ずーと昔から取り扱いしたかった秋田木工の製品が入荷してきました。1910年創業の秋田木工は、世界的に成功をおさめたトーネットの曲木家具の技術をいち早く日本で取り入れ、数多くの名作家具を生み出してきました。
上のダイニングチェアNO.503は1966年発表。剣持勇デザインのスツールNO.202は1958年に発表されたロングセラー商品です。木を曲げていくという有機的なフォルムが人間的な柔らかさを感じさせてくれます。
天然リネンのカーテン「リフリン」とウォールナット無垢のベッドをお届けいたしました。
天然素材のリネンのカーテンは、お部屋に入れて見るとその質感の違いに気付きます。特に日の光が当たった時、室内にもれるやわらかい光が化学繊維では出せない、落ち着きのある明るさを演出してくれます。ハッキリした色を撰んでも上質な風合いでお部屋に馴染みます。
ありがとうございました。
10年くらい前だったろうか、こちらの椅子を取扱いたくてメーカーの事務所を訪ねたことがある。その当時は販売店に商品を出すということはほとんどしていなかったようだ。メーカーで話しを聞いただけでそのまま帰った記憶がある。
左が豊口克平さんデザインの通称「トヨさんの椅子」(1955年) 右が秋岡芳夫さんデザインの「男の椅子」(1981年) どちらも座面高さが37cmと低く、その上であぐらをかいたりできる座面の広い椅子です。食器を持ち、靴を脱いで暮らす日本人の生活様式を考えてデザインされたロングセラーの椅子です。低いテーブルと合わせ展示いたしました。
最近住宅でも平屋が見直されていますよね。あらためて日本人の暮らし方が見直されてきていると感じます。それにピッタリの家具です。
同じく豊口克平さんデザインの天童木工「スポークチェア」もお店にございます。
スウェーデンのデザイナー、ブルーノ・マットソンが日本人の生活様式を考えデザインしたソファ、通称「マットソンソファ」とデザイナー新居猛が人間工学に基づいてデザインした「ニーチェアX」をお届けいたしました。どちらも発売から40年以上作り続けられてるロングセラー商品です。和を基調とした平屋のシンプルなお家にはこの家具がとてもよく似合う。
ありがとうございました。
昔から生産されているロングセラー商品でもちろん私も知っていて、でもお店で販売していなかった椅子。ふとした気持ちの変化か、その時の流行の兆しを捉えたか、または気まぐれかは分からないが、お店での展示販売をしたいと感じ仕入れた。
スウェーデンのデザイナー、ブルーノマットソンのダイニングチェア。座り心地を研究しつくした彼の椅子はどれも本当に座り心地がいい。前から取扱っているソファは当店でも人気の商品だが、こちらのダイニングチェアは隠れた名作だ。今まで何十脚と椅子に座ってきた私だが、座った瞬間「これいいね」と肌で感じられる椅子はそうめったにない。後に母も座って「あの椅子座り心地いい」と話してきた。背中の籐張りもナチュラルでいいし、座面クッションがボタン止めで取れるのも秀逸です。