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ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX10「海底軍艦」を見た

2017年05月17日 | アニメ・特撮
ホントはもっと前に見てるんですけどね。
感想をUP出来ずにおりました。

出演してるのは我らが、高島忠夫+藤木悠コンビ。
そして佐原健二、上原謙、小泉博、平田昭彦、天本英世、
藤田進という、東宝オールスターズです。



製作:田中友幸 原作:押川春浪『海底軍艦』
脚本:関沢新一 音楽:伊福部昭
特技監督:円谷英二 監督:本多猪四郎

まぁ、間違いないですから。
「凄かった」「面白かった」「音楽も最高」って言葉しか
出ませんよ。



「海底軍艦」ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX Vol.10
2016年 11/29号。

復刻パンフとかも素晴らしい。
伊福部先生は最も脂が乗ってた時期ゆえ、テーマ曲の重厚さ
勇壮かつ哀愁を感じさせるメロディ…と最強なのです。

ジャンルとしては特撮SFモノですよね。
一応、怪獣っぽい存在を出しとこうと「マンタ」が登場。
※強いて挙げれば海底軍艦を大きく見せる演出がもう少し
 欲しかった…


 
キングコング対ゴジラ同様、高島忠夫と藤木悠のコンビが
時にコミカルな活躍を見せ、ややもすると重くなるテーマを
緩和してくれています。

親子愛あり、戦争に翻弄された人物像あり(上原謙さんが
温厚ながら時に見せる厳しさが素晴らしい!)、今になって
観ると「日本は戦争を放棄し、世界は戦いの時代を越えた」
時代背景が懐かしくなる。



大日本帝国を轟天号の力で復活させようとする神宮寺大佐は、
時代遅れの亡霊のような存在。
一方、再び地上を征服しようとするムゥ帝国…。

エンディングの余韻として、
神宮寺大佐の元上官である楠見元技術少将(上原謙)は、
きっと「日本は技術で世界一になったぞ。お前の力も平和の
為に必ず役に立つ」と諭したのではないか…と。

そんな遣り取りがあったと思うのです。


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