WBCバンタム戦、予備検診

１９日、都内のホテルで予備検診が行われ、王者・
山中慎介（帝拳）と同級２位のアンセルモ・モレノ
（パナマ）、ともに異常は無かったとの事。

挑戦者と初顔合わせとなった山中は「予想通り。
細いし、頭が小さい。検診結果も驚くところは
なかった」と印象を語り、モレノは「パナマで充分
練習してきた。必ず勝つ」とコメントしたそうな。



検診結果は
山中が身長１７１、０ｃｍで２、５ｃｍ高かったが。
リーチでは山中の１７５、５ｃｍに対し、モレノは
１７７、０ｃｍと挑戦者が上回った。

ただし、これは黒人選手や中南米選手と戦う時は
よくある事。

王者も意に介さない様子で
「２ｃｍ程度は使い方次第で変わるし、踏み込み
方もある。自分よりリーチの長い相手とも闘って
来た」とも語ったとの事。

戦術も「いきなりは当たらないので肩や肘に
当て、ボディも狙って動きを止める」と披露。

これはモレノ型ボクサーを攻める定石のような
パターンだが、
それを分かっていながら攻略できなかったのが
過去モレノと戦った相手。
※体格に有利な選手が圧力で疲れさせた例は
　あるようだが、山中チャンプは別タイプだし。



モレノ独特の練習法も、スポーツ番組では
「柔らかいリングで練習し上体で躱す防御に特化」
みたいな分析されていた、あれには砂浜をロード・
ワークするような効果も考えられるし、本番の硬い
リングを動きやすく感じる効果も推測される。
※事実、モレノには上体の動きで躱した後、スルリと
　サイドに動く足もある。

「距離が合ったトコロで右フックの相打ち」とか、
左ストレート以外でもスリリングなシーンが
ありそうな気がする。

結局これまでの対戦相手が出来なかったモレノ攻略は
山中の強打とパンチの伸びに掛かってくる。

山中の長所は、そのままモレノを降す要素でもある。
予告した戦術を実行し、統一戦並のカードに勝利、
ベガス級の舞台に繋げて欲しい。

三浦隆司の5度目防衛戦はラスベガスで

こりゃまた凄いニュースです。

プロボクシングＷＢＣ世界スーパーフェザー級王者の
三浦隆司（３１才/帝拳）が、１１月２１日（日本時間
２２日）に米ラスベガスのマンダレイ・ベイホテル＆
カジノで５度目の防衛戦を行うとの事！

相手は同級１位で２３戦無敗の指名挑戦者フランシスコ・
バルガス（３０才/メキシコ）。

しかも、興行のメイン試合はＷＢＣ世界ミドル級王者Ｍ・
コットと前ＷＢＡ・ＷＢＣ世界スーパーウエルター級王者
アルバレスのビッグカード。

会場には世界中のボクシング関係者が集り、ファンの注目も
大きい。
そこでの試合結果、試合内容によっては、三浦の評価と
商品価値も一気にＵＰする。

三浦自身、海外での試合は経験済みだ。
敵地メキシコに乗り込んでのＶ１戦はダウンを何度も奪い
判定勝ち。
国内での防衛戦も世界ランク１～２位、元世界王者と
強敵を続けて退けてきた。

最新試合では安定感も見せながら、相手をシャープに倒す
という「魅せる試合」を披露。
打たれないで強打をヒットする妙味も体得しているようだ。

相手のバルガスは北京五輪にも出場した好戦的な選手という
触れ込みで、三浦も「かみ合うと思うし、自分も打ち合う
つもり。派手な試合をしてＫＯで勝つだけ」とコメント。

充実した時期に本場米国でのタイトルマッチ。
タイミング的にも充分。
本当に楽しみだ。

ただ、心配なのは興行内での出場順。
よく知られるように、ラスベガスの観客はメインイベント
直前までカジノに興じるトコロがある。

早い時間帯の試合では世界タイトルマッチでも「会場に
空席が目立つ」映像がＴＶに映ってしまう。
それでは本当には盛り上がれない。
当事者も。ファンも。

まぁ、
帝拳の本田氏とて、その辺は充分に御承知だろうから。
なんとかセミファイナルか、その前くらいの順番に
ねじ込んで欲しいですねぇ。

モレノのWBC奪取はファミリー・ミッション

22日に大田区総合体育館にてWBC世界バンタム級王者
山中慎介（帝拳）に挑戦する元WBA同級スーパー王者
アンセルモ・モレノ（パナマ）は、都内の帝拳ジムで
練習を公開、記者会見も行なったとの事。

モレノは練習に先立って、マネジャーのロウス夫人らと
記者会見。
山中については「強い左を持っている。ただし、私は
山中のようなハードパンチャーとも試合をしてきた」
「彼が神の左なら私は神の目を持っている」と自信の
コメントを残したとの事。



さらに、モレノの夫人ロウス・ラグナ・デ・モレノさんの
父はパナマ史上2人目の世界王者にして元WBA・WBC世界
ライト級王者のイスマエル・ラグナ氏という事も、意気
上がる要因となっているとか。

かつてガッツ石松相手に防衛を果たしたラグナ氏は、娘の
ロウスさんにWBCベルトをプレゼントしたそうで
モレノ家ではWBCライト級のベルトに加え、バンタムの
ベルトも飾り、それをラグナ氏に見てもらおうという
目論見だ。

それなら、いっそラグナ氏にも来日して欲しいぐらいだが
ラグナ氏も自分のボクシング・スクール運営があるから
難しいか。
※運営は続いてますよね？

そもそもラグナ氏は、あのロベルト・デュランが憧れたと
云うほど国民的英雄だった存在。

デュランが一気にパナマのスターに伸し上がったのも、
ラグナから王座を奪い、引退のキッカケを作った
「憎っくきケン・ブキャナン」を倒して世界王者に
なったから。

ただ、今回ラグナ氏の戦績など少し再チェックしたが、
王者としての防衛回数自体は少ないのでビックリした。

2001年にカナストータ、ニューヨークのボクシング殿堂
入りしている名王者ラグナだけに、もっと守ってる印象が
あったが、石松戦の1度だけとは驚きだった・・・。

まぁ、統括団体も少ない時代ですからね。
たとえ在位期間は短くとも、世界当地の強豪と戦い、
時に際どい判定を落とそうとも堂々と戦い続けたラグナの
経歴にパナマのファンが胸を熱くし、世界中の関係者も
認める存在だったって事でしょう。
※昔、日本スポーツ出版社さんが発行した「世界名ボクサー
　１００人」にも登場されています。



そもそも最初に王座を奪取した相手が「ライト級のオール
タイム・ランキング」で上位に上がってくる、カルロス・
オルチス。

オルチスとの再戦に敗れ奪還を許し、第３戦でも判定負け
したラグナだったが
※オルチス戦は全て判定試合。

それでもトップ選手として戦い続け、２年半後にマンド・
ラモスを降して王座に返り咲いたのだから、その時の
パナマ国民の熱狂が目に浮かぶようです。
※初奪取から実に４年後。マンド・ラモスも若き天才と
　言われた選手でした・・・。

そのラグナ氏も７２歳。
娘でモレノのマネージャー・ロウスさんは４２歳で、
夫からすると一周り年上の奥さん。

気になるのは、モレノとの間にお子さんはいるのかって事。
もし息子がいて、ボクシングやってたら凄いですよね。

ラグナとモレノの遺伝子を受け継いだ存在なんて、そりゃ
パナマの宝みたいなもんですよ・・・。

一方、河野ｖｓ亀田は・・・

亀田興毅（２８才）自体が、ほぼ忘れ去られているので
なかなか盛り上がらない。

１０月１６日、シカゴで行われる「ＷＢＡ世界スーパー
フライ級タイトルマッチ」。

８月３１日、都内のワタナベジムで行われた王者・河野公平
（３４才）の正式発表会見に挑戦者が突然乱入し、挑発した
・・・なんてニュースもあったが、新鮮味ゼロ。

弟２名が最新試合で敗北を喫し、後がない長兄が必死に
マスコミへアピールしているのだろうが、数字UPと勝ち
しか興味ない彼らは、また内容度外視の試合を仕掛けて
くるのでしょう。

河野は６回戦時代から「ひたむきに戦う選手だなぁ」と
感じいってきた思い入れある選手だから、やはりここは
勝って欲しいし、おめおめと相手ペースに引きずり込まれ
ないで欲しい。

最悪なのは、ムキになって前に出て、出鼻に合わされる事。
内藤大助（宮田）、坂田健史（協栄）とも、やや峠を超えた
ところを見計らって試合を持ち掛けてきた亀田サイドの
戦術に嵌まり、敗北を喫する事になった。

試合はつまらなくとも、亀田の勝利は明白だったから仕方ない。
仕方ないがファンは面白くない。

河野はどうするか？

最近は出鼻に合わせるタイミングや、ジャブを使っての
距離感など上手くなっている部分も目立つ。
※そのせいか最新の防衛戦では遂に採点のツキも回ってきた。

もともとラッシングパワーに特徴があるのに、右をスコンと
当てる不思議なタイミングもある。
※ノーモーション気味の右ストレートだ。

それゆえに私は、河野が菊井徹平を降した試合を見て
「和製・崔龍洙！小型・崔龍洙だ！」と叫んだのだ。

今回の亀田戦。
河野は王者なのだから、無理して前に出ず、逆に迎え撃つ
構えでも良いのではないか？

亀田がタッチ・ボクシングに出ても、河野のパンチが
タイミングよく決まればグラつく事になるだろう。

そうなったら河野には一気にエンジンの回転数を上げる
爆発力がある。
一気にたたみ込むラッシング・パワーがある。

試合も面白い内容になる。
だってダメージング・ブローが炸裂して、ラッシュに次ぐ
ラッシュの展開なのだから。

ぜひそうなって欲しいね。
ファンは面白い試合が見たい。只それだけなんですよ。

山中ｖｓモレノ戦、チケット完売

９月２２日に行われるＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ
山中慎介ｖｓアンセルノ・モレノ。

前売りチケット完売だそうな。
リングサイド３万円席も売り切れ。

すごいな・・・と思いつつ。

失礼ながら会場が大田区総合体育館だもんね。
メインアリーナで４０００席超える程度・・・。



両国国技館は大相撲の秋場所中、日本武道館は「Perfume FES！！」
有明コロシアムは「東レ パンパシ・テニス」・・・と

他の会場は抑えられちゃったから仕方ないが、もう少し大きな
ハコを準備出来なかったんですかねぇ。

※逆にPerfumeなんて埼玉or横浜アリーナか東京ドームでも
　良かろうに・・・

大田区総合体育館も最近は すっかりボクシング世界戦の常打ち
劇場みたいになってて、有難い会場ではあるけれど。

今回ばっかりは都内以外でもイイから関東近郊で大きな場所を
用意して欲しかったと思う次第です。

まぁ、自分がチケット買い損なって悔しいってのが1番なんですけどね。
※当日券あるかなぁ・・・

アンセルノ・モレノ来日

９月１４日、成田空港着の航空機でＷＢＣ世界バンタム級２位の
アンセルモ・モレノ（３０才/パナマ）が来日した。

９月２２日に大田区総合体育館にてＷＢＣ世界バンタム級王者の
山中慎介（３２才/帝拳）に挑戦するモレノ。

２０時間以上の長旅で、やや疲れた様子も見せたが、
「良い状態に仕上がっている。パナマでは全てトレーニングが
上手くいった」と順調な調整ぶりをアピール。

昨年９月までＷＢＡ同級王座を６年以上保持し、スーパー王者と
して海外でも高い知名度を持つモレノは試合に向けて自信の
コメントを残した。

「山中はグレートな王者だが、私はグレートな挑戦者だ。彼には
そういう挑戦者が必要という事。１００％自分が勝つ。そして
タイトルは持ち帰る」と堂々の勝利宣言。

山中にとって、まさに過去最強の相手ですな。
ジワジワと対戦が近づいてきた興奮が押し寄せてくる。



日テレさんも、まさに「THE REAL」なカードに充実感を覚えて
おいでなのではないか？

WBOフェルナンド・モンティエルｖｓWBC長谷川穂積のバンタム級
王者対決を放送した時、日テレさんの現場では充実と興奮に
満ちていたという。

長谷川は敗れたが、「本物の好カードを放送した」高揚感は
何物にも替えがたい物があった・・・とか。

まさに、今回のカードは「それに次ぐ」試合ですよ。
９月２２日が待ち遠しい。

いや、あっという間に当日になるかも知れませんなぁ。

災害相次ぐ・・・

マイペースで更新している拙ブログ。
ここ最近の災害は敢えて触れておりませんでしたが

やはり、９/10の鬼怒川堤防決壊による大規模な
浸水被害や、宮城県の渋井川堤防の決壊による浸水、
9/12早朝の東京湾を震源とする地震、今日発生した
熊本県の阿蘇山噴火・・・など

相次ぐ災害には無関心という訳にはいきません。
※地震では職場のエレベーターが止まりました・・・

被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。

F・メイウェザーJr、完勝で有終の美を飾る

WBA・WBCウエルター級王者フロイド・メイウェザーJr（米）が
米ラスベガスで挑戦者アンドレ・ベルト（米国）と対戦し、
３－０の判定で勝利。
伝説のヘビー級王者ロッキー・マルシアノ（米国）の４９戦
全勝に並び、試合前の公言どおり引退を表明した。

５階級制覇のメイウェザーは、ラストファイトの相手に
ここ６戦で３敗しているベルトを選んで非難もされたが
結局は、いつも通りのパフォーマンスを披露。完勝だった。

最終ラウンドの終盤にダメージング・ブローをヒットした後、
横歩きして勝利を誇示し、ブーイングを浴びたが、それも
含めて「いつも通りの勝利」。

「有終の美」を飾った元プリティ・ボーイには「お疲れ様」と
申し上げたい。

そして、「僕の夢を叶えてくれて有難う!」とも。

1980年代～90年代に活躍したパーネル・ウィテカーの進化形が
見たい！

そんな夢が叶った気がするのだ。

WBA・WBC・IBF世界ライト級王座、
IBF世界スーパーライト級王座、
WBC世界ウェルター級王座、
WBA世界スーパーウェルター級王座の
4階級を制覇したディフェンスマスター、ウィテカー。

今にして思えば
二まわりも大きいＪ・ミドル級王者Ｊ・Ｃ・バスケスを
翻弄した姿は、Ｆ・メイウェザーの原型のようだった。

「もっと攻めて、倒し切るウィテカーが見たい！」

ディエゴ・コラレス戦、リッキー・ハットン戦のフロイドｊｒは
まさにそんな選手でした。

そのまんまウィテカーみたいな試合もありましたが、それも
ご愛嬌。

ウィテカー＋αな選手として、充分に魅せてくれたメイ。
私にとっちゃ、それ以上でもそれ以下でも無いボクサーだった。

本当にお疲れ様。
ありがとう御座いました。

「レディ・ジャスティス」終了

週刊少年ジャンプ連載の「レディ・ジャスティス」が
終わってしまった。

全16話で終了。いわゆる打ち切り・・・。
好きだったのになぁ。

犯罪都市だけど街並みは普通の剛寒市を守る、圧倒的な
スーパー・ヒロイン「レディ・ジャスティス」。



主人公「レディ・ジャスティス」は、顔の一部をマスクで
隠し、ちょいとソレっぽいコスチュームした一般の高校生
剣崎天利（あめり）ちゃん。

変身もしません。生まれながらに凄いから。

全身正義だがら悪い感情などコレっぽっちも無い。
逆に他人の悪意を敏感に察知してしまうから、事件の
発生をソレで感知してしまう。

ちなみに美人でナイスバディで性格も良い。
桁外れに全てイイ。



見せっぷりもイイ。
しかも無自覚。

みられたら極度に恥ずかしがる性質もイイ。

犯罪都市だから必ず悪役が出てきて人質とかを取る。
武器を持ってる。爆破物もあり。

そこへレディ・ジャスティス登場。
「お前らの思うようにはさせん」と見得を切り
圧倒的パワーで制圧する。
やりすぎると街ごと破壊してしまうので手加減
しまくって。

爆弾が炸裂してもカスリ傷すら負わない。
耐久力も物凄いから。

でも服が破れて恥ずかしい。
恥らう表情が可愛らしい。

でも、あざとくない。下品でもない。


※いや画像で見ると、あざといか・・・。

それが「レディ・ジャスティス」。

ほぼ毎回それの繰り返し。
それが「レディ・ジャスティス」。

レディ・ジャスティスに憧れ、たまたま正体を知って
しまった同級生男子に、破れにくいコスチュームを
作ってもらったのだが

それでもそのコスチューム自体が露出度高くて恥ずかしい。

しかも、やっぱり以前より破片は残るけど破れる事は
破れるから恥ずかしい。

水着姿や婦警のコスプレで敵を倒した回もあり。
水泳中に猫に下着を盗まれ、制服にノーパンで戦う回もあった。

彼女が戦う姿は毎回メディアがリアルタイムで取り上げる。
よって、恥ずかしい姿は市内に晒されてしまう。

制服にノーパン。動きが制限されるが、それでも勝ってしまう
レディ・ジャスティス。



極論すれば、それだけのマンガだった。

でも、それだけでも良かったのよ。
職場の若いモンが休憩中に読めれば・・・と、毎週
買っている週刊少年ジャンプだが。

楽しみにしてた連載がひとつ無くなったなぁ・・・。

9/20阿佐ヶ谷ロフトは宙明先生トークライブ

2015年9月20（日）昼の部

劇伴倶楽部presents《SOUNDTRACK QUEST》
「渡辺宙明トークライブ Part8」　
～祝！生誕90年！＆レイナ伝説～

OPEN 12:00 / START 13:00
前売￥2,100/ 当日￥2,400（共に飲食代別）

※前売券はイープラスで8/24(月)10:00から発売中。



【出演】
渡辺宙明、小林淳、はばらのぶよし、やまだたかひろ
腹巻猫、不破了三

『人造人間キカイダー』『マジンガーＺ』
『宇宙刑事ギャバン』などの音楽を手がけた、
ヒーロー・アクション音楽の第一人者・渡辺宙明先生。

阿佐ヶ谷ロフトで定期的にトークライブを開催されて
いるのは既報の通りだが、これがもう第8弾となっていた。

しかも今回は生誕90年のアニバーサリーイヤーを会場の
皆で祝うというので、先日開催された「卒寿コンサート」の
感想など聞けそうです。

事実、当日は二部構成となっていて
第1部は「祝！生誕90年！」。



今年発売されたCDや今年のトピックスなどを紹介しながら、
尽きせぬ渡辺宙明作品の魅力をゲストと紐解いていくと
いう趣向。

映画音楽評論の小林淳さんが、9月30日発売予定のCD
「日活映画音楽傑作選」の聴きどころをコメント。



第2部は「レイナ伝説」

宙明先生が主題歌・音楽を担当した1986年のOVA作品
『レイナ剣狼伝説』を特集。

監督・キャラクターデザイン・作画監督を務めた、
はばらのぶよし＆メカニックデザインを担当した、
やまだたかひろ両氏が登場。
制作秘話や音楽の魅力などが語られるそうな。



個人的にはTVアニメ『俺、ツインテールになります。』の
挿入歌「テイルオン！ツインテイルズ」(2014)を作る事に
なった経緯などを聞きたいトコロですが。


※まぁ、
　すでにこのイベントで語られてるかも知れないけどね。

しかし、ゲストも豪華ですなぁ。

小林淳さんの経歴を読むと
主な著書
『伊福部昭の映画音楽』（1998/ワイズ出版）
『日本映画音楽の巨星たち』Ⅰ～Ⅲ（2001,2002/ワイズ出版）
『本多猪四郎の映画史』（2015/アルファベータ）など。
CD「渡辺宙明 日活映画音楽傑作選」（スリーシェルズ）の
解説も担当。

はばらのぶよし
アニメ演出家・アニメーター。
主な参加作品
『マシンロボ クロノスの大逆襲』（1986/キャラデザ）、
『蒼穹のファフナー』（2004/監督）、
『魔法先生ネギま!』（2005/チーフディレクター）、
『蒼穹のファフナー EXODUS』（2015/監督）など。



やまだたかひろ
メカデザイナー・アニメーター。
主な参加作品
『マシンロボ クロノスの大逆襲』（1986/メカニックデザイン）、
『絶対無敵ライジンオー』（1991/メカニック設定）、
『勇者指令ダグオン』（1996/デザインワークス）、
『健全ロボ ダイミダラー』（2014/メカニックデザインほか）
・・・など。

正直、「レイナ」の頃は、私あまりアニメを見てない時期で
相当に疎くなってるから。

勉強し直す気持ちで見に行きたい気分であります。

「劇場用アイカツ!2015」鑑賞

今回は「勢ぞろい３Ｄライブ」。
公開は８/２２からだったが、もうオシマイなので
平日の学校終わった我が子を連れて行った。



映画のタイトルは、
「アイカツ！ミュージックアワード　みんなで賞を
もらっちゃいまＳＨＯＷ！」

映画で司会を担当するのは、現在の中心キャラ＝氷上スミレ、
大空あかり、新条ひなきちゃん。

彼女らが各賞を発表していく趣向で、登場人物の持ち歌が
流されていく。


※画像は映画のパンフ。レコードジャケットを模してます！

まぁ、ストーリーがある訳じゃないし、歌のシーンはCG画が
続くし・・・だが

番組を最初から観ている身からするとCGの進化が感慨深い。
とくに観客の動きとかね。

大画面で良い音響で聴くと、
あらためて「良い歌が多いなぁ」と感動しますよ。

特に前髪ぱっつん娘＝氷川スミレちゃんの歌。
やっぱり、この娘は優遇されてます。



凝ったパンフは
買った価値ありでした。

中身を開くと各キャラの姿と歌詞カードが。



しかし
歌詞カードには、振り仮名が欲しかったなぁ。
まぁ、我が子に「なんて読むの？」と聞かれて答える・・・
なんていうコミュニケーションが取れのは嬉しいですがね。



さすがに初代の主人公メンバーはゲスト扱いだが。
それでも、本編で出番が激減したレジェンド＝
いちごちゃん登場には胸熱・・・。



名曲「チュチュ・バレリーナ」も掲載。
正統派アイドル・ソングです。
やはり氷川スミレちゃん優遇は素晴らしい。



「ダンスが得意」設定の黒沢凜ちゃんは、さすがに振り付けの
難易度が高い。そのダンスをCGで再現する演出は凄かった。

我が子のダンスのお手本は凛ちゃんだね！

ちなみに映画のエンディングには「みんなのマイキャラ」登場。
様々なファッション・お名前・髪型をした、ファンのマイキャラが
様々な賞をいただいていた。

こりゃファンの熱意も上がりますわ。

さらに続いて「ファンが選んだアイカツ８」の発表も。
ファン投票で登場人物の上位８名を選んだアイカツ８、
その順位に驚く我ら！



1位　天羽まどか
2位　神埼美月
3位　星宮いちご
4位　栗栖ここね
5位　藤堂ユリカ
6位　大空あかり
7位　夏樹みくる
8位　黒沢凛

新主人公を噂される「まどか」ちゃん大人気！
それほど出演してない段階でコレとは、やはりAngely Sugar
（エンジェリーシュガー）のデザイナーを祖母に持つ強みか？
ワタアメみたいな髪型がファンの心を揺さぶるのか！？

そして元祖カリスマ・アイドル美月さんの人気！
そして初代主人公、いちごちゃんが3位と続く。



※9位以降のランクは公式HPで発表されてましたね。

帰りは電車内でパンフを見ながら歌を呟く我が子。
周囲にうるさがれないか心配だったが音量スレスレで
セーフで御座いました。

8月～9月は余り楽しい場所に連れて行けなかったから
これでやっと遅れてきた夏休みイベントになったかな？

親としてプリキュアに感謝すること

正直ね、もう我が子は卒業してしまいましたよ。
あんなに熱中したプリキュアを。

だれが言ったのか、
「プリキュアは保育園児～小学校低学年が見るもの」という
取り決めを。



「アイカツ！」は一緒に見てますが、夜9時のドラマなどには
付き合いきれません。

まぁ、私もアニメ「マジンガーZ」を「子供が見るもの」なんて
言ってた時期がありますから、偉そうに言う資格は無いんですが

やはり自分が熱中し、大好きだったものを、少し年を取ったからと
いって、あ～だこ～だ言うもんじゃありませんよ。

そもそも、いまダンス・スクールに通ってダンスに熱中してるのは
誰のおかげなの？

運動会のダンスで、ポンポンを両手に見事な踊りを披露できたのは
誰のおかげなの？

私が「フレッシュプリキュアDVD付きダンスえほん」購入し、2人で
見て練習して、踊りが好きになったからでしょ！



私が遊園地に連れてって、ステージ上の工藤真由さんに「ハート
キャッチプリキュア」の振り付けを教わったからでしょ！

あと「フレッシュ」に続き、ハートキャッチでも「DVD付きダンス
えほん」を買って練習したからでしょ！

両親とも踊りは「からっきし」なのに子供が突然変異でダンスが
出来る訳ないでしょ？

プリキュアを好きになって、エンディング・ダンスを一緒に踊って
イベントや映画やミュージカル・ショーに出掛けて、そのたびに
プリキュアさんたちと一緒に踊ったからでしょ？

特技らしい特技もない引っ込み思案の子が、「ダンスが得意」と
自信を得て、時に人前に出ることを厭わなくなったのは、ワタシャ
プリキュアさんのおかげだと思いますよ。

まぁ、何年か経ったら
そのことを思い出してくれると思うし、感謝の気持ちも新たに
湧いてくると思いますが。

今はひたすら親である私が感謝いたします。

プリキュアに。



そのエンデイングダンスに関わった全ての人に。
特に振り付けした前田健さんに。

素敵な曲を作ってくれた作曲家さんに。
歌ってくれたシンガーさんに。

本当に有り難う御座います。

ただただ感謝です。

少年愛だけが「アッチ系」じゃない

まぁ・・・・ね。
さも自分は同性愛や倒錯モノに理解あるように語りましたが

結局は「美少年系かよ」、「美形同士の近親モノかよ！」
・・・てな印象を持たれてしまうような作品ばかりを
挙げてしまいました。



でも、
女性の代用品じゃないですからね、彼らは。

現実にゲイの人が相手に求める要素と私が挙げた作品の
共通点は違いますよね。
創作物は、あくまで創作物だし。

そっち系の方々も現実には人それぞれ。

はるな愛って人は外見から女性に近付こうし、これからも
その方向で進んでいくんでしょうし。

男性として、ありのままの男性の外見で同性を愛する事を
宣言する人もいます。



冷やかしで「そういう」お店に行って、マスターに股間を
まさぐり続けられた時は「どうしようか」と思いましたが、
「まぁ、イイか」と、あちらが飽きるまでされるがママ
だった事も懐かしい思い出です。
※さすがに「反応」はしなかったですが。
ズ～ッと平気な顔して会話してたから同伴者から驚かれて
しまいました。

私は、そっち系の人が嫌いではないんですよね。
ありきたりな先入観ですが、彼らには豊かな美意識や鋭い
洞察力を持った人物が多く、そういった人たちに畏敬の
念を抱いているからです。



いわゆる「オネエ系」が多数出演する番組にて、
「男性として」という志向を力強く主張したのは、マエケンこと
前田健さん。

女性のように綺麗になろうと努力する、はるな愛さんが矢鱈と
持て囃されるムードの中、「自分は男性の姿で男性を愛する」と
主張した姿は清々しささえ感じました。

ダンスの才があり、振付でも活躍する人の発言だけに、相応の
重みを感じましたよ。

でも中傷とかあるんでしょうね。

彼自身が
「大きいお友達に『(プリキュアの)ダンス見てるとあのハゲた
デブのオッサンが重なってムカつく』とか書かれてもなんとも
思わない。純粋に子供に向かって作っているから」と、ツイート
しているのを見て

「なんとも思わない」と言いつつ、傷ついたんだろうなぁ・・・
なんて思ったものでした。



その中で「プリキュア・ファン」だという病床の女の子を
励ました話など、こっちが泣きそうなエピソードも披露されて
ましたが、なんというか、そこは心に秘めて欲しかったなぁ
・・・なんて事も続いて思ったものでした。

なんだろう。
そこで引き合いに出してほしくなかったなぁ・・・と。
そんな勝手なことを感じてしまったんですよ。

言わなくても分かってる人は少なくないですよ・・・と。
彼には言いたいんですよねぇ。

CARAVAN＋WISHBONE ASH来日公演は延期

招聘元の英国音楽/VINYL JAPANさんから発表あり。

9/15(火)ならびに9/16(水)に新宿BLAZEにて開催予定だった、
【CARAVAN/MARTIN TURNER plays WISHBONE ASH】の来日
公演は諸般の都合により公演延期が決定したとの事。



来年、できるだけ早い時期に振替公演を行うべく
スケジュール調整を行なっているそうで、近日中に
公演振替日およびチケットの振替方法、払戻し方法に
ついてご案内がある・・・と。

「諸般の事情」ですか。
もう少し細かく教えて欲しいトコロですが、
招聘元も大変だろうから、色々言うのは酷かなぁ。

愛田真夕美さんの「マリオネット」といえば

「Ｏｈ！我ら劣等生徒会」で明るい学園モノを
描いてた愛田真夕美さんが、ちょっとHなコメディ
「とっておきのＡ・Ｂ・Ｃ」などを経て発表した、
耽美・倒錯モノ。
※ゴシックホラーの要素もあり。
それが「マリオネット」(シリーズ)。



主人公は、19世紀末のフランスの伯爵家の当主と
なった美少年ダニエル。

周囲の人間は、女性は勿論、男性や親族でさえ虜に
してしまうダニエル。

影があり、悪魔的な雰囲気も持つ主人公に惹かれた
者たちには悲劇的な運命が待っている・・・。



初期の愛田さんも好きだったが、やっぱり倒錯モノを
読むドキドキ感も堪りませんでした。

ただ、人気となった「マリオネット・シリーズ」が
単行本化されたのは良いが、初回が別単行本の残り
ページに収録されたのは残念でねぇ・・・。



「とっておきのＡ・Ｂ・Ｃ」1巻の後半。
作風の違う漫画が収録されてる居心地の悪さ・・・
それがとっても残念でした。

まぁ色々事情はあるんでしょうけど。
「花とゆめ」の白泉社さん、なんとかならなかったん
でしょうか。

※数年前に文庫版で復刊されたそうですが・・・。