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ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

無謀な依頼

2009-11-24 01:42:50 | Weblog
この間、ある官庁のサイトのリニューアルの見積もりを出してほしいと言われましたので、
仕様書をみて、見積もりを出そうとしました。いつものことですが、官庁が出す仕様書は分厚く、読破するにも時間がかかりますし、その割には内容がつかみづらく、担当者に直接聞く羽目になります。

ところが、官庁の担当者はウェブに精通している人はほとんどいなく、質問を投げかけても答えられない人が多いです。大抵は仕様書を出すのに以前に依頼した業者に頼んで作っており、専門用語を並べてかなりレベルの高いものとなりますので、当の担当者はちんぷんかんぷんです。ですから質問をして一々折り返し確認して答えるというパータンです。

そんなんで、とんでもない答えが返ってくることがあります。それが今回ですが、納品日が来年の3月末でスタートが12月で4か月間の期間ということです。それなりに大きいサイトということになるかと思いますが、トータルページ数を聞いてみると、はっきりしたことは分からないが、約8000ページだということです。

ヘッダー、サイド、フッターは同じデザインで統一していいといっても相当時間がかかります。しかも官庁のサーバーは調べるとCGI,SSIが使えないということですから、include(画面分割してヘッダー、サイド、フッターだけファイルを別にする。そうすると1ファイルを修正したけで、全ページが直る。)が使えません。ということは共通部分に修正があった場合、全8000ページを直さなければならないということです。仮に一つの文字のミス、リンク切れなどがあった場合、1修正×8000ですから、1つの修正に5秒しかかからないとしても全部直すのに11時間かかる計算になります。

仕事の丁寧さによりますが、一人が4か月で作成できるのはどんなに頑張っても200ページでしょう。もちろんいいがんにやればもっとできますが、1日何万アクセスもある公共のサイトですから、いい加減で通るわけありません。さらに言うと官庁は民間より注文が細かいです。
これを製作するのに最低40人必要でしょうか。どうやってオペレーションするだろう?

4か月と言ってもサイト制作がぎりぎり4か月では話になりません。当然修正の時間がかかるわけですから、遅くとも3か月で作り上げなければならないでしょう。担当者が確認するだけでも相当時間がかかりますから、本来なら確認修正が1か月でも無理でしょう。

こんな無謀な案件は最初から無理だとうことですから、当然見積もりすら出しませんでした。誰がやるんでしょうね。官庁の案件は割りかしきついものが多いんですが、これはきついを通り越して、無謀ともいえるものです。この発注部署はたぶんウェブの仕事をまったく理解していないのかもしれません。





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こういう人や企業は気をつけろ!

2009-11-16 21:43:20 | Weblog
ある会社の社長が、飲み会の時にこんなことを言ってました。初対面なのに、やたら自分はどこそこの大会社の社長と知り合いとか、有名な芸能人、作家と知り合いとか言いふらす人は信用してはダメということです。

名刺の表裏になんとか法人会長とかどこそこの理事とか沢山か肩書きがあって、どれが本職何だかわからない人がいる、こういう人も信用できないと言ってました。結構そういう人います。

初対面でやたら武勇伝を語る人は、これは有名人を知っていると自慢げに語る人と同様自分を大きく見せようということです。どこそこで手広くビジネスをやっていたとか、あの店がでかくなったのは俺のアドバイスのおかげだというような類の会話する人です。

突然外国語を話しだす人も、あまり近寄ってはいけない人のように思います。タイで工場を持って手広くやっていたと話しながら、突然タイ語を1フレーズしゃべった人がいます。
1フレーズぐらい誰でも言えます。そんなんで語学が堪能だと言わんばかりの態度を取る人でしたら、たぶんつきあっても火傷するでしょう。

いきなり投資話をする人も避けた方がいいでしょう。うまい投資話はほとんどなく、乗ると大損をするというパターンです。余ほど親密にならないかぎり儲かる投資話は他人に言わないでしょう。

これは人助け、世の中に貢献するためにやって、利益をむさぼるためにやっているわけではないと公言している企業。 企業は所詮利益追求、飯が食えなければいけないのであって、綺麗ごとばかり並べている企業は警戒したほうがいいです。
もちろん、会社が大きくなれば社会的意義を考えなければならないし、理念に社会貢献を盛り込むのは普通でしょう。しかし商品サービスから得る効用に対して対価を支払うのが、商いであって、利益がなければ成り立たないわけです。そこをこと商談レベルまで、社会貢献と言われると偽善ぽく見えてしまいます。


支払が末締めの翌々月10日払いとか、翌々月15日払いとか支払いが遅い会社です。昔から伝統的に支払いを遅くしてる会社であるならば、単にこすからい会社ということですが、ここ2年以内に方針を変えたところであれば注意が必要です。だいたい苦しい状況で、ともすれば倒産する可能性のある会社である場合があります。
つらつらと並べてみましたが、これらのことは当たらずとも遠からずだと思います。



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これからのネットオークション

2009-11-04 01:55:04 | Weblog
先日パチンコの中古機販売の社長と会って話す機会がありました。パチンコのホールを回っていらないパチンコ台を買取、オークションで売るという仕組みです。
オークションはヤフーでもパチンコ台のジャンルがありますが、そこは素人のお客さん相手で、プロの業者はパチンコ専門の大手のオークションサイト、バリュークェストで売買を行っているようです。

ヤフーでもトラブルが発生するように、バリュークエストでも発生するそうですが、問題はセキュリティです。ヤフーの場合はエスクロードというのがありますが、バリュークエストにはありません。基本的には当人同士で解決ということです。

ご存じかどうかわかりませんが、パチンコ業界というのは想像を絶するほどいいかげな人や会社が多いところなので、不特定多数が出入りするオークションサイトというのは不正、インチキ、サギといった行為をする人が少なくないということです。パチンコ台を売る時ちゃんと整備をしなくてはならないのですが、売りっぱなしで、整備をせず、時には動かない台を売りつける業者もいるそうです。


結構そのような状態なので、ユーザーからの不満が募っていて、それがオープンなオークションマーケットに対する課題となっていました。

それを克服するために作られた、信用できる業者とホールだけを厳しい審査をした後に参加できるようにするクローズドのオークションサイトがにわかに注目されているようです。

実際20社ほど集まって会員制のオークションサイトがあります。流通量ではヴァリュークエストに負けますが、質が高く、お互いが相手のことを知っていて信用があるので、変な値崩れがなく、トラブルもほとんどないそうです。それに専門業者同士なので流通は基本的に十分成り立ちます。

一般ユーザー相手ではヤフーオークションが日本では圧倒的シェアを持っているし、楽天など既存のオークションサイトがある中で 新規にオークションサイトを設立しても現状では厳しいというのがありますが、
こういった特定のユーザーの中でのクローズドのオークションサイトというのは結構これからニーズが増えてくるかもしれません。







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