ひとりでカウンターでちょっと呑めるようなお店があったらいい。。
そう言ってしまって
たぶんあきれられたかもしれない(笑)その日のうちに
ひとりでカウンターに座ることになってしまったのでした。
急に人と会うことになって
食事はしたくなくても呑むのは大丈夫な私と
食べたいし呑みたい彼女と。
そしたらレストランに行く必要は全然ないわけで
直接飲み屋さんで待ち合わせすることにしました。
とっさにこのお店を指定したのは
好きなお店だったのはもちろんだけど、カウンター席があったから。
ツレが来るまでの小1時間を、ひとりテーブル席で過ごす度胸がなかったからです。
何度も来てる店なのに
ひとりで来たのは初めてだし、カウンターに座るのも初めてです。
席がいつもと違うだけで
見える景色って違うものですね。
バーカウンターの中には
ひとりで一手にお店の飲み物のオーダーをさばくお兄さん。
次々にお酒を作りながら
ほど良い間で、こちらに話しかけてきます。
探らず、馴れ馴れしくもなく、うっとおしくなく、こちらの質問には、うまく膨らませて答えてくれます。
このカウンターは、たぶんひとりで来る人用で(カップルは、だって違うカウンターにいたから)
このお兄さんはお酒を作るだけじゃなく、
ひとりでくるお客さんの程好い話相手になるのも
仕事のひとつなんでしょうね。
常連客だけじゃなく、私みたいなのまで(笑)
誰が座るかわからないカウンターで
邪魔にならいようにさりげなく会話をして、お酒を楽しく呑ませる仕事って
なんかすごくない?ですか?
私なんか、きっと会話の糸口がつかめなくてオロオロして
とんでもないこと口走っちゃいそうです。
ひとりだから(笑)観察し放題です。
で、分かったのは、
私がこのお店が好きなのは
安くておいしいのもそうだけど
お店の人はすごく気を配ってくれてるのに
それが全然押し付けがましかったり暑苦しくないからなんですね。
たぶんまた行くかも(笑)
図に乗って(笑)
ひとりでふらっと来て
さらっと軽くなにかつまみながら呑んで帰っていく女の人も多いそうです。
ああ、いつの間にかそんな時代になってたんだぁ。。。