有田芳生の『酔醒漫録』

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政治家をターゲットに据えた東京地検

2007-10-21 10:58:01 | 政談

 10月20日(土)夕方まで断続的に新書の原稿を書く。テレビ機能が子供たちに「催眠的」あるいは「トランス(脱魂)」状態を生じさせるとフランク・W・パトナムは指摘する。そうした分析を行っている『解離』(みすず書房)を読んでいたら、すぐに時間は過ぎていく。池袋に出かけた二女からメールが来た。新党日本の宣伝カーから私の声が聞こえてきたという。木曜日に続き、録音した主張を流しながらスタッフが都内を走ってくれている。スポーツカーがずっと付いてくるので「何だろうか」と思っていたら、追い越しざまに「頑張ってください」と激励されたり、手を振ってくれる方々も少なくないと報告があった。参議院選挙で私は惜敗したが、党としては次につながる成果を得た。東京だけではなく、名古屋、京都、大阪、神戸という政令指定都市では組織型選挙を行う社民党を超える得票を獲得した。国民新党より50万票多い得票でもあった。来週からは私も街頭に立つ。短時間に伝わる言葉、届く構成を考えている。守屋武晶防衛事務次官と「山田洋行」との癒着について、いっせいに報道が行われるようになった。この問題の背景に旧住友銀行(現在の三井住友銀行)の不良債権処理にまで広がる深い問題があることを5か月前にスクープしたのは「FACTA」誌であった。新聞各紙はいまだ匿名にしている「山田洋行」から離れた宮崎元伸前専務(防衛庁OBで「日本ミライズ」社長)のインタビューも掲載されている。フリージャーナリストの二瓶絵夢が関わった詐欺事件でも政界に捜査が伸びるとも言われている。当初は2億5000万円と報じられた行方不明金も実は4億円だったことも明らかにされた。週刊誌で二瓶とツーショット写真を報じられた議員周辺などが注目されている。