安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

安曇野市穂高のピザ屋「DONE(ダン)」で、ソーセージピザのランチ。

2023-12-26 19:30:00 | グルメ

安曇野市穂高の碌山館近くに「DONE(ダン)」というピザ屋さんがあって、よく通りがかるのですが、先日、初めて入ってみました。お店の回りには、薪が積んであって、窯でピザを焼いているのが実感できます。

メニューには、トマトソースの他に、みそソースのピザがあって驚きました。トマトソースのソーセージピザを注文しましたが、厚みがある生地でボリュームがあり、味も良く、また寄りたいお店です。

看板。「DONE」は、2018年10月の開業なので、5年目です。隣にはスーパーの西友があります。

お店の外観。煙突が出ているのが見えます。庭が広く、駐車場も充分確保されています。

薪がたくさん積んであります。

入口

店内。テーブル席とカウンター席があります。

メニュー。トマトソースのソーセージを注文。

トマトソースピザの写真。味噌ソースがユニークです。ナスやチキンあたりよいかもしれません。

じゃがいもベーコンとチョコバナナ。

セットのサラダ。酢を使った感じのさっぱりとした味で、結構美味しい。

飲み物は珈琲を注文。飲み放題で、ここにあるサーバーから何杯でもいただけます。

大きなカップなので、半分くらい注いできました。珈琲は、やや薄めのアメリカンタイプで、ピザに合いました。

ソーセージ(トマトソース)ピザ。直径23cmです。

オニオンなども乗っています。

パン生地といっていいのか、厚みが結構あるピザです。お腹がいっぱいになりました。

デザートにアイスクリームをいただきました。まあ、別腹ということで。

入口を入ったところに、クリスマスツリーが飾ってありました。

南からくると目にする看板。持ち帰りの方も多く、僕がいる間に、3組の方が訪れていました。次回は、味噌ソースのナスかチキンをいただいてみたい。

【DONE(ダン)】

住所:長野県安曇野市穂高4360-1
電話:0263-88-8570
ホームページ:DONE - 穂高/ピザ | 食べログ (tabelog.com)


年末に前橋市のジャズ喫茶「木馬」を訪問。高崎市のジャズ喫茶「モーニン(MOANIN)」が閉店。

2023-12-25 19:30:00 | ジャズ喫茶

このところ年末には、群馬県前橋市のジャズ喫茶「木馬」を訪れ、マスターの根岸さんと、レコードや世間話をして過ごしています。今年も24日(日)に出かけ、楽しい一時を過ごしました。

木馬では、ジャズの楽しみ方を提案するチラシを配布していますが、最新の「定番ピアノ・トリオをモノラル盤で聴いてみよう!」は、興味深く役に立ちます。残念なことに、この20日で高崎市の「モーニン」が閉店。

木馬の外観。

カウンター

入口を入って右手にある席。壁には、版画(リトグラフ)が飾ってあります。

雑誌もあります。その上の「Tea For Two」と題された漫画が面白い。

店内。

スピーカーはアルテックA7。

(作成配布しているチラシ。「定番ピアノ・トリオをモノラル盤で聴いてみよう!」)

   

木馬で所有しているアルバムのジャケットが掲載されています。1950~60年代のオリジナルやセカンドのレコード(モノラル盤)は、僕も憧れますが、現在では、価格が高くなっていて収集が難しい。チラシに掲載されたモノラル盤の中から2枚聴かせていただきました。

まずは、レイ・ブライアント「LITTLE SUSIE」(COLUMBIA)。音質がよくて、レイ・ブライアント(p)のピアノの音色が、部屋全体を包み込むように聴こえてきます。

レコードをかけているところ。

エロール・ガーナ―「CONCERT BY THE SEA」(COLUMBIA)。こちらも、素晴らしい。

チラシとは関係ありませんが、人気のビル・エヴァンス(p)のアルバムも、セカンド以降はまだ入手できると話題になりました。これはオリジナルとは、ジャケットが全く変わっています。

バディ・テイト(ts)の比較的新しいアルバムも聴きました。タイトな音色、演奏です。

(MOANIN(モーニン)の営業終了のお知らせ)

   

関係者に配布されたハガキです。木馬とモーニンは、お仲間で、ジャズライブを協力して開催していました。モーニンに限らず老舗のジャズ喫茶が閉店する事例が増えてきているので、有名ジャズ喫茶を回りたいと改めて思いました。

拙ブログの最近の「モーニン」に関する記事:前橋市のジャズ喫茶「木馬」で2023年カレンダーをもらい、高崎市の「モーニン」も訪問。 - 安曇野ジャズファンの雑記帳 (goo.ne.jp)

【木馬】

住所:群馬県前橋市下小出町2-1-12
電話:027-231-6520
ホームページ:木馬 - 中央前橋/喫茶店 | 食べログ (tabelog.com)


ヴィンス・ガラルディ「スヌーピーのメリークリスマス」、スターバックス珈琲のケーキとクリスマスブレンド。

2023-12-24 19:30:00 | ピアノ

先日、上田市と安曇野市のスターバックス珈琲に寄ったのですが、珈琲はクリスマスブレンド、流れている音楽は、R&B系の絶叫クリスマスソングで、クリスマス一色でした。イヴに静かめなクリスマスアルバムを。

VINCE GUARALDI (ヴィンス・ガラルディ)
A CHARLIE BROWN CHRISTMAS (FANTASY 1965年録音)

   

ヴィンス・ガラルディ(p, 1928~1976年)は、日本ではあまり紹介されなかったですが、このアルバムは、結構知られているのではないかと思います。本作は、クリスマスアルバムの定番で、「Christmas Time Is Here」などが入っています。

メンバーは、ヴィンス・ガラルディ(p)、フレッド・マーシャル(b)、モンティ・バドウィッグ(b)、ジェリー・グラネリ(ds)、コリン・ベイリー(ds)他。1965年12月に放映されたテレビアニメの特別番組「スヌーピーのメリークリスマス」のサウンドトラックとして制作されたアルバムです。

曲目は次のとおり。

1  O Tannenbaum (Traditional) 【もみの木】
2  What Child Is This (Wiliam Chatterton Dix) 【グリーンスリーヴス】
3  My Little Drum (Vince Guaraldi)
4  Linus & Lucy (Vince Guaraldi)
5  Christmas Time Is Here (Instrumental) (VInce Guaraldi, Lee Mendelson)
6  Christmas Time Is Here (Vocal)     (Vince Guaraldi, Lee Mendelson)
7  Skating (Vince Guarldi)
8  Hark, The Herald Angels Sing (Tradition)
9  Christmas Is Coming (Vince Guaraldi)
10  Fur Elise (Ludwig Van Beethoven) 【エリーゼのために】
11  The Christmas Song (Mel Tore,  Robert Wellds)
12  Greensleeves (Traditional)
13  Great Pumpkin Waltz (Vince Guaraldi)
14  Thanksgiving Theme (Vince Guaraldi)
伝統的(Tradition)なクリスマス曲に、ヴィンス・ガラルディ作曲の「Christmas Time Is Here」など。メル・トーメ作曲の「The Christmas Song」も入っています。

テレビアニメのサウンドトラックですが、本格的な演奏で、大人が聴いても楽しめるクリスマス曲集。なんといっても、この番組のためにヴィンス・ガラルディが作曲した「Christmas Time Is Here」の2ヴァージョンが忘れられません。一つは、ピアノトリオによるインストヴァージョンで、もう一つが、カリフォルニア州のサン・ラファエロにあるセント・ポール聖公会の聖歌隊合唱団によるヴォーカルヴォージョンです。同曲は今やスタンダードです。明るくスイングする「O Tannenbaum(もみの木)」あたりも素晴らしい。

(参考)本作から、「Christmas Time Is Here」のヴォーカルバージョンが聴けます。

Vince Guaraldi Trio - Christmas Time Is Here (Vocal) - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるのは、クリスマス関連で、右からボビー・ティモンズ「Holiday Soul」(Prestige)、本CD、イタリア合奏団「コレッリの合奏協奏曲」、ジャズ批評誌「クリスマス・ジャズ」。

   

コレッリ(1653-1713)の「合奏協奏曲 作品6(全12曲)」。作品6の8番ト短調は、「クリスマス協奏曲」として知られるもの。イタリア合奏団の演奏(1989年録音)。クリスマスの時期に取り出すCDです。

   

ジャズ批評誌2018年11月号。特集は、クリスマス関連のディスク・ガイドです。

 

【スターバックスコーヒー 上田中央店 安曇野豊科店】

ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

(上田中央店)

スタバのホームページもサンタさんが出てきて、クリスマス仕様です。

上田中央店店内。

宇治抹茶シフォンケーキと、本日の珈琲(本日はクリスマスブレンド)を注文。

クリスマスブレンドは、薄い苦みがあり、ケーキとは合いました。

宇治抹茶シフォンケーキ。『しっとりもっちりとした生地と天面の抹茶ソースに香り高い宇治抹茶を練り込み、抹茶の風味豊かなシフォンケーキに仕上げました。軽やかな舌触りのホイップクリームが、抹茶のほどよいほろ苦さにマッチ』するそうです。

このケーキは、クリームたっぷりで、甘さと抹茶が交わり、結構良かった。

安曇野店内。店内には、クリスマスソングが流れていましたが、絶叫型のR&Bで、うるさかった。

安曇野店では、本日の珈琲(クリスマスブレンド)と店員さんお薦めのクランベリーブリスバーを注文。

珈琲はクリスマスブレンドです。

『クランベリーブリスバーに使用されているスパイスが、クリスマス ブレンドの風味を豊かに広げてくれます。ぜひクリスマス ブレンドと一緒にBliss(ブリス:至福)なひと時をお楽しみください』とのことです。あまりわかりませんでしたが、クランベリーブリスバーは、まずまず良かった。


高崎駅西口「デンバープレミアム高崎オーパ店」で、カキフライ&ステーキ膳。高崎駅のイルミネーション。

2023-12-23 19:30:00 | グルメ

12月21日に高崎芸術劇場で、オペラ・ガラ・コンサートを聴いたのですが、その前に、高崎駅西口にある商業ビル「オーパ」8階の「デンバープレミアム」で夕食をいただきました。

カキフライ&ステーキ膳を注文。牡蠣が大粒で、美味しくいただきました。その後、高崎駅西口の夜景を撮りながら、東口に抜けて、高崎芸術劇場へ。食事も演奏会も良く、高崎まで出かけた甲斐がありました。

入口。「デンバープレミアム」は、各地のイオンモールなどに出店していますが、長野県内には店舗がなく、今回、初めて入りました。

シーフードの立て看板が目に付き、カキフライを食べたくなりました。

店内。結構広々としています。もっとも、やや早い時間なので、お客様は僕一人だけです。

店内。壁には飾り物があって、面白い。

シーフードのメニュー。三陸産カキフライ&ステーキ膳に目がいきました。

初めに、サラダとスープ、ソースを持ってきてくれました。このサラダは別注文です。

見かけよりも、量がありました。

スープ。

お肉用のソース。三種類ありました。

お膳は、ロボットが運んできました。混んでいる時間帯ではなかったので、ロボットが来たのには驚きました。合理化が進んでいるのでしょう。

三陸産カキフライ&ステーキ膳。

大粒のカキフライで感激。美味しかったです。もっとも、ちょっと揚げ過ぎの感はありましたが。

タルタルソースがたっぷりでした。

お肉は100gです。それでも、量的には充分でした。

付け合わせは、ポテト、茄子、シシトウ。大根おろしがついているのも良かった。

【デンバープレミアム高崎オーパ店】

住所:群馬県高崎市八島町46-1 高崎OPA 8F
電話:027-388-9946
ホームページ:デンバープレミアム【公式サイト】 (denver-premium.com)

 

(高崎駅西口のイルミネーションなど)

駅西口のペデストリアンデッキに据え付けのイルミネーションが飾ってあります。これは「TAKASAKI」の文字が浮き彫りになったもの。

西口を出てすぐのところから、商業ビルの「オーパ」方向を撮影。

一階では、路上ライブが開催されていました。これはゴスペルグループ。

クリスマスツリー

駅前から市役所方面に続く道路の様子。結構華やかなイルミネーションです。

駅を抜けて東口。左手にヤマダデンキのビル。

高崎芸術劇場に到着。クリスマスツリーが飾ってあります。

本日は、「Opera Gala Concert」です。

【高崎芸術劇場ホームページ」

高崎芸術劇場 (takasaki-foundation.or.jp)


2023年演奏会聴き納め、沼尻竜典指揮 「GTシンフォニック・コンサート~オペラ・ガラ・コンサート」(12月21日 高崎芸術劇場)

2023-12-22 19:30:00 | クラシック演奏会

今年(2023年)の演奏会、ライブの締めに高崎芸術劇場で、オペラの名曲を聴いてきました。

   

(出 演)

指揮:沼尻竜典
ソプラノ:砂川涼子
ソプラノ:砂田愛梨
テノール:宮里直樹
バリトン:高田智宏
  バス:妻屋秀和
バリトン:池内響
バリトン:清水良一
  合唱:GTシンフォニック・コンサート・プロフェッショナル・シンガーズ
児童合唱:群馬大学共同教育学部付属小学校音楽団合唱部
 管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:伊藤文乃)

沼尻竜典さんは、1990年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝、以後、世界各国のオーケストラに客演。現在、神奈川フィル音楽監督。砂川涼子さんは、日伊声楽コンコルソ第1位など受賞、近年では新国立歌劇場「カルメン」、「愛の妙薬」などに出演。砂田愛梨さんは、ファウスト・リッチ国際声楽コンクールで審査員特別賞受賞、併せてオペラ配役部門「ドン・パスクワーレ」ノリーナ役を獲得し、イタリア8劇場の各シーズンプログラムに出演。

宮里直樹さんは、第10回東京音楽コンクール第2位、日生劇場「ランメルモールのルチア」、「マクベス」などに出演。高田智宏さんは、ドイツ・キール歌劇場専属歌手を経て、2020年カールスルーエ・バーデン州立劇場専属歌手となりドイツを拠点に活躍。妻屋秀和さんは、ライプチヒ歌劇場の専属歌手などドイツで活躍。本年は、二期会「ドン・カルロ」、日生劇場「マクベス」などに出演。その他、詳細は下記をご覧くだ さい。

(曲 目)

プッチーニ

「ジャンニ・スキッキ」から「私のお父さん」(ラウレッタ:砂川涼子)
「トスカ」から「テ・デウム」        (スカルピア:高田智宏)
「ラ・ボエーム」から第1幕後半~第2幕 
  (ミミ・砂川涼子、ロドルフォ:宮里直樹、ムゼッタ:砂田愛梨、マルチェッロ:高田智宏、
   ショナール:池内響、コッリーネ:妻屋秀和、アルチンドロ:清水良一)

  〈休憩〉

ヴェルディ

「椿姫」から「乾杯の歌」   (ヴィオレッタ:砂田愛梨、アルフレード:宮里直樹)   
「椿姫」から「ああ、そはかの人か~花から花へ」   (ヴィオレッタ:砂田愛梨)
「椿姫」から「プロヴァンスの海と陸」        (ジェルモン:高田智宏) 
「イル・トロヴァトーレ」から「アンヴィル・コーラス」
「イル・トロヴァトーレ」から「見よ、恐ろしい炎を」 (マンリーコ:宮里直樹)
「ドン・カルロ」から「ひとり寂しく眠ろう」     (フィリッポⅡ世:妻屋秀和)
「アイーダ」から「凱旋行進曲」

(アンコール)ヴェルディ / 歌劇「ナブッコ」より「 行け、我が思いよ黄金の翼にのって」。

 (感 想)

砂田愛梨さんはイタリアから、高田智宏さんはドイツから参加するなどの独唱者に加え、本日の公演のために合唱団が組まれるなど、豪華なオペラ・ガラで、プッチーニとヴェルディの名曲を聴くことができ、至福の一時でした。

指揮の沼尻竜典さんは、ワーグナーのオペラ「ニーベルングの指環」をびわ湖ホールで取り上げるなど、ドイツのオペラが専門というイメージがあるのですが、イタリアのものも管弦楽や合唱を手堅くまとめて、よい音を出しているように感じました。

砂田さんの華やかな歌いぶり、高田さんの深々とした歌、砂川さんの柔らかな歌唱が印象に残りました。宮里さんは、前半では今一つかなと思ったのですが、「乾杯の歌」はよかった。アンコールで、独唱陣も加わり歌われた「行け、我が思いよ黄金の翼にのって」は、最高で感激。

(当日の写真)群響facebookからお借りしました。 

「ラ・ボエーム」を演じている場面。

出演者の集合写真。一番右に沼尻竜典マエストロ。

(出演者のプロフィール)

ホームページ:沼尻竜典 | アーティスト | 株式会社AMATI (amati-tokyo.com)

 

【群馬交響楽団ホームページ】

群馬交響楽団 (gunkyo.com)