SEO(すこし、E な、おやじ)のホームページ

ウェイブマーケティングコンサル、ホームページ製作及び、作り方をお教えする(株)ブレインアソシエイツ社長の日記

最近のサイト制作事情

2009-03-26 00:02:25 | Weblog
良く見かけるサイト制作サービスで、初期費用を抑えて、毎月の手数料を課すものがあります。通常のものは5~6年しばりがあって、結局はサーバーのホスティング代も含め200万~300万かかるというものが一般的なものだと思います。

先日訪問した先も店ごと営業譲渡を受けた際、その中にこういった契約をしているサイトも引き受ける条件になっていたそうです。月額の支払いが3万円で、後支払が2年ばかり残っているということです。サイトを見ると、テンプレートを貼っただけだろうというもので、seo対策なしの基本料金が3万円ということです。

偶然他のお客さんもそういうサービスのサイトをお試し期間で利用していたそうです。少し価格は安いものの概ね同じような感じでした。お二方ともに不満を持っていました。

こういった月額固定で課金する、会員制ビジネスのようなサービスは、提供する側にとってはいいビジネスです。毎月安定収入が入りますから。

あるブログでホームページ制作を宣伝で掲げている製作会社から、何度か提携のお誘いがありました。その会社は一般企業相手に初期費用を安くして、毎月料金課金というシステムでサイトを製作しているんですが、そのシステムを他の製作会社に販売しようというものです。

初期費用が30万で月額固定で3万円らしいですが、それを他の制作会社が利用するメリットは何ですか?と聞いたら、このシステムで最短2日で製作が出来るということです。
要するにMTのように管理画面から製作が出来て用意されたテンプレートを貼りつけるだけという事です。

この会社が製作したサイトは主に士業の方のサイトですが、出来栄えはみな同じでパターン化されたものです。それを士業の人が直接制作依頼するならまだわかりますが、製作会社に提携といって売るというのはどうか、と思います。それだけ一般ユーザーには売れなくなっているということでしょうか?

毎月課金は、会員制スポーツクラブのように、やる側にとってはとってもおいしいシステムなんですが、逆に言うとサービスを受ける側にとってはじわじわくる痛みとおなじで、うっとおしいものになるのではないでしょうか? リボ払いと同じで、トータル金額でいうと結構大きな負担になります。もちろんそれだけの正当な付加価値がある場合は別の話になりますが。

会員制スポーツクラブが苦戦を強いられているらしいですが、それと同じように制作にかかるこのうような課金制も見直しているユーザーが増えているように思います。


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新ブラウザリリース

2009-03-23 00:07:08 | Weblog
IE8がリリースされましたね。どういう感じなんでしょうか? 高速ブラウザーということでfirefox ,chrome とデモで比較していますが、速いことは速いですね。

http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/function/default.mspx


かつてIE7を使い始めた時、フリーズが多くて使い勝手が悪いので、仕方なくIE6に戻した事があります、今度は大丈夫なんですかね。

そのIE6はユーザーとして使用する場合ほとんどトラブルがないのはいいのですが、やはりサイト制作サイドでは、早く消えてほしいという見方が多いんではないでしょうか。

CSS(HTMLに代表されるマークアップ言語の表示(見栄えなど)を指示する、W3Cの勧告する仕様。Cascading Style Sheets(カスケーディング・スタイル・シート))でサイト作成するのが普通になってきている今、それに完璧対応していないし、バグがあるため
製作者を悩ますのがIE6ですね。

大体、今だ多くの人が使っているブラウザなのに、IE6の開発当初に完璧対応していないなんて、開発者の怠慢でしょう。

一般ユーザーがIE6で見るので、ここを重視して合わせるためか、firefoxで少し乱れるといったサイトがたまに見受けられます。いろんな技法を使って合わせることを怠ったのかとも思いますが、そんなこところで裏技を使わなければならない状況もどうか、と思います。

今回のIE8の出現で、そろそろIE6を使うユーザーが減ることを祈っています。



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ネットで情報は完全平等になるのか

2009-03-19 13:54:58 | Weblog
先日久々にネットマーケティングのセミナーに参加してきましたが、おなじみのようなことが言われてました。
AIDMA(Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の略称)から AISAS(Attention(注意)、Interest(興味)、Search(検索)、Action (購買行動)、Share(情報共有)の略称)へ消費者行動が変化していると言ってましたが、こういうフレーズはセミナーやネット関連の本で良くお目見えしているものなので、精通した人なら聞き飽きたことだと思います。

消費者はAISASの過程である、検索という行動をとるため、情報は非対称性(簡単に言うと売り手と買い手の双方に情報が完全に行き渡っていないということ)から対称性(効率的に平等に情報がいきわたる)となってきたと言われてましたが、これもネットマーケティングでの常識になっていることです。

確かにネットの出現により、情報は対称的になったと言えますが、完璧な対称性というとそうではないと思います。

ネットの検索以外で、購買行動をとる消費者はいることは、以前申し上げました。テレマーケティングをやっている会社から聞いたんですが、テレマーケティングをやれば、商材によっては検索上位に載っているものより高い値段で売れるそうです。これは消費ビヘイビアの問題とも言えますが、一種の情報の非対称性とも言えないでしょうか。

ネットそのものも実は完全な対称性にはなっていない、と言えます。あるものを調べる時、すべての情報を入れるのは不可能です。調べる側のスキルにもよりますが、検索のキーワードの選択によって当然結果が違ってきます。たとえば旅行ツアーを探すとしましょう。限られた時間で、検索で調べて、自分にとって最高の条件のツアーを探せるとは限らないでしょう。全部を比較して最高の結果を出すなんて不可能です。

例えばホームページ制作依頼をしたいとします。例えサイトにある情報で判断できるとしても、すべての情報を集めて比較して、最適な製作会社を探すのは困難でしょう。検索結果が1億以上、地域条件を入れて絞っても数千万件です。サイト制作の相談受ける人から
聞くと、今だ過去に付きあった製作会社の偏った情報しか入っていないことに驚かされます。検索して比較出来るのにですよ。

ネット社会が発展するにつれ、昔よりも情報取得の格差がなくなりましたが、情報の非対称性がなくなることはないと思います。



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サイトかパンフか

2009-03-14 00:56:17 | Weblog
先日知り合いの弟さんで、不動産会社の社長から、東京の北部が弱いので、その地域に強い不動産会社の社長を紹介してほしいという電話が来ました。

神奈川県を中心に物件売買をして、不況にもかかわらず業績を伸ばしている凄腕の社長らしいのですが、自分は面識がなく、相手に紹介するときに何か、会社案内パンフか見れるサイトはないですか、と聞いたらないということでした。

そんなんで良く商売出来るなと思うんですが、意外にそういうところは少なくないんですね。そういえば町の不動産屋なんかパンフもらったことないですから。

とはいえ、人に紹介するときに、神奈川県で活躍している○○会社の××さんという方です、とだけでは小学生の言付けみたいで、不安を感じます。

自分の会社を紹介するときにやはり、口頭だけでなく、パンフかサイトがあったほうがいいです。

どちらもあれば、それに越したことがないとは思いますが、どちらかを揃えるとしたら、どちらがいいのか考えました。私見ですがサイトではないかと思います。

パンフがあれば、会社として格調が高そうに見られる、しっかりしている会社に見られるという見方があります。それはそうだと思いますが、パンフって実はあまり見ないのでは
ないかと思います。

ネットのない時代ならパンフは必需でした。しかしネットがある今、よくパンフを送ってきたりしてる会社が未だ沢山ありますが、よほどニーズがマッチしない限り、封を開けてみる気にはなりません、ゴミ箱行きです。

直接会う時は、最近ではパソコンを携帯して、パソコン上で紹介したり説明するケースが多いですよね。自分もパソコンを常に携帯していますから、あまりパンフの必要性を感じません。

もちろん職種や、事業規模によっては事情が違ってくるとは思いますが、ネットがある今サイトから情報を得ることに慣れているので、パンフの役割の重要性は昔より薄らいでいるように思います。

昔であれば、パンフか何かありますか、と聞かれるケースが圧倒的でしたが、今ではアドレスを教えてくれますか、という聞かれ方が多いのではないでしょうか? 大手企業でさえパンフを出さず、ネット上のサイトで紹介するところもあります。

最近ゴミ箱に直行するパンフを見ながら、ふと、資源がもったいない、効率が悪いなと思いながら、パンフのことを改めて考えてみたわけです。




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事業譲渡が活発

2009-03-10 00:29:16 | Weblog
最近事業譲渡に関する情報が活発に飛び交っています。事業譲渡となると必ずサイトを継承するしないも含まれるので、その手の情報はよく入ってきます。

店なり事業なり、譲渡するところが増えているのはやはり不況だからでしょう。不況になると継続不能、採算が合わなくり、手放す人が増えるの自然だと思いますが、その店なり、事業なりをチャンスと思い買い取る人も増えるという事です。

サイトにしろ、事業にしろ、店にしろ、言えることは、売りたい側の売る理由は多かれ少なかれ儲からないから、という事です。しかし正直に言う人はほとんどいなく、儲からない以外の理由を大抵聞かされます。他の理由があるにせよ、収益が上がってたら、まず売却するようなことはしないでしょう。自分だったらしません。

良くアドバイスしているんですが、売る側の理由はほとんどあてにならない、売上はないものだと思って覚悟するという事です。

相手が出した売上は事実だとしても、継続はほとんど出来ないと考えた方がいいでしょう。
そもそも継続できると思ってたら売却なんかしないでしょう。

逆に売り上げなんか判断基準としては参考程度で、どれだけの連絡できる顧客リストを持っているか、その事業をするのに重要な人材等の経営資源がそのまま継承できるか、取引先を継承できるか、を重要な判断基準とすべきと思います。それらが整っていれば、ゼロからスタートよりはるかに有利ですから。

それで継承してもゼロから始めるような覚悟で始めれば、失敗も少ないのではないでしょうか。

みんな投げ出す時期だから、よく選択をして、安く買えば、事業譲渡はチャンスかもしれません。

http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/function/default.mspx

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地域検索に関しての新たな発見

2009-03-05 00:59:19 | Weblog
以前にも取り上げたことがありますが、鍼灸マッサージ医院の経営者から、すでに運営しているサイトが、「はり治療、○○(地域)」検索で2番目だけど、アクセスが少なく、サイトからの集客が図れないという相談を受けました。

調べてみるとその医院は東京にあるんですが、東京のその地域の名前を含めた複合キーワードでの検索結果はグーグル、ヤフーでわずか数万件で、月間検索数はほとんどありません。これではアクセスがないのがうなずけます。

その後詳細に調べると、鍼灸という分野で、地域で絞って検索する潜在顧客は少なく、どういう検索をするかというと、悩んでいる、直したい、症状のキーワードで検索する人が多いという結果が出ました。

偶然、SEOの雑誌でもそのことが取り上げてられました。

しかし、最近それとは異なる見解を耳にしました。埼玉のある鍼灸の治療院のSEMを担当している会社の方から聞いた事ですが、オーバーチュアのスポンサーサイトで、月間1000アクセスで、5人の患者さんをゲットしているそうです。

1000アクセスで5人は、大したことないと思うかもしれませんが、コストは3000円です。しかも治療院で5人純増ということは継続治療を考えると非常に効率のいい販促といえるでしょう。

どんなキーワードで登録しているのか聞いたら、主なのは地域名を入れた複合キーワードらしいです。SEOと単純に比較することは出来ませんが、東京で効果がなくても、地域によっては、地域検索が有効だということになります。

この一部の業種と地域だけの比較では、正確なことは言えませんが、仮説として、ユーザーのキーワードの検索ビヘイビアというのは、キーワードによっては、地域で違ってくるということが言えないでしょうか。 特に地方と東京では結構違いが出てくるのではないかと思います。

東京の場合、あらゆる業種の店舗の密度が高いことと、交通網が発達しているので、細かく地域を区切るニーズが薄い、逆に地方の場合は逆ですから、所在地が重要になってくるということかもしれまん。


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増えるプッシュ型アプローチ

2009-03-02 00:55:42 | Weblog
不況ということもあるんだと思うんですが、この頃、営業電話、メールがかなり多いです。
以前、ファーストコンタクトでの電話営業は効率が悪すぎる話をしましたが、個人の自宅にいきなり掛けるより、法人だとサイトで調べてある程度絞れるので、まだ効率がいいということで、営業掛けるんでしょうか。

確かにサイトを見て、御社のようなしっかりした会社に、一度ご連絡差し上げたいと思いまして、というような褒め言葉を嘘でも言われると悪い気はしないですが、営業掛けられることには違いがないので、基本的には歓迎しません。

相変わらず多いのがマンション投資、金先物、貸金、マッチングサイトですが、手を変え品を変え攻撃してきます。

電話でいきなり、お仕事を一生懸命取り組まれている方に、ときたから何かと思えば、癒される憩いのマンションをご提供したいと思うんですが、です。一生懸命働いて、癒されたいのに価格が下落するマンションつかまされて癒しになるんですか?

投資関係は依然ずうずうしいアプローチをします。いまどき金に注目しないなんて、遅れてますよ、というような感じです。遅れてようがお前に関係ないと言いたいです。

こちら上野で創業30年の実績と信頼のある会社です、といきなり来たので、ですから何の会社ですか?と聞くと融資の話です、ということでした。街金ですね、というと、いえノンバンクです、ということでした。 あんまり変わらないでしょう。

是非ご挨拶したいと思いして、と来たので、挨拶されてこちらに何の意味があるんですか、と返したら相手が黙ってしまいました。


電話営業をやっていたことがるので、大変なことがわかります。ですからあまりむげにはしたくないのですが、あまりにも件数が多く、的外れなのが多いので、いちいち相手にしたらこちらが大変です。

BtoBであろうとCtoCであろうと、ネットが出現して、成長し、成熟している中、プル型アプローチに慣れたユーザーが増えてくると、益々こういうプッシュ型アプローチが収益に結びつくのは難しくなってきていると思います。



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