日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

人間

2015-09-05 09:18:13 | 社会
今日から、山形フォーラムで野火(大岡昇平原作)が公開。(13:30、18:05)もうひとつ「神々のたそがれ」の公開もはじまります。この映画の山形公開は当時未定だったため、ワタシは一足先に仙台で鑑賞しました。「神々のたそがれ」の舞台が、現在多数の難民をうみだしているシリアやアフガニスタンの姿に重なって見えて・・・とても苦しいものがあります。恐怖に支配された世界。神が人間の世界を粉々にしてしまうのは容易なこと。でも「それでは忍びない。」ラストには、ほんとにか細い、一本の糸のような希望がかすかに描かれています。

最近になって読んだ(又吉さんは10代の時に読んだそう!すげえ・笑)「沈黙」。来年スコセッシ監督の映画が公開予定。ーすべてが繋がっている。。。。「沈黙」の意味を自分の力で、精一杯考えてみたいと思っています。