宇宙の彼方から

自然の不可思議な森羅万象に揉まれる自分や他人の有り様を見つめる。

強さの源・・・・賢民

2008-10-22 22:54:18 | 政治
多分、麻生さんは、自分には人気が取れないことは重々承知している。
への字のひん曲がった唇では、男を見る視線が雰囲気、姿形から入る、今時、老若隔てなく、女性どもの共感を得られないのは仕方がない、と思っている。政策的にも、いろいろな部署で、しがらみの圧力議員が沢山いるのでもあるから、今の企業・天下り・役人優先の政策は続けるしかないのである・・・・「改革!」といくら叫んだところで、小泉さんじゃないけれど、にっちもさっちもいかないのは見え見えなのであり・・・・代議士独特の嘘も方便で乗り切ろうとするだけなのだろう・・・・それに乗せられてしまう人も現実にいるのだから、性懲りも無く同じ愚を繰り返す筈である・・・・そんなだから、これからも支持率のうなぎ上りは期待もできそうもない・・・・このままでは結局又、投げ出しから人気ある者の首の挿げ替えが行われることになるのは自明だ・・・・
極右の彼が、安倍さん同様、戦争嫌いの日本人に受け入れられる筈もなく、外交に於いても得点を上げられる筈もないのである・・・・むしろ全アジアを敵に回して日本をますますの孤立に追い込む人になることは、正確に読み取れる。
それでも「愚の象徴」自民党は、こんな人をトップに据えなければならなかったお家の事情たるやは、惨めったらしいものがある。
人気で左右される選挙であるから、日本国民の「愚」が、垣間見えるであろう・・・・
何度も力説するが、今の時代、右翼の台頭は、国粋思想の台頭は、ナルシズムの行き着く先の挙句、ストーカーであり、鎖国にも準じて、世界から取り残される自滅への足掛かりになることを、自民党も、日本国民も、最低限度知らなければならない。
多くのアセアン各国も、中露韓米も各国間の「話し合い解決」を望んでいるのであり、他国への蔑視や敵視が、それを阻んでいることであることを自戒すべきである。
日本国はある意味、否応なりに共産社会との隣組を構成しているのであるから、敵視、蔑視はそのまま自分のところにブーメランのように帰ってくる、自然の厳粛なシステムがある事を学ぼうではないか・・・・

彼らには、富国強兵という永遠なる願望があるのであろうが、それは日本の歴史上で潰えたことではないか・・・・むしろそれを土台や基礎として、賢民になるべく努力をすることが、強さの源になることを悟るべきであろう・・・・・