日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

永い言い訳

2016-11-02 13:56:17 | 映画・音楽
映画永い言い訳
ながい・いいわけ=ながい、という字が「永い」であるとこがミソ、だね〜

山形での公開は、もう少し待たねば。でも、面白そうなので、原作を読んでみた。

ん〜〜〜〜、めちゃめちゃ面白かった!小説(も?)
今、日本映画が本当に面白いと思う。(現実社会は)日本でも世界でもいろいろなことがあって、時代も過渡期であるから、作品も引き摺られるかのようにー
新しいものがうまれつつあるような、前夜みたいな、そんな空気。
古い価値観と新しい価値観が、ごっちゃまぜになっていて。。。苦痛も、批判も、懐古主義も。。。。

どんな風に変わっていくのだろう。これから。
小説の終わり近く、妻へ宛てた、(映画には使われるかな?)「俺たちはふたりとも、生きている時間というものを舐めてたね」その言葉が、すごく深く残ったな。ー愛するべき日々に愛することを怠ったことの代償は小さくないーついでなので、心に残る言葉ベスト3、あとふたつ。「生きてるんだから、生きててよ」
「人生は、他者だ」ーこれは、本当に素敵な言葉。気になった方は、小説をおすすめー!(笑)
もう、「痛い、痛い、痛い」作品ばかり、つい観てしまうけど(笑)
ワタシにとって、映画は人生のサンプル?(笑)学ばさせていただきます〜〜〜(ひょえっ)

・・・役者としての、竹原ピストルさん:「海炭市叙景」での演技が忘れられず。また観られることがうれしい。