訃報：海老一染之助さん 野村沙知代さん

年末、訃報が続きますね。

◆海老一染之助さん
えびいち・そめのすけ＝太神楽曲芸師。12/6、急性肺炎で死去。
８３歳。
東京都出身。兄の故・海老一染太郎さんとのコンビで人気を博した。
「海老一染之助・染太郎」（愛称・お染ブラザーズ）として活躍。
「おめでとうございます」の発声に合わせ、和傘で鞠や升などを威勢
よく回す芸が十八番。
テレビの娯楽番組、とくに新春演芸番組で全国的な人気者となった。



◆野村沙知代さん
プロ野球元監督の野村克也さん（８２才）の妻でタレント。
12/8、死去。
８５歳だった。死因などは公表していない。
７８年、プロ野球選手の克也さんと結婚。克也さんや世間に対し、
歯に衣着せぬ物言いで注目され、タレントとして「サッチー」の愛称で
話題となった。
ノムさんも「一緒に居ると運気が上がる」とばかりに縁を語り、仲の
良さを隠さなかったが、脱税などの事件で夫の監督辞任を招いた。

皆様のご冥福をお祈り致します。

はしだのりひこさん音楽葬でお別れ

「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーで、12/2に亡くなった
はしだのりひこさん。

その通夜が12/5に京都市で行われ、会場に代表曲「風」や「花嫁」
などが流される「音楽葬」となった。

７２歳で亡くなったはしださん。
パーキンソン病に加え、白血病も発症し闘病を続けていたという。



祭壇の横には愛用のギターと、直筆コード譜・作詞ノートが並び、
会場入り口にはフォークルが６８年度に「悲しくてやりきれない」
「帰って来たヨッパライ」の大ヒットで受賞したレコ大特別賞記念
ディスクなども飾られたとの事。

ご家族によると、はしださんは２０年前からパーキンソン病を患い、
９年前から体調が悪化。
今年の５月には急性骨髄性白血病と診断されていたという。

ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦さんも先に亡くなっており、
フォークル時代からの盟友・北山修さん（７１才）もビデオレターで
別れを伝えられたそうです。

確かに代表作は「はしだのりひこ＆…」名義で作った「風」「花嫁」
でしょう。

でも、加藤和彦さんが作った「悲しくてやりきれない」にも、はしだ
さんテイストを感じてしまうんですよねぇ…。



あの「イムジン河」発売禁止を受けて短時間で作った「悲しくて…」。
※これは色んなトコロで語られてるので結構みな知ってますが…

多才な加藤さんは、あらゆるタイプの楽曲を作られたけど、やはり
誰と演奏し、誰と歌うか…それを踏まえて作曲したのではないか。
※「イムジン河の楽譜を逆さにした」などの伝説もありますけど…

やっぱり、そういう意味でも、はしださんを悼み、はしださんに捧げる
意味でも、「悲しくてやりきれない」は紅白で歌われるべきだと思うん
ですよ。

そして、やっぱり歌うのは、いまこそ、コトリンゴさん。
いまからでもNHKさんは考え直して欲しいですよねぇ…。

本日、のんちゃん出演の「LOVE LETTERS（ラヴ・レターズ）」

私は行けないけど、ドキドキしてます。
舞台上での朗読劇、まさに女優の仕事です。

リーディングドラマ「LOVE LETTERS（ラヴ・レターズ）」。

26年間上演されてきた名物舞台に、あの「のん」ちゃんが
出演することが決定のは10月の事。

舞台にあるはテーブルと二脚の椅子だけ。
そこに座る男優と女優が、台本を読み上げる、2時間のドラマ。

あの大竹しのぶさんを始め、数々の大物女優が演じてきた舞台。
演じる原点のような･･･そう、「まさに女優」の仕事！



しかも、お相手役は「この世界の片隅に」で、すずさんの夫・
周作を演じた、細谷佳正さん！

「この世界の片隅に」では声優として夫婦を演じながら、実際は
別撮りで（それであの雰囲気を出すんだから逆に驚異的でもある
のだが）。

一番先に録音を終えた細谷氏が、片渕須直監督に「僕の奥さんは
誰なんですか？」と尋ねたというが。
※「すずさん＝のんちゃん」という配役は最終段階だったという
　のは有名な話。

ついに同じ空間で演じ合う二人が、どんな「LOVE LETTERS」を作り
あげるか、大いに注目です。



「LOVE LETTERS（ラヴ・レターズ）」

■会 場：イオンシネマ シアタス調布 スクリーン 10
※9月29日にオープンしたシネコンで、オープニング作品に
　「この世界の片隅に」を選び、さらに延長上映してくれた
　ところ…

■料 金：5,400 円(全席指定・税込)
■日程：12月8日（金）　18：30開演
■出演者：のん、細谷佳正

予約はあっという間に完売したらしいが、当日券は若干名数あると
のこと。行けるファンの方、チャレンジしたら如何でしょうか！？