有田芳生の『酔醒漫録』

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「ザ・ワイド」に幕が下りる(2)

2007-09-28 09:28:47 | 「ザ・ワイド」

 9月27日(木)「ザ・ワイド」もあと1日となってしまった。最後まで「発生ネタ」(今回は時津風部屋でのリンチ殺人事件)を報じるため、予定されていた特集が短くなっている。視聴者にはわからないが、その作業を求められたスタッフはぎりぎりまで大変だっただろう。この木曜班は「有田が行く」という企画を担当してくれていた。選挙に出たため、残念ながら実現できなかった二つの企画がある。一つは特攻隊の生き残りである松浦喜一さんのインタビューを中心に「あの時代」を描くことであり、もう一つは美空ひばりさんにまつわるスクープだ。すでに取材を進めていた。この「有田が行く」ではアメリカで性犯罪者の処遇を取材したことがいちばんの想い出となっている。性犯罪者にGPSを装着することや薬物治療など、アメリカでの性犯罪者処遇は厳しい。大阪の「ペッパーランチ」という店で起きた性犯罪の判決を報じるVTRのなかに、このアメリカ取材のエッセンスも入っていたが、時津風部屋問題で放送することはできなかった。それほど視聴率が落ち込んでいるわけでもないのに終了することに疑問を呈する人もいる。しかし森羅万象「はじめ」があれば「終わり」がある。常時100人を超えるスタッフがそれぞれの新しい道を歩き出す。まさしく「同志」が離れ離れになっていく。意気高く進みたいものだ。「ザ・ワイド」の想い出とテレビ界の現状について、週刊誌に原稿を書くことにした。こんな気分のときには竹内まりやだ。「Denim」というアルバムの「みんなひとり」「終楽章」「人生の扉」が心に染みる。


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6 コメント

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ザ・ワイドが始まる少し前に、子供が生まれました。 (patora)
2007-09-28 18:13:19
ザ・ワイドが始まる少し前に、子供が生まれました。
まさしく、不安を抱えながらの子育てでした。
カルト教団、テロ、地震、少年犯罪・・・。
こんな世の中に子供を送り出すのかと暗澹とした気持ちでした。
主婦にとってはちょっとホッとできる時間のザ・ワイドにはとても魅力を感じました。
大げさに事件を騒ぐ訳ではなく、本質を追究しようと言う姿勢は、子育ての励みにもなりました。
レギュラーの有田さんのコメントにひかれ、掲示板にお邪魔したのも思い出です。
今年は偶然にも選挙活動中の有田さんと握手が出来ました。
ちょっとだけ、掲示板のお話をさせて頂きました。(お忙しい所失礼しました)
ザ・ワイド終了の年のいい思い出になりました。
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お疲れ様でした。 (福田 博治)
2007-09-28 20:21:50
お疲れ様でした。

以前は職場にテレビがあり、仕事をしながらザ・ワイドの有田さんのコメントを楽しみに聴いていたのですが、職場が変わってそれもできずここ一年ほどはそれもできないまま終了で残念におもっています。

他局の偏った番組に比してほとんど公平な取り組みに好感を感じていました。
その中で有田さんのコメントが特に興味があって拝見していましたが、ホントにご苦労様でした。

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はじめまして (国民)
2007-09-29 02:03:27
はじめまして
オウム事件の頃からTV等でのご活躍拝見しております。
さて、先日ザ・ワイド内で安倍首相の名前を用いた造語についてコメントされたと某掲示板で見かけましたが、
有田さんだったでしょうか?私は他のコメンテーターだと思っていましたものですから、少々以外でありました。
特定の名前を出して造語を作るのはいじめにも繋がり、マスコミに出ている方が軽々しく使っていいものかと呆れ帰っております。
また、ご存知でしょうが、朝日新聞の記事にその言葉を書いたとされる方のブログは大変なことになっております。
http://blog.otonaryoku.jp/200607/article_1.html
ここのコメント欄がいっぱいになって前日のコメント欄にまで記入されております。
最近はマスコミが勝手に民意を叫び、何処の民意かとちゃんちゃらおかしいと鼻で笑っている人が多いようです。
声の大きい人たちだけが得をする世の中は嫌です。
今回のマスコミの暴走で踊らされる国民も問題ではありますが、特にニュースにおいては正しい情報を色を付けずに報道して欲しいと思っている国民が多いという事を周りの方にお伝えください。
今回の安倍元首相辞任と、マスコミが力を持ちすぎたことに憤りを通り越して、日本に希望が持てず海外に行きたいとまで考え、ネットで色々と見て回っていると、全く同じ感想をお持ちの方がいらっしゃり、また実生活でも友人が同じ感想を抱いており、驚きました。
安倍さんをこれ以上いじめるのはやめていただきたい。新聞もテレビも特にワイドショーやニュースはみるのが減りました。
特に報道ステーションなどは公平さがなく、耳をふさぎたくなるほどで、最近みておりません。
人を叩いてばかりで気分が悪くなるのです。安倍さんだって、良いところがいっぱいあるはずです。なのに功績には触れず、批判ばかり。また、民主党にはほとんどつっこまない。
そのブログに書かれている批判は、集団になって大きな声を上げられずにいる、国民の声だと思います。
私は普通の主婦ですが、手段があれば名ナマでコメントでも求められれば、はっきりと抗議したい。
以前マスコミやBPOにも抗議しましたが、(椿事件のことにからめて)なんの効果もないのです。
正直言ってマスコミに期待なんてしていません。しかし、公平公正と人を思いやる心は日本人であれば失って欲しくありません。
だらだらと意見を書き込ませていただきましたが、本当はまだ言い足りません。

今後のご活動期待しております。
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中国人民解放軍の蛮行を見る思い。 (榎本康夫)
2007-09-29 05:17:34
中国人民解放軍の蛮行を見る思い。

ミャンマーの軍事政権は中国人民解放軍(世界最大の軍人600万人の軍隊)の傀儡政権?ミャンマー国内の華僑(中国系)の経済支配と中国人民解放軍の数々の軍事秘密基地があるだけでも証明している。
中国の人民解放軍関係企業が中国国内でも利権に走り数々の企業を支配している事はその実体が公表されていない為に中国でも国際社会でもあまり知られていない。

特に日本の報道機関はその怪しさを報道しない。むしろ伏せている。何故なのだろうか?

日本にとっても国際社会にとっても危ぶまれる事です。
なぜならば 中国人民解放軍は太平洋の西側の支配権を米国に打診してもいる蛮行は 資源開発がらみだけではないからです。

世界最大の600万人を誇る巨大軍事組織が 国際社会の中では資本主義的企業の顔をして裏では武器輸出と援助を絡めて中国共産一党独裁国家を背景に恐ろしいほどの企みをもって膨張と紛争を巻き起こしている。

中国国家の顔と華僑の顔を大義としている狡猾なところが、今までの米国・英国・仏国の顔で世界戦略を立てて成功したユダヤ資本と似ているだけに尚更恐ろしい。

中国人民解放軍は 日本の官僚組織を凌駕しています。 (笑)

基本的には 過去の関東軍がそうであったように 中国の歴史的軍閥的要素を持ち 自動律で動く傾向も持っていると思います。

今後 東南アジア・中近東・アフリカで最悪の事態に突き進む要因にさえなりそうです。

長井さんのご冥福をお祈りいたします。
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 おひさしぶりです。 (flora)
2007-09-29 10:20:28
 おひさしぶりです。
とうとうワイドが終わってしまいました。
いくつもあるワイドショーと言われている
番組のなかで上位にはいる番組です。
別に位置がどうでもいいのですが。
よい番組でたのしみにしていました。
 
 草野さんも拉致問題にはこころのコアがそのまま語る言葉のように人々に伝わる言葉はすごい力なのだと関心いたしました。
 リーインカーネーション
生まれ変わりのお話は「江原」さんを信じすぎる人も多く著書もおおいです。
 わたくしも気をつけてamazonレビュアーとして紹介させていただきましたが。
 選挙のことは言いますまい。
これからの有田さんは新しい勝負師?なのですから役立つときはかならずありますから。きっと。
 年収の少ない中小企業がばたばたと
倒れる中もっとつっこんだ番組は日本では成りたたないのか、もし出演依頼がありましたらまた、市民の意見を伝えてくださいとお願いいたします。お体を大切によい人たちとお仕事できて幸いでしたね。

☆ありがとうございました☆


 
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コメントを取り上げていただき有難うございます。 (国民)
2007-09-29 13:58:31
コメントを取り上げていただき有難うございます。
一つ自分で読み返しまして、誤解を生むような書き方がありましたので・・
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今回の安倍元首相辞任と、マスコミが力を持ちすぎたことに憤りを通り越して、日本に希望が持てず海外に行きたいとまで考え、ネットで色々と見て回っていると、全く同じ感想をお持ちの方がいらっしゃり、また実生活でも友人が同じ感想を抱いており、驚きました。
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と書きましたが、
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マスコミが力を持ちすぎ、安倍元首相が辞任せねばならなくなった状況に憤りを通り越して、日本に希望が持てず海外に行きたいとまで考え、ネットで色々と見て回っていると、全く同じ感想をお持ちの方がいらっしゃり、また実生活でも友人が同じ感想を抱いており、驚きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
という書き方のほうが適切ですので訂正いたします。
もちろんマスコミだけでなく、自民党内部や民主党始め野党の責任も大きいと思います。
確かにやめるタイミングに関しては色々と異論もあるとは思いますが、テロ特に関して、やっと「テロ特とはなんぞや」と関心を持った人もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、安倍元首相が辞任会見をなさったあとの小沢さんの会見を見ていて、小沢さんが涙が出るのを我慢していたようにみえたのは考えすぎでしょうか?
安倍首相は就任当時から三宅さんあたりも心配されていらっしゃいましたが、「優しすぎる」とのこと。
確かにお顔からもそういったところが見て取れ、伝わってきていたからこそ、マスコミが叩くのをみていたたまれなく思う方がいらっしゃるのであろうと思います。

有田さんも今後も政界進出するにしろ、マスコミの中で活動するにしろ、心のある活動をされることを願っております。そして日本の国の為になる活動を期待しております。



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