先日出張で徳島へ。3社の工場を見て回る。ひとつは仏壇を一貫生産している工場。もうふたつはイスやテーブルの工場。仏壇も家具も同じ木製品には変わりないので基本的な工程は一緒。製材-木材の乾燥-木取り-加工-組み立て-塗装と各工程がある。しかし仏壇と家具では工場の雰囲気や職人さんの顔、製品に対する考え方が大きく違うと感じた。やはり最終的な使われ方が違うからだろうか。人が使う家具と、仏様が入る仏壇。気持ちよく暮らすための道具と、祈りをとおして心のよりどころを求める場所。
どちらも作り手の顔が見えて実直にものづくりをしていた。
↑四国八十八箇所参拝 第1番 霊山寺です。
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