宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

アメリカからのプレゼント

2008-10-18 22:16:45 | 政治
さあ!お金に余裕のある人は、アメリカ行きのツアーで、貧乏人が出て行ったハウスを、銀行から買い叩いてきましょう・・・・
きっと良い別荘になりますよ。
特にアメリカなどへ行く機会の多い人は、ホテルよりもいいかも知れません・・・・
ただ税金とか、保険とか、維持費とか、住宅の値段よりもそっちの方が高くつくかも知れません・・・
が、株と同じで長く持っていられればきっといつか値上がりしますよ。
取り敢えず、出て行った貧乏な人に毎月いくらかで貸家として提供すれば、損失も少なくて済みます。
有価証券の類は、信用証券と言って、紙切れみたいなものなので信用できませんが、不動産は実質なので間違いはありません。ただ暫くは寝かせなければならないので、余裕のない人ではムリです。

日本への影響がどのような形で現れるかを予測する人はほとんどいません・・・・
狼少年に思われてしまうのが恐いですからね・・・・
間違いがないのが、アメリカの消費低迷と、税金投入(注入?)による国債価値の下落です。国債価値を下げたくないのならば、増税がありますが、何れ増税するでしょう、ますます日本以上の格差社会がやってきます。不満や失業を解消させるために外の軍事に目を逸らすか、失業費用負担解消の方策として、無理に仕事を作らなければなりません。戦争危険地域を拡大して、兵器で金儲けに走る公算も大きい。多分プライドを有して生きるためには、なりふりは構っていられません・・・
国の収入が目減りして、且つ、企業救済に費用を掛けるのですから、赤字国債の増加は必然でしょう・・・
日本で起こったような、上だけ(大企業と富裕層と、株式保有者等)インフレと下(住宅を追われたホームレス、リストラ、倒産による失業者、政府にお金がなくなることで、片親家庭など保護世帯、年金生活者等々のデフレ状態がこれから先長く続く・・・・
アメリカが日本よりも酷いのは、戦争状態が長引き費用がサブプライムローンと負けず劣らずに高額であることだ。しかも、ロシア、中国の台頭によってその防備にもこれからも多額の費用を必要とするであろう・・・・
兎に角、アメリカの衰退は相当に長引く筈だ・・・・

自動的に自民党がアメリカ一辺倒の失政は糾弾されなければならない、と、同時に右傾化の波もやがて雲散霧消せねばならないのだ、これからは八方美人型の政策にシフトするであろう、そのためには極右麻生さんでは似合わないのだ・・・・・似合わないと言うより、アジア各国が強盗力を磨こうとする国家主義者を真から相手しようとは思わないし、やっぱり金持ちであるから、貧乏人にお金を渡すバカな政策なんてする筈もない!・・・・・せいぜい、国家主義者の本心の爪を隠すために、世界やアジアにお金を使おうとするから、
貧乏人にまでお金を回す余裕なんて無いのが実情である。
円高は、日本からお金が逃げて行く事を表す、海外資産が買い易いし、旅行もお得だからだ。
内需振興と言うが、大多数の貧乏人を作り上げてしまって内需なんて戯言でしかない。お金ある人はアメリカ様様と海外で使い、国や地方公共団体や大企業は、無い袖は触れない貧乏人からあの手この手で奪い取ろうと画策するであろう・・・・そのドツボから日本は、自民党は、抜け出すことができないのだ。
例えば、今、中曽根さんのやった政策の一つ、累進税率を見直すことができるか!?・・・・・できはしまい!・・・・
自殺に対して、大した問題意識のない政治だもの、貧乏人のひとりやふたり、視野にも入いらんだろうよ・・・・