有田芳生の『酔醒漫録』

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森光子さんに会う

2009-03-27 10:46:19 | 人物

3月26日(木)090326_15110001 オウム事件当時のこと。警察庁幹部と情報交換をしていたとき、国松孝次長官銃撃事件について聞いた。その幹部は「120パーセントオウムです」とある信者の名前をあげて断言した。しかし捜査は混迷をきわめ、時効1年を前にして迷宮入りかと思わざるをえない情況にあった。ところが先日ある捜査幹部から意外な話を聞かされた。当時オウム「防衛省」にいた幹部信者の名前を口にしたからだ。事件現場の植え込みに落ちていた韓国硬貨から「建設省」信者のミトコンドリアDNAが警視庁の鑑定で検出されたと「読売新聞」は報じた。記事には「この植え込みの近くに銃撃した実行犯が潜んでいたとみられ」とある。私は犯行が信者によるものであったとしても、韓国硬貨に残された皮脂DNAの信者が実行犯だとは判断しない。

 平河町のヘッドオフィスで実務。文藝春秋に立ち寄ってから芝公園の「ザ・プリンス パークタワー東京」へ。森光子さんが1961年から主演を務める「放浪記」上演2000回を記念する制作発表記者会見に出席。「婦人公論」から森さんへのインタビューを依頼されたのは数日前。「囲み」会見で驚いたのは、テレビ局の取材で芸能リポーターがひとりもいなかったこと。こんなところにも経費節減の影響が見られる。久々に出会った山本陽子さん、有森也実さんにご挨拶。別室に移動して森さんと私が語っているところを撮影。5月9日で89歳になる小さな身体からはオーラが漂っていた。正式のインタビューは28日に行う。5月9日に2000回を迎える「放浪記」は、5月5日から29日まで帝国劇場で上演される。


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