安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ヴィンス・ガラルディ「スヌーピーのメリークリスマス」、スターバックス珈琲のケーキとクリスマスブレンド。

2023-12-24 19:30:00 | ピアノ

先日、上田市と安曇野市のスターバックス珈琲に寄ったのですが、珈琲はクリスマスブレンド、流れている音楽は、R&B系の絶叫クリスマスソングで、クリスマス一色でした。イヴに静かめなクリスマスアルバムを。

VINCE GUARALDI (ヴィンス・ガラルディ)
A CHARLIE BROWN CHRISTMAS (FANTASY 1965年録音)

   

ヴィンス・ガラルディ(p, 1928~1976年)は、日本ではあまり紹介されなかったですが、このアルバムは、結構知られているのではないかと思います。本作は、クリスマスアルバムの定番で、「Christmas Time Is Here」などが入っています。

メンバーは、ヴィンス・ガラルディ(p)、フレッド・マーシャル(b)、モンティ・バドウィッグ(b)、ジェリー・グラネリ(ds)、コリン・ベイリー(ds)他。1965年12月に放映されたテレビアニメの特別番組「スヌーピーのメリークリスマス」のサウンドトラックとして制作されたアルバムです。

曲目は次のとおり。

1  O Tannenbaum (Traditional) 【もみの木】
2  What Child Is This (Wiliam Chatterton Dix) 【グリーンスリーヴス】
3  My Little Drum (Vince Guaraldi)
4  Linus & Lucy (Vince Guaraldi)
5  Christmas Time Is Here (Instrumental) (VInce Guaraldi, Lee Mendelson)
6  Christmas Time Is Here (Vocal)     (Vince Guaraldi, Lee Mendelson)
7  Skating (Vince Guarldi)
8  Hark, The Herald Angels Sing (Tradition)
9  Christmas Is Coming (Vince Guaraldi)
10  Fur Elise (Ludwig Van Beethoven) 【エリーゼのために】
11  The Christmas Song (Mel Tore,  Robert Wellds)
12  Greensleeves (Traditional)
13  Great Pumpkin Waltz (Vince Guaraldi)
14  Thanksgiving Theme (Vince Guaraldi)
伝統的(Tradition)なクリスマス曲に、ヴィンス・ガラルディ作曲の「Christmas Time Is Here」など。メル・トーメ作曲の「The Christmas Song」も入っています。

テレビアニメのサウンドトラックですが、本格的な演奏で、大人が聴いても楽しめるクリスマス曲集。なんといっても、この番組のためにヴィンス・ガラルディが作曲した「Christmas Time Is Here」の2ヴァージョンが忘れられません。一つは、ピアノトリオによるインストヴァージョンで、もう一つが、カリフォルニア州のサン・ラファエロにあるセント・ポール聖公会の聖歌隊合唱団によるヴォーカルヴォージョンです。同曲は今やスタンダードです。明るくスイングする「O Tannenbaum(もみの木)」あたりも素晴らしい。

(参考)本作から、「Christmas Time Is Here」のヴォーカルバージョンが聴けます。

Vince Guaraldi Trio - Christmas Time Is Here (Vocal) - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるのは、クリスマス関連で、右からボビー・ティモンズ「Holiday Soul」(Prestige)、本CD、イタリア合奏団「コレッリの合奏協奏曲」、ジャズ批評誌「クリスマス・ジャズ」。

   

コレッリ(1653-1713)の「合奏協奏曲 作品6(全12曲)」。作品6の8番ト短調は、「クリスマス協奏曲」として知られるもの。イタリア合奏団の演奏(1989年録音)。クリスマスの時期に取り出すCDです。

   

ジャズ批評誌2018年11月号。特集は、クリスマス関連のディスク・ガイドです。

 

【スターバックスコーヒー 上田中央店 安曇野豊科店】

ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン

(上田中央店)

スタバのホームページもサンタさんが出てきて、クリスマス仕様です。

上田中央店店内。

宇治抹茶シフォンケーキと、本日の珈琲(本日はクリスマスブレンド)を注文。

クリスマスブレンドは、薄い苦みがあり、ケーキとは合いました。

宇治抹茶シフォンケーキ。『しっとりもっちりとした生地と天面の抹茶ソースに香り高い宇治抹茶を練り込み、抹茶の風味豊かなシフォンケーキに仕上げました。軽やかな舌触りのホイップクリームが、抹茶のほどよいほろ苦さにマッチ』するそうです。

このケーキは、クリームたっぷりで、甘さと抹茶が交わり、結構良かった。

安曇野店内。店内には、クリスマスソングが流れていましたが、絶叫型のR&Bで、うるさかった。

安曇野店では、本日の珈琲(クリスマスブレンド)と店員さんお薦めのクランベリーブリスバーを注文。

珈琲はクリスマスブレンドです。

『クランベリーブリスバーに使用されているスパイスが、クリスマス ブレンドの風味を豊かに広げてくれます。ぜひクリスマス ブレンドと一緒にBliss(ブリス:至福)なひと時をお楽しみください』とのことです。あまりわかりませんでしたが、クランベリーブリスバーは、まずまず良かった。



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2 コメント

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VINCE GUARALDI (mobu)
2023-12-25 00:06:59
ヴィンス・ガラルディを知ったのは
ずっと後ですが、10代の頃、ピーナツ・
ブックスにハマってしまい、4コマ漫画を
よく読んでいました。
チャーリー・ブラウンのアニメも
NHKで時折取り上げていたこともあって、
ある種のなじみはあります。
アニメの中で使われていたものが、
ヴィンス・ガラルディーのもの
だったのですね。
ライナス&ルーシーなどはそのいい例かも
しれません。クリスマス・タイム・
イズ・ヒアは、名曲ですね。
曲の作りも凝ってるし、耳残りも
いいです。
これはLP時代にファンタジーの米盤を
所有していました。今は手放しています
が、ピーナツファンとしては、30センチの
芸術(LPジャケット)がやはり、
作品として成立しているという事で、
手元に置いて楽しんでいました。
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Unknown (azumino)
2023-12-25 18:21:22
mobuさん こんにちは

端正なきれいなタッチによる演奏は、なかなか素晴らしいと思うのですが、レーベルがFantasyということもあって、OJCで再発されるまでは、ヴィンス・ガラルディは、ほとんど知る人ぞ知るといったピアニストだったと思います。

このアルバムは、mobuさんが記されているように、とても素晴らしく、親しみやすい物です。僕も、ガラルディは、あまり聴いていないので、もっと聴きたいと考えています。

コメントありがとうございます。
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