるようです。

この辺はECサイトを作成する時など注意が必要かと思います。

4は一見すると当てはまるように思うのですが、クーリングオフは景品表示法の問題ではなく、特定商取引に関する法律の問題らしいのです。この特定商法上、ECサイトでの通販販売では、販売する商品をクーリングオフの対象にすることを義務づけられていないという事です。

このクーリングオフが景品表示法の問題か、特商法の問題かは、法律に詳しい人でないかぎり、分からないこと、というかどっちでもいい話ですが、驚いたのはネット通販では義務づけられてはいない、という点です。

ネットの取引に関しては、詐欺、インチキが多いなかで、消費者を保護するクーリングオフは特に意識はなかったですが、あるのは当たり前のように思ってました。それが義務はないというから驚きです。

ネットの世界は相手の正体が見えにくい分、相手をだます事に心理的抵抗が薄いように感じます。IPアドレスを特定しただけでは、相手を特定することはできません。警察もよほど額が大きいか、社会的に影響を与えるほど被害者が多くないと動きません。

クーリングオフが義務づけられていないとなれば、よほど注意して、自分の身を守らなければならないということでしょう。


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売れているユニークなサイト

2008-04-25 01:13:02 | Weblog
埼玉県の朝霞のお菓子メーカーのサイトです。山吹色のお菓子

『山吹色のお菓子』は、極めて真面目に企画した贈答用のお菓子です。
大人が、粋で洒落た贈り物をする事考えて、商品に稚拙な演出は極力避け、真面目にウケを狙うビジネスツールとしての十分なクオリティーを考慮しました。


と紹介され、中身は胡麻風和風パイなんですが、普通は中身のおいしさを訴えるものですが、商品の事はほとんど載せておらず、商品を包むパッケージの自慢話を載せているという風変わりなサイトです。


外箱は黒漆塗りの重厚なイメージ、商品を包む薄紙にも自慢が入り、お菓子一つ一つが、小判の束のような包装でつつまれています。



値段は普通の和菓子の1.5~2倍します。それでも飛ぶように売れていて、2ちゃんねるあたりではうわさになっているそうです。



年に4~5回イベントでやるそうですが、それで充分利益が出るそうです。



実はこれは菓子メーカー独自でやったことではなく、プロディーサーとウェブサイト製作会社が噛んでいるとのことです。



そのプロデューサーの話だと、商品の中身は何でも良かったそうです。とにかく面白い箱を思いついたのでその箱があれば、中身は何でもいけるということです。



菓子製造メーカーでは思いつかない発想なので、絶対売れると豪語していたらしいです。



中身の選択より、売り方が重要というのは言い過ぎかもしれませんが、見せ方、演出というのは重要なことは間違えないでしょう。同じ商品でも箱が立派だと受け取り方が違います。



自分も店の演出で経験がありますが、会員カードをゴールドにして立派にしたら会員がそれだけで増えました。チラシを4色刷りから5色刷りに変えたらやはりお客さんの反応は良くなりました。


自分のお客さんでサービスや言っていることが同じでもサイトの外観を変えただけで、お客の反応が良くなったと報告を受けました。


この「山吹色のお菓子」の例は単に外見を立派にしたとうわけでなく、パロディが入っているという点で、ユニークさがあると思いますが、やはり売り方、見せ方を考えるというのは大事だという事を改めて認識しました。


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専門家安売りサイト

2008-04-23 01:26:32 | Weblog
情報サイトのオールアバウトは会員登録した消費者数が3月末で17万人となり、前年比3.5倍となったそうです。専門家相談サービス「プロファイル」は会員の増加にともなった専門家数の増加で、これまで赤字だったのが、この1-3月期に初めて黒字になったということです。

サイバーエージェント22日から「リクエスチョン」という専門家相談サイトを開始するということです。この場合はオールアバウトと違って、仮想通貨「アメゴールド」を質問したい専門家や芸能人に支払う形式をとっています。その仮想通貨は、クレジット決済で入手するということですから、有料という事です。ただネットでの相談なので恐らくは低料金ではないかと思います。


こういったサイトで専門家に気軽に相談することに対して、消費者のニーズは高まっているという事です。

一方でアールアバウトに登録している知り合いの専門家に聞くと、必ずしも登録して、質問に答えることによって利益には繋がっていないということです。多分大方の人は売り上げに結びついていないのでは、と思います。

質問に答えなければ、露出する事が出来ず、競って質問に答えるほかないわけですし、コラムも確かノルマがあって週に何回か書かなければいけないんです。メルマガで専門家の書いたコラムが紹介されますが、わざわざ読みに行かないですよ。

大変だと思いますが、それでも登録する専門家が増えているということは、どうしても露出したいということなんでしょうか。

物を売る建築家や不動産やといった専門家なら、情報を提供して糸口をつかむのはわかりますが、情報や知識をそのものを売り物にしている専門家はどこまで切り売りするか難しいでしょうね。

例えば弁護士なんかは、事務所で相談すれば30分5千円取ります。それがオールアバウトでは無料を強いられるわけです。弁護士にとってはオールアバウトに登録料を払いますから、お金を払ってサービスを提供するということです。
只ならどこまで相談できるのかと試しにこの間契約に関する込み入った内容の質問をしましたが、誰一人回答を出しませんでした。さすが難易度の高い相談は只というわけには行かないようです。

それにしてもそういうサイトが繁栄するという事は、消費者にとっては便利なる一方、情報の価値がそれだけ下がってくるということで、手放しでよい事とは言えないように思います。


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変なリンク

2008-04-21 01:17:34 | Weblog
スパム業者はスパムクローラーと呼ばれる Web サイト巡回ツールを利用し、Web サイト上に掲載されているメールアドレスを収集し、そのアドレスに対してスパムメールを配信します。

この対策として Web サイトに掲載するメールアドレスの文字をエンティティコード(数値文字実体参照)で表す方法があります。

たとえば、mailto:info@melpod.com をエンティティコードにすると、
mailto:info@melpod.com となります。

もともと実体参照とはHTMLのタグで使われる文字をエスケープするための記述方法です。たとえば比較で「< >」を書きたいときは,文字実体参照では「< > 」数値実体参照では「< >」と書かなければいけません。こう書かないとコンピュータにタグと判断されます。

これらはスパムクローラーなどから見つかり難くなるという利点を持っています。ゆえにスパムを避けるために実体参照が使われるケースがあるということですが、先日首をかしげるようなタグをみつけました。

相互リンクをしているページで、「リンクを貼っていただく際は、下記の情報にて掲載ください。」とあって、以下のようなソースコードを貼るように記してありました。

○○○の保険商品なら○○○○保険市場

この裏を見ると上述したような文字実体参照が構文で使われていました。

<a href=" http://www.xxxxx.com/xxxxx/" target="_blank">○○○の保険商品なら○○○○保険市場</a>

使われているのがここだけで、他のリンクはまったく使われていませんでした。あまり意味がないような感じがしますが、何かメリットあるんでしょうか。




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大丈夫か?IT途上国

2008-04-18 01:17:59 | Weblog
ブラウザポップアンダー配信という広告方法をご存知でしょうか? 今アメリカで流行っている最新の宣伝方法らしいです。
ポップアンダーとは、ポップアップと同様にサイトを開いた時に、新しいブラウザウィンドウを立ち上げますが、使っているサイトの裏側に新しいウィンドウを開くことを言います。ポップアップよりサイトの訪問者に不快感を与えにくいことが期待されているということです。
例えばユーザーが健康関連のサイトを開いたとします。するとそのサイトの裏側にブラウザ一面のサプリメントの広告が現れるという感じです。
個人的にはポップアップは当然むかつきますが、ポップアンダーも、裏側に出るということであろうと、広告は広告なので、しかも一面なので不愉快に思いますが。

ポップアンダーの是非はともかく、こうこう新しい手法、技術、はいつもアメリカが先なのは何でだろうかと思う事があります。ネットの要である検索エンジンも結局アメリカ産で独占されていますしね。 もっともネット自体アメリカ発ですが。

広告の話を聞いたとき、なぜそんなことを思ったかというと、たまたまアメリカの教育のニュースが耳に入ってたからです。

アメリカの高校生は経済の授業で、利回りの計算をするそうです。驚いたのは、複利計算で3%だと、何年で元本の倍になるかという計算が瞬時に出来る事です。 

公式は72÷利回り、で出た数字が元本の2倍になる年数らしいです。こんな計算式始めて聞きました。

一方、日本では、大分学年は下がって小学校の話になりますが、小学校4年で、百人一首を丸暗記する宿題が出て、ある親がそんなの必要があるのか、と抗議したらしいです。もっともな話です。これに対し学校側は、試験に出やすいからと応たえたそうです。大人になってカルタでもやるとき役に立つかもしれません。

こんなことばかりやっているから、コンピュータでアメリカに先制され、インターネットで先駆けされ、10年前には自転車が天安門広場の前を埋め尽くしていた中国にも負けるだと思います。教育現場とは程遠い位置にいる自分でも、大丈夫か!と思わず言ってしまいたくなります。


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ネット本を出すリスク

2008-04-16 01:35:32 | Weblog
本はネットに関しては硬い本からやわらかい本まで、新刊はなるべく本屋で目を通しています。目次や大体の中身をぺラットめくってこれはといった本を購入するのですが、購入した本のうち、役に立つのは半分で、後の半分は読まなければ良かったというものですね。

一昔前は本を出しただけで、一目を置かれ、先生扱いというのもありましたが、本の出版を営業の手段、販促ツールとして乱発されるようになるとその価値も低くなったような気がします。

無料レポートを餌に、アマゾンで一定の期日で買わせ、購入部数を稼ぎ、「ハリーポッタを抜きアマゾン1位」、というのも使い古した手段になってしまいました。もっとも昔は丸善で自身が出版した本を買占め、丸善で週間1位てなことをやってましたんで、今も昔も対して変わらないって感じです。

しかし昔と違って、今はネットがあるので、安易に販促ツールとして本を出す事がリスクになる場合があるような気がします。

というのはアマゾンのカスタマーレポートや2ちゃんねるで自由に感想が書き込め、その批評が大勢の人にさらされるという危険です。昔であればよほどクローズアップされるか、著名なものでなければ批判の対象にならなかったのが、今は簡単な手段があるので、どんな本でも批判ができます。

たとえば最近出た本で、「ありえないマーケティング」22歳で学生が1億稼いだというセンセーショナルな表紙でしたが、内容はそれとは裏腹に陳腐的なものでした。24歳(現在)にしては、よくここまで書けたなという意味では敬服しますが、人にわざわざ買わせて読ませるだけの事があるかというと疑問です。

当然そういう見方をする人が少なからずいますから、批判めいたコメントが結構寄せられています。問題はそれだけでなく、著者が16万近くする高額の携帯マーケティング塾をプロデュースしていて、その塾の多くの塾生が「返金を求めた運動」を起こしている事実がカスタマーレポートにより露呈されてしまったことです。2ちゃんねるに出るよりも影響が大きいでしょう。これにより販促のつもりが、思わぬ足かせにもなりかねないということになろうかと思います。

ある企業ブログの制作会社が出した本が、ウェブ製作会社をコケにした内容を載せたため、カスタマーレポートで一斉攻撃されました。慌てた著者が泣きつき半分でメルマガで、自分のシンパに好評を書くように頼み込んでいました。

こういうのをみると安易に本を出すのは考え物だということが言えます。何かをすれば、必ずそれに対し批判をする人が出てくるのは避けられないですが、販促といった手前勝手な事だけで本を出すと、足を引っ張られる結果になることは明らかでしょう。






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SEO対策の罠

2008-04-14 01:29:11 | Weblog
最近SEO業者もたくさん増え、それほどネットに詳しくない人も、SEOという言葉を聞いてもなんだか分からないという人は少なくなってきたのではないでしょうか?

今はSEOよりSEMだという意見もあるようですが、基本的にSEOを意識しないでサイト作りは出来ないでしょう。というかそこを無視するサイトはどうしょうもないでしょう。

アドワーズやオーバーチュアのような検索連動型広告だとスモールキーワードならいざ知らず、そこそこのキーワードだったらお金が掛かります。ビッグキーワードになればワンクリック600円なんてザラですから。そうなると採算がとてもじゃないけど合わないという方々が多いでしょう。

そうすると上位に上げられればそこからタダで人が流れてくるSEOの方がいいと思うかもしれません。

ただ、SEOを意識するのはいいですが、過剰にSEOに期待するのはどうかと思います。

SEO依頼を受けて思うのは、このサイトを上位に上げてもしょうがないだろう、というのがあります。しょうがないと思えるサイトの例をあげて見ます。

○トップページが一見何のサイトか分からない。
○いろいろ内容がてんこ盛りで、何がメインなのか分からない。
○デザインばかりで内容がない。
○明らかに競合店と差別化が出来ない、劣るサイト
○サイトのコンセプトがおかしい。
○実店舗のサイトの場合、実店舗の営業戦略とSEOがマッチしない。

ひとつは上位に上げてもサイト自体に訴求力がないかぎり、訪問者の顧客化は希望薄です。またひとつは、集客を図るのに必ずしもSEOが優良手段とは限らないということです。

前者は結構説明すれば理解できると思うのですが、問題は後者です。一旦サイトで集客を図るという意思決定をすると、そのほかの手段に方向転換する意思決定を下すのは勇気がいります。方向転換するということは、たとえば実店舗では新聞チラシ、ポスティング、フリーペーパー、ファックスDM、DM等、概してコストアップする手段ですから。

それに大抵はリアルサイドで限界を感じたからネットに移行したわけですから、そのリアルサイドでもう一度戦略を見直すという経営判断は、後戻りするような感じで、なかなか難しい判断となることでしょう。

アドバイスする方も難しいです。なぜならSEO業務依頼を受けているのに、営業戦略に口を出すということですから。肩書きを変えれば別ですが。




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利益の裏側

2008-04-12 01:21:13 | Weblog
光通信の2008年3月期の連結純利益が7割減と報じられました。原因は有価証券の評価損の特損計上ということで、本業の状態を表す経常利益は18%増と本業自体は好調ということです。

この数字から浮かんでくるものは、経営判断で利益が大幅に減るところを、従業員を鞭打って働かせ、従業員の血と汗でカバーしたというものです。社長が鬼の形相で、従業員に怒号している姿が浮かんできます。

というのは、この会社ITバリバリの会社のように見えるけど、聞いたところによると、滅茶滅茶、泥臭いどぶ板営業らしいです。利益の根源は革新的な技術でもなく、効率的なシステムでもなく、従業員の足と口というから凄いですよね。ノルマが以上にきついらしいです。

メールで人材派遣の会社からプログラマーの紹介が勝手に届きましたが、見ると経歴が凄く,Javaのほか、あらゆるコンピューター言語の経験が長いでんです。長ければ優秀とはかぎりませんが。驚くのは年収で200~300万ということです。

これだけ技術を持っていて年収が大企業のOLなみで、恐らく馬車馬のように働かせれているんでしょうね。IT業界も案外こういう従業員の犠牲で成り立っているのかもしれませんね。

マクドナルドのあの売り上げ、低価格による脅威の販売力は、システム効率化によるものだと思ってましたが、店長の異常な労働時間の犠牲の上に成り立ってたことがばれてしまいました。

案外、世の中の企業で中間管理職や従業員の給料をまともに時給で支払っていたら、ほとんど利益がでないところが多いかもしれません。


つまるところ大半の企業の利益は中間管理職や従業員に低い賃金と高い貢献を強いることによって捻出されているように思います。





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SE,プログラマーという人種

2008-04-10 01:04:06 | Weblog
SE,プログラマーは大変不足しているようです。先日あるモバイル関連の会社の社長もプログラマーがなかなかいなくて大変といってました。

プログラマーになるなり手が少ないというのが現状です。何で少ないか、一つはとっつきにくい職業であることと、もう一つはきつい、ということでしょうか。

仕事は肉体的にも精神的にもきついでしょう。汎用的なプログラムならいざ知らず、カスタムオーダーであれば、1から組み立てなければならないわけですから。バグとの戦いでしょう。不具合が生じたら間に合わせるために徹夜してでも直さなければならないそうですから。

プログラマー、SEが少ないうえに大変なのは彼らとのコミュニケーションです。ずっとプログラマーをやってきた人間の中には、お客さん、営業サイドとまともにコミュニケーションが取れない人もいます。

専門用語を並べて、一般人では分からない言葉を発します。その上、社会人としての接し方がずれている人がいます。幸い自分の周りにはそういう人はいないのですが。というか人間性に問題がある人はお付き合いしなくなりました。

彼らと組むとき、技術的なことも重要ですが、人間性を重視します。仕事をする上でスムーズなコミュニケーションが取れないと、支障をきたす危険性がありますから。

横浜のある企画会社の社長が、わざわざ埼玉のところの自分経由でプログラマーを使おうとします。何で直接雇えば、あるいは提携すればいいじゃないですか、といったら、直接はいやだそうです。ひとつは評価できない、ひとつはコミュニケーションが取りづらいということらしいです。

面白い話があるのですが、大手家電の出資したプログラマー養成スクールの生徒は元バーテンダー、ホスト、ホテル営業マン等、プログラムと程遠い人が多いそうです。結局そういう人たちに教えた方が、現場で使いやすいというのがあるそうです。

やはり技術だけでなく人間性を重視するということでしょう。






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