以前から正論を主張する櫻井よしこ氏の転載です。
一般人の「あほ」はまだ愛嬌があるが、国のトップが「あほ」では国民が悲劇です。
民主党は、地方自治の時代といって、
地方に権力があるように錯覚させ、
自分たち中央の責任をなくす政策を押し進めていたのだ。
これは国の力を弱める政策なのだ。
(この政策は、幸福実現党が指摘する国難を呼ぶ原因になる)
今回のような大災害の時は地方の一つや二つではとても対応できないのだ。
原発も自衛隊も国の管理であり、外国からの援助も国でなければ対応できない。
国レベルの危機管理は政権が全責任を持って対応すべきなのである。
(そして、被害がどんどん拡大するという国難が実現し続けている)
自衛隊を災害救助に10万人投入すると、国境の防衛が手薄になるのだ。
幸いに、米軍が空母を連れて来ているから無事なのだ。
人の弱みにつけ込む北朝鮮、ロシア、中国が軍事的にちょっかいを出しているのに、
マスコミは米軍の活躍を単なる援助としか理解していない。それも小さく報道だ。
「あほ」と指摘しないマスコミも「あほ」の仲間である。
「あほ」に伝染しないように、気をつけましょう。
櫻井よしこ氏 大震災の政府対応は「あんた、あほとちゃう」
大震災の政府対応は「あんた、あほとちゃう」 櫻井よしこ氏、正論大賞受賞記念大阪
講演要旨
2011.3.31 21:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110331/plc11033121370037-n1.htm
地震、津波、原発という三重の苦難。日本人としてこの国難をいかに乗り越えるか。
わが祖国をしっかりと再建しようという思いは誰もが共有するものだ。
被災地に入った岩手の知人は、自衛隊と消防がいかによく働いていたかを見たという
。また別の医師は、行政の援助の遅れに不平不満も言わず迎えてくれた過疎集落の人た
ちに感激したと話した。危機に際し、助ける日本人も助けられる日本人も立派だった。
ところが政府の対応はどうか。福島第1原発はあの地震にも耐えて原子炉を止めると
いう日本の技術力の素晴らしさを示したが、冷やすという次の段階でつまずいている。
人災の面もあるだろう。3週間もたつのに中央政府のリーダシップがまるで見えない。
菅直人首相の支持率は震災後に急上昇した。国民の気持ちに応えて全力で立ち向かわ
なくてはいけなのに、国家意識の欠如が甚だしい。
安全保障会議の開催という強力な権限が付与される方法があるのに、全く開かれてい
ない。開催すれば全閣僚を集め、問題点と対処方法を見つけるよう指示を出すことがで
きるのだ。
思い余って官邸に電話したら、官僚の一人が「忙しすぎて開けない」と答えた。ここ
は大阪だから関西流でいえば「あんた、あほとちゃう」だ。こんな体たらくがあるだろ
うか。
一方で菅首相は、原発の専門家を次々と内閣参与に取り立てている。多くの意見や提
案の中で対応を決めかね、後手後手に回っていることが心配だ。
国際社会からは多くの支援を受けたが、本当の友達がどの国なのかもはっきり見えて
きた。ロシアは日本への領空侵犯に近い行動を取り、中国は海上自衛隊の艦船にヘリコ
プターを異常接近させた。またロシアのメドベージェフ大統領は、日本のような自然災
害の多い国での原発立地を規制しようとも取れる発言をした。
米国は1万8千人の兵員や空母、航空機を投入するほか膨大な物資も送り、親身にな
って支援してくれている。本当に頼れるのは価値観を共有する国々であり、さらには同
盟関係にある米国なのだ。
震災によって日本人の立派さも現れたが、国家の力を発揮できる改革が必要なことも
はっきりした。憲法を改めて見つめ直し、自衛隊は正規の国軍として守りを固めること
が重要だ。私たち一人一人が日本人であることに誇りを持ち、感謝し、思いを新たにし
て震災を乗り越えたい。
一般人の「あほ」はまだ愛嬌があるが、国のトップが「あほ」では国民が悲劇です。
民主党は、地方自治の時代といって、
地方に権力があるように錯覚させ、
自分たち中央の責任をなくす政策を押し進めていたのだ。
これは国の力を弱める政策なのだ。
(この政策は、幸福実現党が指摘する国難を呼ぶ原因になる)
今回のような大災害の時は地方の一つや二つではとても対応できないのだ。
原発も自衛隊も国の管理であり、外国からの援助も国でなければ対応できない。
国レベルの危機管理は政権が全責任を持って対応すべきなのである。
(そして、被害がどんどん拡大するという国難が実現し続けている)
自衛隊を災害救助に10万人投入すると、国境の防衛が手薄になるのだ。
幸いに、米軍が空母を連れて来ているから無事なのだ。
人の弱みにつけ込む北朝鮮、ロシア、中国が軍事的にちょっかいを出しているのに、
マスコミは米軍の活躍を単なる援助としか理解していない。それも小さく報道だ。
「あほ」と指摘しないマスコミも「あほ」の仲間である。
「あほ」に伝染しないように、気をつけましょう。
櫻井よしこ氏 大震災の政府対応は「あんた、あほとちゃう」
大震災の政府対応は「あんた、あほとちゃう」 櫻井よしこ氏、正論大賞受賞記念大阪
講演要旨
2011.3.31 21:33
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110331/plc11033121370037-n1.htm
地震、津波、原発という三重の苦難。日本人としてこの国難をいかに乗り越えるか。
わが祖国をしっかりと再建しようという思いは誰もが共有するものだ。
被災地に入った岩手の知人は、自衛隊と消防がいかによく働いていたかを見たという
。また別の医師は、行政の援助の遅れに不平不満も言わず迎えてくれた過疎集落の人た
ちに感激したと話した。危機に際し、助ける日本人も助けられる日本人も立派だった。
ところが政府の対応はどうか。福島第1原発はあの地震にも耐えて原子炉を止めると
いう日本の技術力の素晴らしさを示したが、冷やすという次の段階でつまずいている。
人災の面もあるだろう。3週間もたつのに中央政府のリーダシップがまるで見えない。
菅直人首相の支持率は震災後に急上昇した。国民の気持ちに応えて全力で立ち向かわ
なくてはいけなのに、国家意識の欠如が甚だしい。
安全保障会議の開催という強力な権限が付与される方法があるのに、全く開かれてい
ない。開催すれば全閣僚を集め、問題点と対処方法を見つけるよう指示を出すことがで
きるのだ。
思い余って官邸に電話したら、官僚の一人が「忙しすぎて開けない」と答えた。ここ
は大阪だから関西流でいえば「あんた、あほとちゃう」だ。こんな体たらくがあるだろ
うか。
一方で菅首相は、原発の専門家を次々と内閣参与に取り立てている。多くの意見や提
案の中で対応を決めかね、後手後手に回っていることが心配だ。
国際社会からは多くの支援を受けたが、本当の友達がどの国なのかもはっきり見えて
きた。ロシアは日本への領空侵犯に近い行動を取り、中国は海上自衛隊の艦船にヘリコ
プターを異常接近させた。またロシアのメドベージェフ大統領は、日本のような自然災
害の多い国での原発立地を規制しようとも取れる発言をした。
米国は1万8千人の兵員や空母、航空機を投入するほか膨大な物資も送り、親身にな
って支援してくれている。本当に頼れるのは価値観を共有する国々であり、さらには同
盟関係にある米国なのだ。
震災によって日本人の立派さも現れたが、国家の力を発揮できる改革が必要なことも
はっきりした。憲法を改めて見つめ直し、自衛隊は正規の国軍として守りを固めること
が重要だ。私たち一人一人が日本人であることに誇りを持ち、感謝し、思いを新たにし
て震災を乗り越えたい。