あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

バナナ♪ゼロミュージックにコトリンゴさん出演

2017年04月19日 | 生活
2017年4月15日(日)放送の「バナナ♪ゼロミュージック」。

音楽知識ゼロのバナナマンと一緒に音楽を楽しむ、NHK総合の
バラエティー番組。



毎回、一流ミュージシャンが登場し「音楽の面白さ」を
楽しみながら体験する。
そんな往年の「今夜は最高!」のようなプログラム。



番組ハウスバンド(サイトウ“JxJx”ジュンさん参加!)が
名曲を生演奏する事で知られており。楽しみに観ている我が家。
※さすがに毎回は見れてませんが



それでも、この回は初の海外ゲスト登場あり…って事で。
予告編で知ってて注目というか留守録してたんですが。

なんと、ジャミロクワイのジェイケイが出題者として登場!



新しい帽子のネタ元がクイズになり、その「センザンコウ」
…というのは、どんなモノか!?

その設問中に私的に馴染み深い「ロマネスコ」が登場!



うちの連れ合いはジャミロクアイのファンなので
元々大喜びしていたのだが、私は別の意味で狂喜!

※ハイ、金属恵比須ファンなら御馴染みの筈です!



そして、私が注目する出演者が、もう一人!
コトリンゴさん!

「この世界の片隅に」の音楽を担当した音楽家さんです。



サイトウ“JxJx”ジュンさんとコトリンゴさんが同じ画面に
収まっているなんて、これまた感激!

ちなみに連れ合いはJxJxさんのバンド「ユアソン」の大ファン!
※「Your Song Is Good」の略称です



映像的にも「この世界の片隅に」が登場。
映画も紹介されて、私は大感激です。

そしてコトリンゴさん、「悲しくてやりきれない」を歌唱。



自ら奏でるピアノの音色も素晴らしい。JxJxさんも思わず
神妙な表情…。

素晴らしい。そのピアノの音色に、私はニール・ヤングの
「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」を思い出したのでした。



ちょっと儚げで優しい。また半泣きになった私でした。
曲を紹介したコトリンゴさんの言葉が、まるで「この世界の
片隅に」を表しているようでしたよ…。

2017年4月15日(日)放送の「バナナ♪ゼロミュージック」。
我が家にとって、まさに「神回」で御座いました。

アラン・ホールズワース 死去

2017年04月19日 | 英国ロック
健康に不安があるとは知っていたが、とうとう彼までが…。

享年70。死因は伝えられていないが心筋梗塞とも言われている。
発表は家族のFacebookにて。

英国ウエスト・ヨークシャー生まれのホールズワース。17歳で
ギターを弾き始め、60年代後半「イギンボトム・レンチ」を結成。

その後は「テンペスト」「ソフト・マシーン」「ゴング」「UK」
などでプレイし、高い評価を得た。


※画像は「UK」。
 中央下がホールズワース。

ソロ・アーティストとしても活躍。プログレから、ジャズ・
フュージョンを初めとした様々なジャンルでその才能を発揮。

ミュージシャンからの信望も厚く、エディ・ヴァン・ヘイレンは
「通常の奏法ではホールズワースのプレイを再現できない」と、
ライトハンド奏法を使ったのは有名な話。



「UK」やソロ期のウネウネ・ギターも良かったが、
私はテンペストでのHRっぽいプレイも好きだったなぁ。



ツインギター期のBBCライヴでは、オリー・ハルソールと若気の
至りのような激しいソロの応酬があった。

※最初、非公式盤で聴いて鼻血が出そうになったよ!



庇を貸した積りが母屋を取られちゃったグループもあった。
ソフトマシーンは「収束」でホールズワースのギターバンドみたいに
なってたし。

ゴングの「ガジーズ!」も同様でした。



そんな恐ろしいプレイヤーだったが、ご本人は単に自分らしくギターを
プレイしただけ…そんな雰囲気だった。

あれ程のギタリストなのに、晩年は経済的に苦しい状況に陥ることに
なったりと、寂しいニュースもありました。
※離婚で財産を持っていかれた…とか

全てを聴いたわけではないけれど、やはり凄いギタリストだと思います。
未聴のソロアルバムやコラボ盤もチェックしなくちゃな。

たくさんの素晴らしい演奏を有り難う。
アラン・ホールズワースよ、永遠に。

「しょんないTV」感動の「今井科学思い出サミット」

2017年04月18日 | サブカル
TVKで深夜に放送されている、ピエール瀧の「しょんないTV」
2017年4月13日(木)は「伝説の模型メーカーの足跡を辿る!
~今井科学思い出サミット」が放送された。

私にとって「しょんないTV」は「JxJxTV」と並ぶ贔屓番組
だけど、今回の特集は面白くて感動できる屈指の回だった。



「しょんないTV」では、これまでも数ある静岡の模型メーカーを
紹介し、その熱すぎる模型愛に触れてきてるが。

そんな“プラモデルの聖地”静岡でも忘れてはならないと言われる
のが「今井科学」。



2002年に惜しまれつつ解散した「今井科学」。
番組出演歴ある他社のトップたちも影響を語らずにはいられない。

各社長に加え、今井科学マニア歴50年という人まで出演。
淡々としながらも熱いコメントが語られた。

1954年、当時の静岡市清水区に「今井商店」として誕生。
1957年、東京タワーの木製模型を「実物が完成する前に」売り出して
大ヒット。
その後はプラスチック模型分野に進出し「今井科学」に改名。



1960年には日本初のキャラクタープラモ「鉄人28号」を発売。
以降、「鉄腕アトム」など漫画などのキャラクターを次々と
製品化してヒットを連発。
「マンガ模型と言えばイマイ」と呼ばれる程の人気メーカーと
なったという。

そして1966年発売には、あの「サンダーバード」シリーズ登場!
今井科学の人気を決定づけることに。
※箱絵は小松崎茂先生!!



高額だった基地模型や各号機が紹介されたが、やはり1番人気は
「サンダーバード2号」!

男性陣全員が興奮する中、広瀬アナは「これがですかぁ?」と
一人ピンと来てない様子。
※たしかにカエルみたいだけどよぅ。空気読んでくれよ…。

コンテナ脱着可能な仕様に興奮する瀧さん。その魅力に男性陣は
「これですよ!」と大いに納得。

最盛期には工場が24時間フル稼働、社員のボーナスも11ヶ月分!
当時、関わり合った常木社長も毎月料亭通いのご相伴に与って
いたとか!



しかし、絶好調だった今井科学も、続いて発売した「キャプテン
スカーレット」や「マイティジャック」が予想に反して大コケ。
※マイティジャックも秘密基地まで商品化されてたんだよな…

残酷や…。マニアには根強い人気ある「マイティジャック」で
そんな事になるなんて。
作品は悪くない。悪くないのに…。

結局、在庫を抱えた今井科学は、「サンダーバード」の隆盛から
3年後、1969年に一度目の倒産を迎える事になったという。



しかし、倒産から2年後の1971年。
「今井科学」は復活。当時の日本メーカー唯一の木製帆船模型
「カティサーク」をヒットさせて起死回生。
※ウィスキーも流行ったもんねぇ…



さらにオリジナル製品「ロボダッチ」もヒット。
既存キャラのプラモ化ではなく、プラモ発でオリジナルの世界を
作り上げた画期的な商品として子供たちに大人気となり、今井科学
第二次黄金期を支えて10年以上に渡りシリーズ商品が発売された。



この頃模型業界ではバンダイが「ガンプラ」で大ブームを巻き
起こしてした。

今井科学もブームに乗ろうと「超時空要塞マクロス」を発売。



アニメ同様、大いに人気を博したという。

懐かしいよ、ヴァルキリー。
戦闘機からロボットに可動したのかなぁ…。



その後もロボットシリーズを発売するもヒットに恵まれず。
「オーガス」と「モスピーダ」で尻すぼみ。「サザンクロス」は
「さんざん苦労する」と言われた…と。

ああ、かがみあきらさん...。
作品は悪くないんだ。胸が痛い...。



大量の在庫を抱える事になった今井科学、過去製品の再販売を細々と
続けるも、次第に経営を圧迫。2002年、遂に会社を自主解散…。

今こそぞ歴史に幕を閉じた今井科学だったが、その商品たちは静岡の
模型会社に引き継がれ、現在も静岡の模型業界に生き続けている。



サミット参加者が語る今井科学への感謝コメントに感動!
ピエールも「静岡の模型の歴史、凄いな」と感動!
最初ピンと来てなかった広瀬アナも感激の面持ち。

「しょんないTV」、最高!

5月に「日ペンの美子ちゃん原画展」開催

2017年04月17日 | サブカル
ユニークな展示を催される「墓場の画廊」‏さんが
また面白いイベントを開催してくれます。

その名も「日ペンの美子ちゃん原画展」!
日程は5/16から。



日ペンの美子ちゃんは、学文社が実施している、
ボールペン習字通信講座の広告マンガで。
黄金期の少女漫画の裏表紙を飾ってきた。

誕生は1972年(!)。
これまで歴代5人のマンガ家先生によって描き
続けられてきたが、6代目の服部さんはパロディ
漫画で美子ちゃんを描いていた変わり種。



いや、もう何でもありなこの時代、原作への
リスペクトがあればパロディでも良いのだ。

絵的にも懐かしい美子ちゃんを再現しているし、
その中にも今っぽさも感じさせてくれる。



一時期中断していた広告漫画「美子ちゃん」の
復活への貢献度は高いが、やはり初代の貫禄も
忘れてはいけないし、その辺りをしっかり押さ
えててくれるであろう「原画展」には大いなる
期待を寄せたいと思います。

まぁ、何が言いたいかと申しますと…
「行きまっせ!」という事ですよ。

2017.4.16「夏日」

2017年04月16日 | 生活
東京都心で25℃超。
今年初の夏日、内陸はさらに暑いそうな。

きょう16日は全国的に朝から気温が高く、
東京都心で午後0時半過ぎに今年初めての
25℃超え。



陽の光も強烈…。

外を歩く人には、半袖姿も多かった。
私は長袖だったが、暑くて参ったね。

それなのに、目は痒く、花粉症の症状は強烈。
そういう意味でも参ったよ…。

吉祥寺MojoCafeへ

2017年04月16日 | 生活
あらんちゃんバンド+金属恵比須を見終わって、
吉祥寺MojoCafeへ向かった。



朝日新聞の「この世界の片隅に」夕刊が置いて
あると聞いてたし、店内BGMが60年代~70年代
ROCK,BLUES,SOULが流れる素敵なカフェという
触れ込みあり、一度は行ってみたかったのだ。



※もちろん夕刊GETです。

場所も以前バウスシアターがあった向かい辺り。
20代の頃「ジミヘン&オーチス」を観た映画館。

「わんぱく王子の大蛇退治」と伊福部音楽LIVEも
見に来たバウスシアター。
ニール・ヤングの爆音上映会も最後に行ったさ。

そんな思い出の吉祥寺。
そんな吉祥寺に似合うMojoCafeさん。



行ってみたら、素敵な音響と適度な音量で、70年代
ロックが聴けた居心地よい場所でしたよ。

飲食も楽しめたし、マスターに「この曲は?」と
訪ねても優しく教えてくれる素敵なカフェ&バーで
御座いましたよ。



マスターのお人柄も合わせ、最高でした。
やっぱり大事ですよね、そういう事って。

是非また行きたいと思いました。
~というか、吉祥寺による事あったら必ず行きます!

あらんちゃんバンド(仮)/ 金属恵比須ライヴに行く(7)

2017年04月15日 | 邦楽
さてMCですが。

新譜の予定は「家庭や仕事で色々ありますので」
…と、総主席から耳の痛い話がありましたよ。



そういや、最初の方で「皆さん、ミサイルが飛んで
くるかも知れないと言われてるのに良く来てくださ
いました」・・・なんて挨拶もありましたな。



「ここは地下なので何かあったら避難していれば」
「飲み物はたっぷりありますから」…と、勤め先の
飲料を示した高木氏。



※ちなみに東日本大震災の時に現場判断で被災地へ
 在庫を配って回ったというメーカーさんです。

 普段からそういう体制が浸透していたって話です。
 偉いトコロですわ…。



さらに告知事項として、
マスヒロさんが、ソロ第2作を製作中と発表。
今回は宮嶋氏の全面プロデュースになるとのこと。

一方、宮嶋氏の「ロマネスコ」もセカンドを作る
予定だそうで。
ここでマスヒロさんにドラム叩いて貰う事で、色んな
面が「お互い様」になってオトクになんだって(笑)。



ロマネスコの1stはアートロックだったけど、
やっぱりプログレっぽくした方が売れるよ…と
言われ、そうしようかなと。

そんな事を言って客席を笑わせた宮嶋氏でした。
そういや、推し曲のプレゼンも一番論理的に整理
されてたよな。



マスヒロさんと稲益さんは感覚的というか、
長島チョーさんのようなコメントした挙句、やっぱり
高木リーダーに投げてくるという離れ業やってたし。

さすがだったよ。別の意味で(笑)。



栗谷氏は旧知の仲という事もあり、すっかりお馴染
ムードでバンドに溶け込んでおりました。
「ハリガネムシ」のベースソロもカッコよかったし。

バンドとしても、余裕を持って演奏するところは
押さえ、一方フレッシュな新曲も提示するという
充実期に移行した気がします。



「みつしり」ではマスヒロさんのオカズも微妙に
変化してたし、キーボードソロの時にリズムを刻む
ギターも芸が細かかったですよ。



「イタコ」も同様。突っ走る迫力ありつつ、どこか
余裕さえ見えました。

リボンコントローラを駆使しての盛り上がり、
キーボード下敷き、ギター放り投げ、狂乱の終演。



※高木総主席、フレアパンツが似合うなぁ…

プログレファンらしく動きの少ない客席だったが
「ハリガネムシ」で宮嶋氏が煽ってくれて、そこから
こちらも楽になりました。



最初の方なんて、私が身体でリズム取ってると
怪訝そうに隣の人に見られたりしたもんなぁ…。

満員で身動き取れなかったのと、そういう体験を
した事と、実質3時間立ちっぱなしだった事は、
さすがに辛かったが。

演奏は良かったし、当然ステージの雰囲気も最高
だったからね。



あらんちゃんバンド同様、これからも追いかけて
行きたいですよ。

金属恵比須、次回は5月5日。秋葉原‥‥か。

仕事で行けないじゃねーか!!

あらんちゃんバンド(仮)/ 金属恵比須ライヴに行く(6)

2017年04月15日 | 邦楽
ここからは個人的な新曲感想。

『罪つくりなひと』は正統派(?)ギターリフのHR曲。
キーボードの音色はエマーソン。中間部のメロトロンで
ぐっとプログレ色が増す。ベースもブンブンいってます!



多良氏のウネる「黒っぽい」ベースが非常にユニークで
あった金属恵比須。
彼が抜けた後にはバンド初期のサポート・ギタリストを
やってた栗谷秀貴氏が就任。



こちらはブンブン鳴らし系というか、ハードロック色を
バンドに加えるタイプというか。

ギターからベースに持ち替えて・・・というとジェフ・ベック・
グループ時代のロン・ウッドを思い出すが。手数の多さは
通じるトコロがあります。



そうそう、栗谷氏が初めて金属恵比須をサポートしたのは
高校時代だそうで(!)。
一方、その時リーダーの高木氏は大学生。
早退してステージに駆け付けたという栗谷氏に「いやぁ、
ゴメンゴメン」と20年越し(?)に詫びる総主席でした。



続く新曲は以前も披露されたサマーソング『蝉しぐれ』。

「真珠郎」的な不安定ムードから怪しげなワルツへの展開が
たまらない。



ただし、アルバム収録までには、もう少し演奏を重ねて
練度を上げて欲しいかな。

むしろ「真珠郎」のニューアルバム再収録を希望。
ミニアルバム「阿修羅のごとく」の頃より今の方が安定感が
増しているから。



『蝉しぐれ』は、その間にライヴで叩き上げて練度を増し、
根が張ったうえでの不安定感を漂わせて欲しいです。

『道連れ』はマスヒロさん作詞・作曲の書き下ろし。
稲益さんが「新しく作った曲ですよ」と、古いストックの
持ち出しじゃない事を強調。



ストレートな曲かと思いきや、しっかりプログレ。
しっかりジェネシスしてました。

メロトロン・サウンドにドラムとベースの刻みが乗って、
疾走感が増していく展開にニヤリ。



歌はストレート。メジャーキーと言われてもピンと来て
なかったが、歌が入ると明るい曲調に爽やさを感じた。

以前、稲益さんが「不眠症ブルース」を歌うのは見たけど、
それに通じるピュアピュアさ。



バンドブーム期に憧れのグループ曲を歌う女の子のような、
そんな初々しさを失っていない稲益さんに感じ入る。

個人的には疾走感もある『道連れ』は、「みつしり」と
並んでライヴの景気付けにうってつけの曲だと思ったし



アルバムに収録されても充分インパクトを与えられる…
と感じましたので、私は同曲に1票を入れたのでした。

しっかりプログレしてたのも嬉しかったですよ。



そして『月澹荘綺譚』
三島由紀夫の短編小説から名づけられたそうで。
その辺は、さすが日本文学的な歌詞に定評あるバンドで
御座います。



曲は「クレイジーダイヤモンド+薬師丸ひろ子」と創作
元が語る通り(?)の雰囲気。

まぁ、まず最初は宮嶋氏のピアノソロがオープニングを
飾る「悟りの境地」的な要素も感じましたが。



始まってみれば、ややミドルテンポのヘヴィ曲。
中間部では、テルミンみたいな音が聞こえてビックリ!

誰だ、演奏してるのは?
アンテナみたいなパーツは見えないぞ!



そう思っていたら、稲益さんがマトリョーシカに手を
かざしていた。マトリョーシカ型テルミン!?
新しいネタを次々と仕込んでくれますなぁ。

ブルージーな・・・という触れ込みどおり、高木総主席の
ギターソロが素晴らしい。



ピンク・フロイドのデヴィッド・ギルモアからして
ブルース弾ける人だもんね。

ポール・ロジャースは「マディ・ウォーター・ブルース」で
数々のギタリストと共演して90年代にブルースロックを再現
したが、デイヴ・ギルモアのプレイには驚かされた…と語っ
てたものですよ。



基本プログレの人と思いつつ、時代的にブルースギターの
洗礼受けた人だから…と招いたが、まさかここまでブルース
弾ける人だとは思わなかった…と。

一方、高木氏のギターソロも。
ブルースの影響を消化した70年代ロックなフレーズが
飛び出して、私は実に心地よかった。


*写真は必ずしも曲目と合っておりません。すいません、
撮りまくったあげく何だか分からなくなっちゃいました。

日本の歌謡界でも井上堯之さんのようなロック/ブルースを
体現しつつもトップで弾いてた人がいらした訳だし。

今回の高木氏のプレイは、そういった記憶を思い起こさせ
てくれましたよ…。
*そういえば今回はダブルネックは使われてなかったな。



色々言いつつニューアルバムの発売時期は「未定」だそう
だが(笑)、

印象としては、ニューソング3曲を収録し、1曲は温存
・・・そんな感じで構成して欲しいなぁ。

あらんちゃんバンド(仮)/ 金属恵比須ライヴに行く(5)

2017年04月15日 | 邦楽
新曲総選挙。
事前にTwitterで、各人の推し曲と要点は公示済み。



なお、「メンバーの人気投票じゃないですよ。曲ですよ」との
注意がされたんですが。



中間確認で稲益さん推し曲への拍手が足りないと見るや、
「稲益、どうした!?人気ないぞ!」とか突っ込まれて



「えっ~!?」とリアクションする稲益さんが可愛かった。
※ほんと、稲益さんの屈託のなさは素晴らしい。



●稲益さん推し
「罪つくりなひと」:



何か彷彿のヘヴィなリフ、ロバに跨がり海を目指し海に沈む
宣教師、1人残される女、シュールなスペクタクル楽曲にご注目。



●高木さん推し
「蝉しぐれ」:調子外れの和音と不安なメロディの凍てつく
不穏なサマーソング。見どころは後半のギターソロとドラム!



●マスヒロさん推し
「道連れ」:16ビート導入、及びファンクとの融合という言語
道断なアプローチにあえて挑戦! 候補曲中唯一のメジャーKEY曲
である事も注目!



●宮嶋さん推し
「月澹荘綺譚」:バンド史上最高にブルージーな歌謡プログレッ
シヴ・ロック!重厚なピアノと幻想的なシンセサイザーとエモー
ショナルなギターが演出する伊豆半島の怪奇!



ステージ上の「めくり」は、稲益さんが担当。
総選挙が終わったら希望者に手渡されるという緊急サービスも
ありました。



前列のファンが手をあげ、めくりをGET。拍手する観客。
やっぱイイ雰囲気のライヴです。

演奏はハードでもMCは和気藹々。
それでも「MCが長くなりがち」とステージはサクサクと
進められたのでした。

あらんちゃんバンド(仮)/ 金属恵比須ライヴに行く(4)

2017年04月15日 | 邦楽
金属恵比須 IN シルバーエレファント 2017.04.15

登場したメンバーが赤い照明の中で始めたのが、
「鬼ヶ島」。



バンドの初期に作られた曲だが、アルバム収録は
今度の「ハリガネムシのごとく」が初めてとの事。



稲益さん抜きでの構成に、「男臭いなぁ」とMCで
語るバンドだったが



ここで客席から「私も入れろ~!」と明るい声で
乱入する稲益さん。



なんて明るく、屈託のない乱入なのだ。
そこからは予告通りの新曲連発。



現場で聴いた観客が投票し、その順位でニュー・
アルバムへの収録を決定するとの事。



新曲は順次演奏されていった。

・罪つくりなひと
・蟬しぐれ



・道連れ
・月澹荘綺譚



曲ごとに演芸の「めくり」のような趣向で紙を
めくる稲益さん。

それぞれのメンバーが各曲の「推し」ポイントを
説明したりして、楽しいMCが続いた。

あらんちゃんバンド(仮) / 金属恵比須ライヴに行く(3)

2017年04月15日 | 邦楽
「は、反則や…」と私が慄いている間、あらんちゃんバンドの
ステージは終了。

セットチェンジが始まった。
混んでる客席で飲み物追加やトイレに行く人も居たが、私は
下手に動くと「自分の居場所がなくなりかねない」と姿勢を
変えずに待機。



いやぁ、途中で体を動かせないのが辛かった。
気がつきゃ膝がリズム取ってるのだが、周りが殆どそんな
事しないからから、途中で消沈。なんかそれが辛かった。

あらんちゃんバンドの機材撤収と金属恵比須のセッティングが
重なったが、その際に金属恵比須の高木総主席が、あらんちゃん
バンドの渡辺氏をメキシコ(プログレフェス)で一緒だったと紹介。



ドレスのあらんさんに対し、フリルの渡辺さん。
こちらの衣装も麗しい。

ギターの音出しやスネアのセッティング、キーボードの調整…。
鍵盤の唸りにニヤリとさせられる。



そして恒例、高木総主席の前説開始。
初のアナログ盤「ハリガネムシのごとく」を紹介、特典などを
語ったうえで「買って下さい」とセールストーク。

セッティングも終了したところで、一旦ステージからメンバーは
去る。場内暗転。

定番の登場音楽、映画『八つ墓村』より「呪われた血の終焉」 。
さぁ、金属恵比須の登場です。

あらんちゃんバンド(仮) / 金属恵比須ライヴに行く(2)

2017年04月15日 | 邦楽
カーテンレザーを飾る、あらんちゃんバンド(仮)は
まさに「バンド」だった!

前回の「難波×荒牧」コラボは、鍵盤とEギターの
がっぷり四つで。お互い延々とソロを弾きまくった
印象あったが。

今回、あらんさんは、まさに「バンドのギタリスト」。
横浜ほどのエフェクター踏みまくりは無し。



女性ヴォーカリストを擁し、自身でも歌い、ときに
キーボードやリズムセクションを全面に出すリーダー。
それが今回のあらんさん。

もちろん、期待通りにロバート・フリップ調のギター・
ソロは披露され、私を唸らせてくれたが。



今回は全員プレイで疾走し、バンド・マジックを炸裂
させてくれたのでした。

あらんさん目当てで、あらんちゃんバンドを見に来たのに
※例によって入場時、モギリのお姉さんに「お目当ては?」
 ~と聞かれて「全部」と言ってしまいましたが

バンドの素晴らしさに度肝抜かされる事になった。
特にリズムセクション!!

ベース!ジョン・ウェットン直系じゃないですかっ!
音も指さばきも強烈じゃないですかっ!

そんで指を動かさない時にはベースペダルで地を震わせる。
腹に響く低温が心地よかったですよ。



そして手数の多い超絶ドラム!
アタックの強い高速手数はテリー・ボジオの如し!

曲はキング・クリムゾンの「暗黒の世界」期のようにも
聴こえたし、ドラムが暴れれば「デンジャー・マネー」の
UKの如し!

どちらにしろ、凄い時期。
歌詞は英語(?)だったが、終盤男性ヴォーカリストが登場。
※黒い上下の着衣は伝説の緊縛師・明智伝鬼氏の如し!

「緊縛」をテーマにした十八禁の歌も披露。



アンコール曲をアンケートで募るアイディアもあったが、
公演中に用紙を求めて移動する事も叶わず。
※階段や通路まで満員で動けなかったのよ…

ボレロ曲も良かったが、結局、アンコールは「太陽と戦慄~
RED期」直系のクリムゾン曲となった。
※私も「あの曲が聴きたい」と思ってたから、
 嬉しかったですよ

いつの間にかベーシストが指動かしまくってペース・
ペダルをも駆使しまくっている。

「緩急が素晴らしい」と書こうと思っていたのに!
そんな奥ゆかしさが微塵も無くなったぞ!

あらんちゃんバンド(仮) / 金属恵比須ライヴに行く(1)

2017年04月15日 | 邦楽
吉祥寺のシルバーエレファント。私は2回目。
今回は、あらんちゃんバンド(仮)+金属恵比須のツーマン・ライヴ。



金属恵比須は、「新曲総選挙ライブ」。
候補曲4曲の中で、最も得票数の高い曲が次回アルバムに必ず収録される。

事前にネットで「さわり」が公開されており、ファンにも予習の機会あり。
その辺の心遣いが、さすが金属恵比須だ。



チケットはライブハウスで直接予約していたので、開演時間直前でもOK。
椅子に座れるか微妙な番号だったが、入ってみると満員立ち見の状態。

これでツーマンを見るのか。キビシイなぁ…。



ワンドリンク、そうそうに飲み干して移動したが、気が付けば立ったまま
動けない姿に。

そうこうしてるうちに会場内は機材のスタンバイ開始。



まず、あらんちゃんバンドが登場。
横浜の「まごころ居酒屋ラウンドアバウト」3周年記念コンサートで
難波弘之さんと共演した荒牧隆さん。

その時の記憶を紐解くと…

難波さんが鍵盤を操る隣で、ロバート・フリップばりにギターを弾き
まくる、ロングドレス着た長身の貴婦人。
そのお姿に私は「隆さんっていうお名前だったよね…?」と混乱。

物販で御本人の口から発せられる、女性喋りだが「喉仏ある人の声」を
聞いて納得というか。
「キレイで上手くてニュアンス豊かならOK!」と、深く印象に残って
いたのでした。



あらんさん、ドレスの青さは前回と同じ。
違うのは、メンバーだ。

暗闇にフレットが青く光るベース。
ある意味あらんさん以上にドレスアップされたキーボーディスト。

ドラム、そして歌い手の姿も見える。
これはバンド形態だ。まごうことなく「あらんちゃんバンド」。

さぁ、お手並み拝見だ。

(続く)

Ian McCullochとマネージャー、逃げる

2017年04月14日 | 洋楽
VINYL JAPANのTwitterで「緊急の御知らせ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

Ian McCulloch本日の公演に御来場いただく予定の皆様へ。
米国と北朝鮮の間で武力衝突があるというニュースを受け、
Ianとマネージャーは無許可で日本から出国していることが
判明いたしました。本日の公演はキャンセルせざるを得ない
状況となってしまいました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



なんちゅうこっちゃ!

エコー&ザ・バニーメンのイアン・マッカロク。
以前の来日も、「本人の喉の不調で公演延期」になって
今回それを受けての振替公演なんだけど。

まぁ、東日本震災でも放射能を恐れた外人アーティストが
来日を中止したり、色々ありましたが。

今度は「戦争怖い」ですか。
そこで、とっととトンズラこくのもロッカーらしいのかも
知れませんが。

ファンは堪ったもんじゃないよな。

※今回の来日は4/13と4/14の予定。初日は勤め上げたと
 いう話ですが…

川越スカラ座の帰りに小江戸を満喫

2017年04月14日 | 生活
まぁ、満喫ってほど目的決めて散策したワケじゃないが。
それでもプラプラ歩いて、郷土料理を食ったら充分楽しい。



蔵造りの建物から、大正浪漫な建築、昭和レトロな雰囲気、
色々と楽しめました。



さっき見た「この世界の片隅に」に出てきた街並みに通じる
風情もあり、なんか不思議な気分で歩いたモノでした。



食事は「B級」を謳いながらも郷土料理色もある「開運亭」へ。
太麺の焼きそばセットが気になって入ってみる。



テーブルシートもイカしてます。
こんなとこまで雰囲気たっぷりです。



郷土ビールの「COEDO」も一緒に注文。
琥珀や伽羅といった種類があったが、さっぱり風味の琥珀で
喉を潤した。



まずは茶碗蒸し。そして大皿にソース味の太麺ヤキソバ。
そして郷土料理のけんちん汁。



けんちん汁に入っている紅芋が甘くて美味しい。
ソース味のヤキソバでビールが進む。



ゆっくり飲み食い終了。
壁に貼ってあるビールのポスターもレトロだ。



完食して外に出る。快晴だ。
気持ちいい。



そのまま駅に向かうと桜の花びらが目に飛び込んできた。
いや、ほんとに飛び込んできたわけじゃないが、鮮やかな
光景が広がったのだ。



蓮馨寺の境内は、桜満開で、まさに見頃。

ここは室町時代に創建された歴史あるお寺だそうで、触ると
病気が治る「おびんずる様」や、小江戸川越七福神「福祿寿」
様が祀られている。



お賽銭を投げ、手を合わせ。家族の健康を祈る。
そして、おびんずる様の頬を撫でてみる。

※やっぱ歯を治したいのよね…



他にも銭洗弁天にも立ち寄り、柏手を打ち、家内安全を
お祈りする。

通りには、もっと多くの名所があるのだが、時間的に断念。
次に来る機会があったら是非寄ろう。

また川越スカラ座さんが面白い催しやってくれないかな?
そうしたらゼヒ来たいねぇ。