あるBOX(改)

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久々に来た!「トンデモ・ニュース=ニセ現代のベートーベン」

2014年02月11日 | 生活
IPS細胞・臨床詐称の守口って人がいたが

今度は「現代のベートーベンと言われた音楽家は偽物だった」というニュースが来ました。

なんか、連れなんて「久々にキタ―――!!」とか言って喜んでいます。

被爆二世で、35歳の時に聴力を完全に失い、それ以来「絶対音感」を頼りに作曲しているという音楽家。
その「佐村河内守」が、ゴーストライターに曲かかせていたというニュース。

ゴーストを引き受けた新垣隆という人物は「自分も同罪」という姿勢ながら、「断ったら『自殺する』という返答があった」として
相手との関係を断ち切れなかった事を告白。

ソチ五輪でフィギュアスケートの高橋大輔選手が使用する曲がゴースト作「ヴァイオリンのためのソナチネ」となり、
そのまま使用されるのが申し訳なかった・・・と告発の理由を述べたそうな。

しかも、「耳は聞こえている」という衝撃の暴露まで!
※私は「佐村河内守」なんて人は知らなかったが、
 逆にコレで強烈な印象を植え付けられちゃいましたよ・・・
 映像見ると「長髪・グラサン・髭・肥満・奇妙な照明演出」という
 見事な「胡散臭さ」炸裂してるし・・・

これを受けて
18万枚のヒットを記録したCD『交響曲第1番 HIROSHIMA』などを販売していた日本コロムビアは、それらすべてを出荷停止すると発表。

日本レコード協会もCD「交響曲第1番 HIROSHIMA」のゴールドディスク認定を取り消し。

また、昨年3月に放送された『魂の旋律~音を失った作曲家~』で佐村河内氏を特集したNHKは「放送当時、本人が作曲していないことに気づくことができませんでした」と釈明。

広島市は「広島市民賞」を取り消し、
「市民をはじめ多くの人々を裏切り、失望させるものであり、広島市民賞の被表彰者としての面目を汚すものである」と辛辣な文章を公開。

コンサート企画会社は、今月から5月まで予定していた全国17公演の中止を発表。
17日にチケットの払い戻しを開始するが、会場使用料でも数千万円の赤字、
それを含め損失は総額1億円以上にのぼり、損害賠償を検討中だとか。

楽譜をレンタル・販売する音楽出版社も、騒動ですべてが中止となり数百万円の被害が出る見込み。
一部報道では、こちらも損害賠償を検討中という。

全聾までも「偽装」だった場合、さらなる反発は避けられない。
ある程度は悟ったか、
とうとう本人も「謝罪文」を発表した。

それには「ここ3年で聴力が少し戻っていた」という言葉があり
これまた「そんな事あるわけが無い!」と叩かれている。

ここまで来たら
私も面白がってますけど。

損害を被った方々は気の毒としか申しようが無い。