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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ビヴァリー・ケニー「BORN TO BE BLUE」、ながの東急「可否茶館」で珈琲豆、「まい泉」でカツ丼。

2023-10-05 19:30:00 | ヴォーカル(A~D)

珈琲豆が終わったので、ながの東急百貨店の「可否茶館」で豆を購入し、ついでに、「まい泉」でかつ丼をいただきました。可否茶館、まい泉と定番のコースになっています。ヴォーカルの定番を。

BEVERLY KENNEY (ビヴァリー・ケニー)
BORN TO BLUE (DECCA 1958年録音)

   

ビヴァリー・ケニー(vo, 1932~1960年)は、大好きな歌手です。最近、「Born to be Blue」(Decca)と「Sings with Jimmy Jones & The Basie-Ites」(Roost)のオリジナル盤を入手することができたので、あらためて「Born to be Blue」を聴いてみました。

メンバーは、ビヴァリー・ケニー(vo)、ハル・ムーニー(編曲・指揮)、チャーリー・アルバータイン(編曲・指揮)、エリス・ラーキンス(p)。ストリングス入りオーケストラが伴奏を受け持っています。オケのメンバーは、わかりませんが、ピアノはエリス・ラーキンスのようです。

曲目は、次のとおり。

1   Born To Be Blue (Mel Torme, Robert Wells)
2   Isn't It A Pity (George Gershwin, Ira Gershwin)
3   For All We Know (J. Fred Coots, Sam M. Lewis)
4   It Only Happens When I Dance With You (Irvins Berlin)
5   Again (Dorcas Cochran, Lionel Newman)
6   I Walk a Little Faster (Cy Coleman, Carolyn Leigh)
7  Go Awa, My Love! (Ray Evans, Jay Livingston)
8  Beyond The Mext Hill (Bob Haymes, Bobby Worth)
9  It's a Blue World (Chet Forrest, Bob Wright)
10  Vanity (Bernard Bierman, Jack Manus, Guy Wood)
11  Somewhere Along the Way (Kurt Adams)
12  Where Can I Go Without You (Peggy Lee, Vicor Young)
スタンダード曲で、全てバラードが選曲されています。隠れた名曲「Go Away, My Love!」を取り上げています。

ジャケット良し、選曲良し、歌良しと、三拍子揃ったアルバム。ビヴァリー・ケニー(vo)は、日本で人気が高く、オリジナル盤は、なかなか出ないので、今回入手できて嬉しかった。バラード集で、「For All We Know」、「Again」、「It's A Blue World」、「Where Can I Go Without You」と名曲が個性豊かに歌われています。ケニーの歌い方ですが、フレーズが滑らかで、サスティーン気味で、一聴平板に聴こえるところがありますが、クールで、非常にモダンだと思っています。可愛い容姿や声に注目が集まりますが、歌唱も素晴らしい。

   

レコードのラベル。

(参考)本作から「Born to Be Blue」が聴けます。

Born To Be Blue - YouTube

安曇野市宅で聴いているところ。飾ってあるのは、いずれもビヴァリー・ケニーのレコードで、右から「Sings With Jimmy Jones & Basie Ites」(日本盤)、本作「Born To Be Blue」(Decca)、「Come Swing With Me」(日本盤)、「Snuggled On Your Shoulder」(cellar Door 日本盤オリジナル)。 

【可否茶館 長野東急百貨店内】

可否茶館ホームページ:可否茶館(かひさかん)

珈琲豆の販売ばかりでなく、札幌と小樽には喫茶店もあります。工場は小樽にあり、長野店には直送されてきます。かつて、ながの東急百貨店の社長が、北海道出身の方で、その時に出店したと以前聞きました。

アルバイトの方を使っているのか、従業員は結構かわるようです。

イエローブルボンを購入。結構美味しい豆でした。

【とんかつ まい泉 ながの東急店】

住所:長野県長野市南千歳1-1-1 ながの東急百貨店本館7F
電話:026-228-8781
ホームページ:とんかつ まい泉 ながの東急店 | レストラン | とんかつ まい泉 | MAISEN (mai-sen.com)
       とんかつ まい泉 | MAISEN (mai-sen.com)

入口。レストラン街にあります。

店内

かつ丼が運ばれてきました。

蓋をとったところ。

具が沢山です。

キャベツ。盛りが良いので、若干食べにくいのですが、新鮮で美味しい。

手前のかつを動かしたところ。タマネギが美味しそうです。また、行きたくなります。


長野県山形村のそば処「木鶏(もっけい)」で、しゃもつけそばとそば茶プリンのランチ。

2023-10-04 19:30:00 | グルメ

先日、山形村のアイシティシネマに映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観に行きましたが、その前にそば処「木鶏」に寄り遅めのランチをいただきました。隣席は、二人連れの県外の方で、人気がありそうです。

お店のそばは、山形村産のもので、10割蕎麦だそうです。新蕎麦なので、もりそばにしようと思いましたが、鶏肉も食べたいので、「しゃもつけそば」を注文。デザートに「そば茶プリン」もいただきました。

外観。大きな建物です。

入口。「信州そば切の店」という看板がかかっていました。

店内。

カウンター席に案内されました。広いカウンターで、広々としています。

メニュー。初めてだと話したら、おすすめは、「もりそば」、「もりと田舎の二種盛り」あたりだそうです。

もりそばが主で、ネギ、鶏肉入りの汁につけで食べる、「しゃもつけそば」を注文。

「しゃもつけそば」が運ばれてきました。

山形村産の10割の蕎麦だそうです。塩をかけて食べてみてくださいと言われました。

細めです。量はまずまずありました。

漬物は、キューリ。柔らかかったです。

つけ汁。鶏肉とネギなどが入っています。汁は塩辛かったけれど、鶏肉は美味しかった。

レンゲで鶏肉とネギをいただくところです。

そば湯も持ってきてくれました。

この衝立が目に入ったので、思わず「そば茶ぷりん」も注文。

そば茶プリン。蜜をかけて食べます。

こちらのお店は、よい鶏肉を仕入れて使っているそうですので、木鶏丼(もっけいどん)という、親子丼が美味しそうでした。

かつ丼。こちらの商品を注文している方もいらっしゃいました。次回は、親子丼か、かつ丼を食べてみたいと思いながら映画館に向かいました。

【そば処 木鶏】

住所:長野県東筑摩郡山形村5511-7
電話:0263-98-2099
ホームページ:トップページ - そば処 木鶏 (ichigoichienococoro.com)


映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を観ました。(10月1日 アイシティシネマ)

2023-10-03 19:30:00 | 映画・DVD・テレビ

ケネス・プラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作目「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」が上映されたので観てきました。第1作の「オリエント急行殺人事件」をDVDで観たら、面白かったので出かけました。

   

チラシ表

   

チラシ裏

(あらすじ)

ベネチアで隠遁生活を過ごしていたポアロは、霊媒師のトリックを見破るために、子供の亡霊が出るという謎めいた屋敷での降霊会に参加する。しかし、その招待客が、人間には不可能と思われる方法で殺害され、ポアロ自身も命を狙われる。 この殺人事件の真犯人は、人間か、亡霊か。名探偵ポアロが超常現象の謎に挑む、

(原作、主な出演者など

原作はアガサ・クリスティの小説「ハロウィーン・パーティ」。

監督・ポアロは、ケネス・プラナー。霊媒師レイノルズは、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」でアジア人で初のアカデミー主演女優賞を受賞したミシェル・ヨー。そのほかの共演に「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のジェレミー・ドーナン、俳優でコメディアンのティナ・フェイら。

(感想など)

原作が、「ハロウィーン・パーティ」となっているように、ハロウィーンの日、ベネチアの古い洋館におけるパーティーと降霊会の出来事を中心にテンポ早めに物語が展開します。ポアロは、最終的に犯人を見つけ、ことの真相に迫ります。

この映画の特徴としては、本来のミステリに加え、ホラー(恐怖映画)の要素が入っていることでしょうか。舞台が、大きな屋敷の中というのも特徴として挙げられます。前2作とは異なったシチュエーションで、緊迫感をかなり感じ、ミステリ+ホラーは成功しているように思えました。

ベネチアの街の風景、様子がたくさん出てくるかと期待したのですが、屋敷内の出来事という性格上、街は最小限の描写になっていました。風光明媚なベネチアをたっぷり観たかったので、その点だけは残念でした。

【映画「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」公式サイト】

映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』公式サイト|20世紀スタジオ公式 (20thcenturystudios.jp)

【アイシティ・シネマ ホームページ】

アイシティシネマ - アイシティシネマ 公式サイト (inouedp.co.jp)

 

(第1作目の「オリエント急行」殺人事件は、DVDで観ました。)

イスタンブールを出発し、多分、ヨーロッパアルプスの麓を行くオリエント急行。

脱線して止まる寸前の列車。

事件が解決して、次のナイル殺人事件の現場へと赴くポアロ。

   

アガサ・クリスティ「Murder on The Orient Express」のペーパーバック。昔、購入したものです。なお、「Now A Major Motion Picture」とあるのは、1974年にシドニー・ルメット監督で映画化されたものを指すと思います。その映画では、イングリット・バーグマンがアカデミー助演女優賞を受賞しています。   


軽井沢チェンバーオーケストラ演奏会 ブラームス:弦楽六重奏曲第1番、第2番(9月30日 大賀ホール)、9月末日の矢ケ崎公園。

2023-10-02 19:30:00 | クラシック演奏会

9月30日(土)に軽井沢大賀ホールで開催された軽井沢チェンバーオーケストラの演奏会を聴いてきました。

   

(出 演)

(軽井沢チェンバーオーケストラ)

ヴァイオリン:依田真宣 (東京フィルコンサートマスター)
ヴァイオリン:小川響子 (葵トリオ、ソリスト)
ヴィオラ:大島 亮 (神奈川フィル首席奏者)
ヴィオラ:田原綾子(ソリスト、室内楽奏者)
チェロ:笹沼 樹(東京交響楽団客演首席奏者)
チェロ:水野優也(ジャパン・ナショナル・オーケストラ コアメンバー)

軽井沢チェンバーオーケストラは、東京音楽コンクールの優勝・入賞者を中心に、楽壇の若き精鋭が集う室内オーケストラ。今回は、六人のメンバーです。各人の詳しいプロフィールは下記をご覧ください。

 (曲 目)

ブラームス / 弦楽六重奏曲 第1番 変ロ長調 作品18

〈休憩〉

ブラームス / 弦楽六重奏曲 第2番 ト長調 作品36
モーツァルト / ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(弦楽六重奏版)第3楽章 k.364 (アンコール曲)

(感 想)

ブラームスの弦楽六重奏曲第1番、第2番は大好きな曲で、CDで繰り返し聴いているのですが、初めて実際の演奏を聴くことができて、感激しました。当日の軽井沢は、曇天で、それがまた、この曲の雰囲気に合っていました。

第1番では、第1ヴァイオリンを小川さんが務め、第2番では、リーダーの依田さんが務めていましたが、整ったアンサンブルが聴けました。チェロの笹沼さん、水野さんの二人が強力で、低音域が豊かに聴こえ、ブラームスらしさを醸し出しているように思いました。

フランス映画「恋人たち」(1958年)に使われた第1番第2楽章の短調の切々としたメロディは、特に胸を打つものがありました。アンコールは、モーツァルトの協奏交響曲(弦楽六重奏版)第3楽章でした。明るく闊達な曲で、ブラームスの重厚な2曲との対比にもなり、こちらの選曲、演奏もとても良かった。

【あらかじめ聴いたCD】

   

ブラームス:弦楽六重奏曲第1番・第2番。Alberni Quartet他(1978年録音)。廉価盤のブリリアントレーベルのブラームス室内楽全集の中の一枚。聴きなれた演奏です。

参考:第1番第2楽章が聴けます。

ブラームス: 弦楽六重奏曲第1番:第2楽章[ナクソス・クラシック・キュレーション #切ない] - YouTube

【帰宅して聴いたCD】

   

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 k.364。ラファエル・ドルイアン(vn)、エイブラハム・スカーニック(va)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団(1963年録音)。本日の演奏会のアンコールがすごく良かったので、演奏曲目を本来の管弦楽団版で聴きました。

出演者のプロフィール(文字が細かいので、拡大してご覧ください。)

(当日の軽井沢大賀ホールと矢ヶ崎公園の光景)

大賀ホールを北側から撮影。曇天です。

いくらか紅葉が始まっている感じでした。

落ち葉もあって、この辺は秋の雰囲気も感じました。

南西に向かって池を撮っています。

大賀ホール。喫茶コーナーがあるあたりを撮影。

入口。

終演後の矢ヶ崎公園です。

【大賀ホールホームページ】

軽井沢大賀ホールトップページ (ohgahall.or.jp)