あるBOX(改)

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亀田3兄弟のアドバイザーが擁護コメント

2014年02月24日 | ボクシング
2/22、亀田3兄弟のアドバイザーを務める国際マッチメーカーのリカルド・リッソ氏(63歳)が
大阪市内で現在の亀田騒動に関して会見を行った。

「亀田ファミリーに悪影響がでている。今のような結果になっているのが理解できない」などと約1時間にわたって亀田陣営を援護する持論を述べたそうな。

内容は主にIBFバンタム級王座に関して。
・発端は2013/12/03(火)のIBF、WBA統一戦の計量。
・前日計量でWBAの王者リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が体重オーバー。
・IBFの立会人は亀田大毅が敗れた場合、IBF、WBAともに王座は空位になると説明。
・しかし、亀田大が判定負けすると「自分の説明ミス」と前言撤回。
・亀田大毅は王座に留まると発表。

この問題から端を発して、JBCは亀田ジムの会長らに事実上の資格剥奪処分を下し、
3兄弟は国内で試合が出来ない事態となった。

統一戦のルールミーティングに同席していたというリッソ氏は、
「その場でIBFの立会人に大毅が負けても王座を保持することを確認した」
「証人はたくさんいる。日本のJBCから2人同席していた」などと主張したが

一方で「亀田大は試合後、王座から陥落したと思い込んでいた」ともコメントし、
結局は、この問題の曖昧さを重ね塗りしただけ・・・という印象。

末弟がバンタム級王座を保持するWBOの要人も同様のコメントを述べているが
やはり私はJBCの言う「特定のジムだけ問題を起こす」という主張を支持すべきだと思う。

当日計量時間の変更をJBCに伝えなかったり、相手の使用グローブを巡ってJBC職員を威嚇したり、暴言を吐いたり・・・。

ミニマム級王者・高山勝成もIBFタイトル戦を行っているが、そんなトラブルは聞いた事がない。

さらに使用グローブに関しては、訴訟にまで発展している。
昨年9月の大毅の世界戦前、抗議を受けたJBC職員が会場内に監禁され精神的苦痛を受けたとして、1000万円の損害賠償を求めたのだ。

亀田側は「追放処分」については、著名な弁護士である北村晴男氏を擁して再審議を要請。
処分が覆らない場合は提訴すると主張、
損害賠償に関しても「そのような事実はない」として争う姿勢を見せ、泥仕合になる可能性は高いと言われている。

※「控室に関しては証拠の映像もある」みたいな事おっしゃってるので、
そういう方々独特の「都合の悪いトコロは映さない」ビデオ撮影が行われてたのかも知れませんな。

まぁ、以前も言ったけど、海外拠点で良いので選手生活は続行して欲しいですね。
そして、真の実力が分かる相手と対戦して、それ相応の結果を受け止めて貰いたいな・・・と。

今回の騒動でTBSがバックアップを降りるとしたら、勝てそうな相手を選ぶ余裕も無くなるでしょうからね。