あるBOX(改)

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STARGAZERのドラム・フィルインといえば

2016年03月22日 | 英国ロック
21st Century Prog Rock Stars FESTでは、金属恵比須ら現役
真っ只中のジャパニーズ・プログレッシブ・グループによる
“自分たちの楽曲”での見事なパフォーマンスを見る事が出来た
・・・という感激があったが。

その中でも偉大な先人たちの楽曲が垣間見たり、“モロに”
そのまんまなフレーズを弾いたりして、70年代ロック好きの
人間を大いに喜ばせてくれたのが金属恵比須。

特にレインボーの「スターゲイザー」はドラムのオープニング
フィルインから再現されて、私は感激しきりだったのでした。



実際、“本家”のステージなど結構「導入フィルイン」が省略されて
いるから、尚更だったのよね。

最早ドラムソロとさえいえるオカズ乱れ打ちからハイハット刻み。
後藤マスヒロ氏が見事に再現したコージー・ドラミングの代名詞。



ロニー期のLIVE盤、ボネット期のモンスターズ・オブ・ロック
共にオープニングのフィルインは省略されている。

スタジオ盤「虹を翔る覇者」でHRファンの度肝を抜いたコージーの
ドラミング。

アルバム・オープニングの「タロット・ウーマン」(なぜかLIVEで
演奏された話を聞かない名曲)にて、スケール豊かなシンセに続いて
登場するドラム・フレーズ。

ギターのリフに於いてはリスナーのハートをワシ掴みするキラー・リフとも
いえるイントロが数々存在するが。

それをドラムスでやってのけたのがコージー・パウエル。

そのスケール豊かなドラミングを堪能できるのが「スターゲイザー」なのだが
リッチー(Gtr.)は「延々と同じフレーズを弾くのが退屈だから」と言って
LIVE演奏を好まなかった。



それでもリッチー・ブラックモアは、HR回帰を目的として組んだ新生
レインボーで「スターゲイザーを演る」とファンの希望を汲んだコメントを
述べている。

嬉しい限りです。

新生レインボーのドラム=David Keithは、BLACKMORE'S NIGHTのドラマーで、決して若さで叩くタイプじゃないし、HRドラマーでもないと思えるが。

それでもBLACKMORE'S NIGHTのライヴでD・パープルの「CHILD IN TIME」を
演奏するなどの経験はある。

コメントでも「なるだけオリジナルに忠実に叩きたいと思う。無理に自分の
色を付け加える必要もないだろう」と嬉しい事を言ってくれている。

お願いします。
来日を信じていますが、その前にモンスターズ・ロック2016の音源が
公開される可能性も大きいから。

そこで披露される「スターゲイザー」のスケールが、オリジナル並みに
でかい事を期待します。