7月24日に右膝の鵞足炎を悪化させてしまい走れないこと13日間が過ぎてしまった。
1つの目標にしていた北海道マラソンまであと3週間、焦りしかない。
ピークの痛みからは8〜9割は軽減したので、残りあと1〜2割といった痛みだがその状態が続いていて、そこから一向に良くなる気配がない。
鍼灸、マッサージ、ストレッチ、アイシング、筋トレ、漢方薬とあらゆることを並行しているが今ひとつ改善への道筋が見えて来ない。
北海道マラソンが控えていなければ、じっくり落ち着いて治そうという心のゆとりがあるのだが今回は焦りしかなくなってきた。
1kmだけでも走ってみようと思い、ランニングする格好に着替えて、ホームコースである藁科川の土手に向かう。
アキレス腱を伸ばす動作で右脚を後ろにすると右膝が痛くなり顔をしかめる。
しかし歩く動作では痛みを感じることはないのでゆっくりと走り出してみる。
100mほどは大丈夫だったが100mを過ぎた辺りから痛みが気になり出して500m走ったところで止まってしまう。
しばらく右膝をさすりながら、北海道マラソンは棄権の可能性も視野に入れないといけないなと思う。
のんびり500m走ることができないのに42.195kmは到底無理。
右膝をさすりながら、500m地点から引き返そうとのんびり走り出す。
1kmを過ぎたとき、先程のような痛みではなくなっていたので、もう400mだけ走ってみようと走ってみる。
なぜか走っていくと痛みが和らいでくるような気がしたので2kmまで入ってみよう。
3kmにしてみようと段々に距離が伸びてきて、3kmを過ぎた辺りで右膝の痛みが全くなくなっていた。
先程までは止まってしまうほどの痛さだったのに、信じられない。
そうすると欲が出てきてスピードを上げたらどうなるか試してみたくなる。
最初は6分/kmを超えるペースであったが、徐々にペースアップして5分前半のラップになってくる。
もう一段スピードを上げたらどうだろうと更にペースアップ。
結局、暑さもあるし、久しぶりのランなので無理せず7kmでやめることにする。
最後の2kmは4分台のペースで走れていた。
なぜ、急に痛みがなくなったのか全く意味がわからないが最後の3kmは「ありがとうございます」を連呼しながら走っていた。
これで明日以降も今日のように走れれば北海道マラソンに何とか滑り込めそうである。
このまま右膝さん、おとなしくしていて下さい。