さくらの花びらの日本人よ誇りを持とう さんより転載です。
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日本、男女平等度で104位…142か国中
スイスの民間研究機関「世界経済フォーラム」がまとめた、男女平等の度合いに関する28日公表のランキングで、日本は142カ国中104位となった。
前年より一つ順位を上げたものの、安倍政権が掲げる「女性の活躍」が浸透する社会からは依然かけ離れた実情を示した。
ランキングは男女間の雇用格差、就学機会、健康、政界進出などを指数化して順位をつけた。同フォーラムは、日本が雇用の男女格差を解消すれば、GDPを16%押し上げると指摘した。(2014.10.28 読売新聞抜粋)
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この調査結果を見て「日本はまだまだ遅れている」と思った日本人は多かったのでしょうか。・・・
この調査の名前は「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート」(世界男女格差年次報告書)で、この名前を聞いただけでも男女平等というよりは左翼思想でかつてのウーマンリブ運動的な女性の権利拡大、つまり女性がどんどん社会進出することを推進する共産主義的な左翼思想そのものだということがわかります。
そして日本の評価は「雇用格差」102位、「教育機会」93位、「健康」37位、「政治参加」129位で、総合104位ということです。
日本は社会主義国家ではないので「女性は何人採用する」と国が雇用を統制すると雇用が歪められてしまいます。雇用は男女の数合わせでするのではなく、あくまでも個人の能力で採用するのが本来でありましょう。
また教育も日本は「機会の平等」はあります。しかし「結果の平等」は日教組ではあるまいし、あり得ません。
健康も日本は長寿社会であり、政治参加も男女に関わらず政治にふさわしい人、やりたい人が選挙で選ばれてなっています。
今の日本は今のままで何も問題ないのです。問題なのはこの調査です。
この調査報告書の数字をよくするために国のかたちを変えてまでよくする必要はありません。日本はこの調査で最下位になろうが全く気にせず日本の国柄と日本らしさを尊重していくべきであり、日本人として日本国を誇って生きていくべきです。
日本はこういう調査もそうですが、歴史も歪められており、江戸時代から封建社会で農民などは搾取されていたといいます。
しかし日本は江戸時代もそうですが極めて平等な社会でした。しかも安全で平和な社会です。これは日本人が古くから持ち続けている「和」の心にあります。この「和」こそ日本独特の誇れる精神なのです。
江戸時代の日本の教育レベルは非常に高く、識字率も世界最高水準であり、寺子屋も日本中につくられて小学校のように機能していたのです。教える方も女性が多かった、つまりそれだけ教養を積んだ女性が多かったということです。
日本人の平等精神は第一次大戦後のパリ講和会議でも明らかです。白人は有色人種を人間として扱っていませんでした。白人は黒人を奴隷としてアフリカから連れてきて、物のように売買し、家畜と同じ扱いをしていました。そして白人男性は黒人女性を性奴隷にしていたのです。
この差別のひどい白人に対して日本は「人種差別撤廃」を求めました。これは多数決で採決されましたがアメリカのウィルソン大統領が議長として「こういう重要な案件は全会一致でなければいけない」と言ってひっくり返して否決したのです。
そういう世界とは日本はきちんと線を引き、共産主義が名前を変えた「グローバル」という言葉に騙されず、反日左翼勢力のナショナリズムが悪いというレッテルに騙されず、「ナショナリズム」こそ今の日本人に必要であると自覚し、愛国心と日本の伝統、文化と国柄を大切にして、皇室の弥栄と日本国の隆昌を願う日本人となるべきではないでしょうか。