日光中禅寺湖畔にたたずむ半月山~社山へ登山。最近は何かと忙しくスケジュールが厳しかったが強行断行。ほぼ晴天に恵まれこころもリフレッシュ。
社山山頂でゆっくり。自然の音しか聞こえない・・・
帰りルートでアントニン・レーモンド設計の元イタリア大使館の別荘に立ち寄る。山登りは体力的に結構きつい所もあるけど、帰ってきた後はそんなことは忘れ心地よさが残る。
誘ってくれた親友のチャーリー、この場を借りて有難う。きゅうりとゆで卵とコーヒーおいしかったです。
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「幕末の下級武士の絵日記」という本の中にその時代の地方の下級武士の日々の生活が書いてあるのだが興味深く読んだ。その中で物の値段が時々書かれているが、現在の貨幣価値に換算すると食べ物や書籍などの値段は驚くほど高いが、散髪料、家の手直し代などの技術料はかなり安い。やはりその当時は大量消費、大量生産の時代ではなかったからだろう。今の時代はどうだろう、家具に関していっても「修理するより新しく買ったほうが安い」と言う考えがいまだに多い。大量消費の時代が終わったいま物を大切に手入れをしながら使っていくという考えを見直していかなければならない。
ご自宅をリフォームされたお客様。アンティークのドアやランプがモダンな内装にうまくとけ込んでいる。
ご新築ではないが、いい感じに使い込まれた家具やフローリングが素敵だった。
どちらのお宅にも設置したときにすっと馴染んでしまう。あたかも昔からそこにあったようなソファー。
家具にはそう言った色々なテイストや時間の経過なども受け止められるデザインでなければならないと思う。そしてまたその家や家族と一緒に時を刻んでいく・・・
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