N の 祝祭日

映画、読書などのメモ

京都を古地図で歩く本

2018-03-06 | 

本を読んだ。

★京都を古地図で歩く本(文庫本)
著者:ロム・インターナショナル(編)
出版社: 河出書房新社

ただいま京都の本屋さんで大人気本です。
小ネタがいっぱい詰まった京都散策本。
ちょっとハナタカうんちくを語るにはちょうどいい。

学術的センスが漂っていたらもっといいのですが。
ガイドブック的文章が惜しいと思いました。

 

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祈りの幕が下りる時

2018-03-05 | 

 

★祈りの幕が下りる時(講談社文庫)
著者:東野圭吾
出版社: 講談社


加賀は体格がよく、精悍な顔つきをした人物だった。
三十歳前後だろうか。彫りが深く目つきが鋭い。
いかにも正義感が強そうな印象を受けた。
差し出された名刺には、
警視庁捜査一課という職場名が記されていた。
(本文より)


映画《麒麟の翼》での阿部寛そのものである。
阿部寛の姿が頭から離れず、本を読んだ。


登場人物の視点がそれぞれに重なりあい、
《過去の記憶》が濃密に炙りだされる。
《人の想い》が重なることで
《物語の時間》が生まれることを改めて認識。
ねっちりした人情物を読んでいる感覚。
浪花節みたいな。
東野圭吾はやっぱり大阪人やなぁ。


とくに東野ファンというわけではないが
《東野圭吾恐るべし》と再び納得した一作。


ちなみに、
いままで読んだ東野作品の中では、
『容疑者Xの献身』が深く身震いする。 

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京都、オトナの修学旅行

2018-03-05 | 

 

 

 

本を読んだ。

★京都、オトナの修学旅行(ちくま文庫)
著者:山下裕二×赤瀬川原平
出版社: 筑摩書房

「日本美術応援団」の続編です。
学生服のコスプレで、《オトナの修学旅行》という企画は面白い。
ですが、表紙を観た時、学生服というより、昔の海軍軍服のようにみえました。

修学旅行ということで、京都の名所を漫談調で紹介してくれます。
オトナというより言葉に期待しましたが、
内容がちょっと中高校生級のところが残念。


京都を《火事の都》と評したところが、やるっ!

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ミッション:インポッシブル

2018-03-04 | chinema(欧米系映画)

映画を観た。

★ミッション:インポッシブル
原題:Mission: Impossible
監督:ブライアン・デ・パルマ
音楽:ダニー・エルフマン
キャスト:トム・クルーズ, ジョン・ボイト, エマニュエル・ベアール, ジャン・レノ, ヘンリー・ツェーニー、他
1996/アメリカ

20世紀世紀末の名作。
テレビの吹き替えでは数回観ているいるが、CMなしの原語で観たくて、DVDレンタル。

冒頭の《霧のプラハ》が美しい!
撮影地は何処かは知りませんが。

そして何度も観た《CIA本部への侵入》
これも美しい、必見シーン。
全く色褪せないアクションの質と物語の展開。
レインボーアップルのロゴマークが懐かしく。
あの頃は憧れでした。

映画はスパイ物ですが、
現実に、《国家のために、裏現場では、まさにMission ・Impossibleに立ち向かっている人たち》はたくさんいることでしょう。
ふと、いろいろ想像してみました。

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