ブログ日記 日々のうつろい 

退職後パソコンとガイドのボランティアをし、カラオケ(ポップス)やダンス等で生活を楽しむオジサンのブログ。

郵便局、市民センター、そして…

2012-12-26 21:06:18 | 日記
 今日は今までよりも一段と寒くなったことが、朝の布団の中からも気温の低さが感じられた。

 今日はいつものようにメールやカレンダーのチェックは関係なく、午前中から今日の予定を考えながら動くことにしている。

 というのも昨日のブログを読んで貰った方はお分かりだと思うが、昨日からメールの受信も発信も出来なくなっているからである。

 昨日ボラパソに行ってH氏の助言で今迄使って来たVistaのWindowsメールから新たに買ったWindowsのWindows Liveメールに入れたから、当然Vistaにはメールが来ないことになる。

 一方、メールを入れた筈のWindows Liveメールを自宅に帰って開こうとしても、メールのみならず、Internetも繋がらないのである。

 そこでプロバイダーであるeonetとは以前にクレーム問題でテキパキと対応してくれた課長に電話してみようとしたが電話がうまく繋がらないので仕方なくあと廻しにすることにした。

 まずは時期的に年賀ハガキをプリントしておく必要があるので、インターネットで素材を捜して、いくつかダウンロードしていった。

 今迄は毎年出来るだけ自筆の年賀状にしてイラストは裏面に小さく上と下につづつ入れるというパターンだったが今回は今迄の年と違ってつい最近まで連日忙しくしていた関係で墨書は表面だけにすることにして裏面の上/は出来あいのものにすることにして、下/に筆ペンで挨拶や近況を書くことにした。

 ということでUSBに入れて準備をする。

 自宅を出て先ずは先日正式に高齢者大学から受講できるとの通知が来て日までに受講料,+Windowsのパソコン年間のレンタル代,の計,円を支払う必要があるので先ずは銀行に行って金を下ろして郵便局の講座に入金し、同封されていた郵便局の払い込み用紙で支払うために一番近い簡易郵便局にやって来てキャッシュコーナーに行った。

 機械が台しかないし、年配の女性が使用中で、若い女性が待っているから時間がかかりそうだったので直ぐに出て、市民センターに行く途中にある本局なら機械も何台かあるだろうから早いのじゃないかと思って本局に向かう。

 目論見通り台あったが、全部塞がっていたが、待っている人はなかったので先頭で待つ。

 しばらくして台が空いたので先ずは銀行で下ろした金を入金して、次に払い込みの手続きを行なう。

 その後、市民センターに行く前にしばらく行ってない寿司屋の昼定食を食べようと思って店の前に来ると自転車が沢山並んでいるので店に入るのは止めてスーパーに行きパック寿司を買って市民センター迄ブラ提げて歩く。

 センターに到着したのは午後時前で早速「ふれあい喫茶」コーナーに行き、準備されているお茶を入れて食す。

 その後、事務所に行ってホットコーヒーを入れてくれるように頼み、飲み終わった後、階のPC室でプリントさせて貰ったが、このPCはXPだが、立ちあがりが非常に遅いし、次の画面が出て来るまでにもかなり時間がかかる。

 イライラしてもしょうがないがこれだけ遅いと諦めも出て来る。

 その後、時間も十分余裕があったので将棋のソフトと勝負するが今回もボロ負けである。

 いつもより早い時頃にセンターを出て、昼食用にパック寿司を買ったスーパーに寄って買物をして帰る。

 自宅に着いて先ずはホットコーヒーを飲んでくつろいだ後、朝繋がらなかった課長に電話を入れると今度は繋がったので、今迄のいきさつを話し、メールが繋がらないので何とかならないかと相談する。

 課長が言うには「私は工事の担当なので部署が違うが、連絡をとってみる」ということだった。

 そして丁寧に「担当部署から電話が入るから再度詳しく担当者に話して下さい」ということだった。

 しばらく待っていると担当者から電話が入り、インターネットの配線状態を色々聞きだして「もう本LANケーブルを買って繋いでみてその結果を教えてください」ということで終わった。

 Vistaは無線LANで設定されているが、Windowsには無線が付いてないので設定を変えないとダメである」とのことである。

 終わって見れば簡単なことであるが、未だ未だ分かってないナと自分自身で納得した次第である。

 ということでメールも日分結構な数が溜まってるであろうから、早速明日にでも買いに行くことにしよう。

メールの入れ替え

2012-12-25 21:18:05 | 日記
 今日も相変わらず気温が低い状態が続いていているが、今日は今迄で最も寒くなったとかで、高齢者が風呂の中で溺死する人が多くなっているとか。

 寒い場所にいて血管が縮んで血圧が高い状態から風呂に入って温度の高い湯に入って急激に血圧が下がって心臓に負担をかけるためで、このところの寒い状態でそんな事故が多くなっているそうで気を付けたいものである。

 日本海側では今夜から明日にかけて、またゾロ寒波の襲来で大雪をもたらすようなことの様であるから尚更気を付けたい。

 月に入ってからずっと気温が低い状態が続いているが、こんな年も本当に珍しいが、これに留まらず年末から正月にかけて寒波がやって来て一段と寒いことになりそうである。

 今日はそんな寒い中でボラパソに出かけることになった。

 というのもWindowsが出たということでWindowsが安くなっているようだからこの機会にWindowsをネットショップで購入したはいいが、肝心のメールを入れ替えなければということでボラパソの技術グループの詳しいHさんに先日のメンテナンスの時にヘルプを頼んだら快く受けていただいた。

 今日日の午後時から会議があるというのに合わせて私も分頃に準備室に到着した時にはH氏は既に準備室のPCで作業中であった。

 「今日が年賀状の受付最終日だそうだ」と言っておられたので多分年賀状の作成に関することだったのかもしれない。

 私が持参した今迄使っているVistaと新たに買って送って来たWindowsを開いて両方とも電源を入れて作業の開始である。

 買ったはいいがもうつ理解が出来ていない私は自宅で何もせずにPCを持って来たので早速お小言を頂戴した。

 先ずはWindowsのセットアップをということで説明書を見ながら画面の指示に沿って少しづつやって行ったが、途中で分からない所を聞きながら進めて行く。

 Windowsの方のセットアップが一段落した後は、Vistaの方のWindowsメールのコントロールパネルを開いて作業の開始であるが、殆んどH氏の支持通りに次々と行なったので何がどうなってという詳しいことは良く分からないが要はVistaではWindowsメールだったがWindowsからはWindows Liveメールに変わっているので、そのままという訳にいかないようだ。

 一旦、専用のフォルダを作った後、取り出したファイルをそのフォルダに入れてUSBにコピーしようとしたが、フォルダにスンナリ取り出せない。

 H氏の話ではVistaが壊れているようだということなので取り出せないファイルはスキップしていったが、かなりの数である。

 そしてやっと取り出したファイルをフォルダに入れた後、そのフォルダからWindowsの方に入れて開こうとしたがメールが開かない。

 先程スキップして取り出せなかったものの中に、取り出させないように働いたものがあるのではないかということであった。

 そこでThunderbirdをインターネットで取り込んで両方のPCにダウンロードしてインストールし、Thunderbirdを介して移そうとした。

 先ずは取り出せなかったファイルをThunderbirdに一旦取り込もうとしたがOutLookからしかThunderbirdは取り込めないということである。

 私がVistaを使用していたとき、最初こそOutLookが立ち上がっていたが、使わずにずっとWindowsメールしか使ってなかったのでOutLookが永眠していて使えないようである。

 ところがどういう訳か、作業している時にメールが件入って来たので作動を始めたかと思って良かったと、思ったものである。

 H氏には風邪を引いているということだったので無理をさせてしまったが、後はセキュリティソフトを入れるようにという言葉を残し、シンドイということで先に帰られた。

 ところが取りあえずフリーソフトのエッセンシャルを入れるべく何度も作業をしたが、どういう訳か画面が出て来ない。

 そこで、Vistaに入れているのと同じセキュリティソフトを入れることにして注文する。

 技術グループ長が今年最後の日だからということで私の作業が終わるのを待っておられるので、あまり待たせては申し訳ないので帰ってからコンビニに代金を払うことにして、その後で作業しようと片付けに入る。

 そしてグループ長に挨拶して帰途に付き、自宅に到着するとともに荷物を置いてコンビニに代金を払いに行く。

 自宅に戻って早速Windowsを開いてメールを開こうとしたが開かない。

 Vistaには新しいメールは入って来ない状態であるから毎日何通とやって来るメールをどうしようかと頭が痛くなってきた。

 ただブログの方は関係ないからこのように記述できるが、問題はメールで新しく来ているだろうメールは勿論見れないし、新たにメールを出すことも出来ない。

 アーア、業者を呼んだらかなり費用がかかるようだけど、仕方ないか…。

 今更、風邪を引いているH氏に頼む訳にもいかないから…とにかく年内になんとかしなきゃ。

ひとりぼっちのクリスマスイブ

2012-12-24 22:25:42 | 日記
 今日は日で「クリスマスイブ」ということになっていて、人もんは年のうちでこの日が番ツライと世間で言われることがある。

 今年のクリスマスイブは日本海側では本当の「ホワイトクリスマス」になっているようであるが、当地区でも雪がチラついているのを見かけた。

 ところで今迄殆んど毎日ずっと続いていた予定も今日は特にないので久し振りに②の店に行く予定にしている。

 というのも今日は月曜日で、木曜日も担当している女性が店に入っている日だからである。

 この女性は多分私より歳若いぐらいで、年齢も余り変わらない同年代でもあるし、この店の担当女性の中で番歌が上手いと言われている女性であるから私はこの女性の担当日だけ行くことにしているのである。

 午前中はいつものように過ごし、例によって楠木正儀の本を見てファイルへ打ち込んで上書きしていたが、分になったので、②の店に行く準備に入る。

 というのも②の店は歩いて分ぐらいのところにあるが、分~時ぐらいの間に②の店に入ることにしている。

 というのもゆっくりしているとカウンター席がなくなってしまうので、②の店に入る前に歩いて行く途中にある喫茶店のランチを食べる予定にしている。

 食事後すぐに②の店に向かい到着したのは丁度時だったが、店に入るとたった人の客しかいなくて私の予想が全く当らなかった。

 今日はクリスマスイブだからなのか、それとも他の要因か分からないが、迎えてくれた担当女性は「寒い中をよくおいで下さいました」といつもにはない丁寧な言い方をしているが、確かに寒いのは寒いから、最近殆んど来ていない私には寒い時期には客が少ないのかどうか分からないので、何とも言えない。

 カウンターには人の男性が座っているだけだったので好きな場所に座れたが、奥からつ目の席に座った。

 しばらくはカウンター人の男性だけが歌っていたが、しばらくして歌が一旦途切れ、その後再開したところで私も歌い始めた。

 最初に入れた歌は甲斐バンドの「安奈」である。

 それが歌い終ってしばらくすると他の客も少しづつ入って来て人ほどになったが、その中には顔馴染みになった歌の上手い高齢女性の顔もある。

 曲目は浜田省吾の「MIDNIGHT FLIGHT~ひとりぼっちのクリスマスイブ」である。

 曲目と曲目の歌は毎年クリスマスイブの日にしか私は歌わない。

 曲目の「安奈」はタイトルこそクリスマスイブとは関係ないように思うかもしれない。

 しかし歌ってくると歌詞が「安奈、クリスマスキャンドルの灯は燃えているかい」となる。

 それでやっと分かった方も多いと思うが、実際に歌ってみてこの歌詞が出て来て初めてクリスマスイブであることが分かるのである。

 曲目はとクリスマスに関する歌を歌ったことで担当女性からリクエストが入った。

 「ホワイトクリスマス」を歌って欲しいというのである。

 私もこの歌を歌ったことはないが聞いたことはある曲でテンポもゆっくりしているので何とかEnglish Versionでも歌えるかなと思ったので曲目に入れる。

 その頃には客数も名ぐらいになっていたので時間以上かかってやっと歌う順番が回ってきた。

 ステージに上がって予め「初めて歌うのでおかしくなるかも…」と断って歌い始めたが、リズムだけは頭に入っていたので何とか歌うことが出来た。

 あちこちから拍手が出たのでマアマアだったようだ。

 それに触発されたのかカウンターの番前にいつも座る常連の男性も担当の女性を巻き込んで「真っ赤なお鼻のトナカイ」を日本語バージョンで歌った。

 そこで私ももう曲クリスマスソングを歌ってやれとばかりに「Jingle Bells」を書いて出す。

 だけどこれは結果としては余り良くなかったようである。

 というのも「White Cristmas」がBing Crosbyだった関係で「Jingle Bells」もBing Crosbyにしてしまったのである。

 普通のクリスマスソングの「Jingle Bells」にすれば良かったのにBing Crosbyにした結果バックの女性達が歌う部分があって急に早くなったり、途中で一旦止まったりしてリズムが完全におかしくなってしまった。

 スピードも速くなってペースを狂わせられたのである。

 途中で急に変わったので歌えない部分があって、何でこうなったか瞬間の変化を理解出来なかったことによる。

 それでも聞いていた客からは暖かい拍手が送られたのでヤレヤレである。

 時頃から客も引き始めたが、その後、鈴木雅之、高橋真梨子、浜田省吾を各曲づつを歌い終わったら分になったので、店を出る。

 いつものように帰途にスーパーへ寄って買物袋を両手に提げて分程歩いて自宅に戻る。

 コーヒーで一服した後、夕食の準備にかかったが、それにしても今年も「ひとりぼっちのクリスマスイブ」である。

 もうこの状態が年以上続いている。

今年最後のダンスレッスン

2012-12-23 22:31:48 | 日記
 今朝はどんよりと曇った朝で始まった。

 午後からは晴れ間も出て来るような天気予報だったから、曇ってはいるが洗濯をすることにした。

 というのは天気予報を信頼しての先食いである。

 雨さえ降らなければ今は曇っていても、また風が吹いていなくてもその内に乾燥してくれる筈だと勝手に思ってのことである。

 丁と出るか半と出るか、結果は夜になれば分かることであるが、結論としては思った通りのいい結果に終わった。

 しかし気温が冷たいということもあってか、袖の長い太地のシャツは腋のところが湿っていたから部屋に取り込んで吊るすことにしたが、朝になれば乾いていることだろう。

 ということでどうでもいい洗濯物のことに付いて長々と記述してしまった。

 ところで今朝もいつもと同様にチェックだけは怠らず、コーヒーを飲みながら洗濯機を回して行く。

 同時進行でこのところずっと続けている楠木正儀に関する本を見ながらファイルに打ち込んで行く。

 楠木正儀は楠木正成の三男、もしくは四男と言われているが、父正成や長兄正行(まさつら)、次兄正時は南朝の為に早い段階で戦死したが、その後の南朝の柱石になって北朝と戦ったのはこの楠木正儀(まさのり)である。

 父や兄が戦を知らない南朝の取り巻き(公卿)によって命令され犬死同様に戦死した後、南朝の柱石となったのはこの正儀である。

 正儀は兄の様な正面から無理に戦うことはせずにゲリラ戦で損害を出さないようにして戦力を温存させる戦法を取ったことにより年近い南北朝の長い戦争となっていったことになる。

 もちろんその間には敵に寝返ったり、味方同士で争ったりしているが、昔も今も人間模様のみにくさ、愚かしさを感じながらキーを打ち込んでいる。

 ところで今日は日曜日なので夕方からダンスクラブのレッスンがある日である。

 それまでの間はいつものように自宅でせっせとファイルに打ち込み、また休憩がてらゲームをしたりしていく。

 午後時になったので洗濯物を取り込もうとしたが、まだ濡れている個所があるので生地を反対にして乾きやすいようにしていく。

 その作業を終えてダンスの準備をしてから自宅を出て地下鉄駅に向かい、ダンス会場に行く前に良く行く喫茶店に行って新聞を読みながらホットコーヒーを飲む。

 レッスンの分前に喫茶店を出て、会館に行きダンスの準備を行なって、人でシャドウを行なっていたら、分前に初級の女性人がやって来て「女の先生もすぐ来られる」ということだった。

 間もなく女の先生も直ぐにレッスン会場に来られ早速レッスンが始まった。

 今日は初級のもう人の女性は他のところで忘年会があるのでそちらの方に行くので今日は来れないということを前回のレッスンが終わった後に言ってたのを思い出した。

 時前に上級の女性がやってくる迄、私と初級の女性とは初級ルンバから始めてチャチャチャ、ワルツ、タンゴと進めて行く。

 上級の女性が来てから男性役は女の先生と私が行ない、女性役も人になったので交代しながら中級ダンスを行なって行く。

 度目の休憩の後はスローフォックストロットやチャチャルンバ、サンバも加えて時までレッスンを行なって今年最後のレッスンを全て終えたことになる。

 明日は月曜日なので、通常月曜日に行なわれる西隣区小学校ダンス教室は日でクリスマスイブということで休みになったので今日が全てのダンスレッスン最終日ということになったので、来年に持ち越しということになるが、男の先生は結局寒い間は休ませて欲しいということで当分来ないということの様である。

 当分来ないならこのダンスクラブに来る意味もないので去就を考えた方がいいかもしれないと思い始めたところである。

 

遺跡発掘調査現地説明会へ…

2012-12-22 19:58:33 | 日記
 昨日からの雨が今朝になっても続いているが、天気予報によれば午後からは曇りのち晴れのようである。

 昨日行なわれたリレーウォーク実行委員会の会議が終わった後、文化財研究所の学芸員でリレーウォークの担当責任者であるO係長から「明日、発掘調査の現地説明会があるので興味のある人は参加してください」と現地説明会が行なわれる場所を示した地図のコピーをもらったので今日は参加する予定にしている。

 朝食を食べた後、いつものようにメールとカレンダーをチェックした後は、先日からずっと行なっている「楠木正儀」の本をファイルに打ち込んでいるが、合間合間にゲームしながら気を張らずに行なっていく。

 そして分頃に自宅を出て、まず銀行に行った後、昨日と同じように西に歩いて行く。

 そして当区の西北部にある大きな池の畔にあるレストランで昼食を摂ってから、発掘調査現地説明会の会場の近くにあるバス停まで乗ることにした。

 レストランではBランチを注文したが、Bは「サンマ開きの焼魚とけんちん汁、小鉢つとごはん」である。

 この店はリーズナブルだということで近くに独り住まいをしている高齢者(特に男性)が結構多く利用しているようで、顔馴染みのようで気さくに店の人と話している。

 食事を終えてホットコーヒーを頼んだがプラス円の合計円を支払い店を出る。

 食事を終えてバス停に行くとたった今バスが出たばかりのようである。

 というのはこのバス停には大抵病院に行った高齢者が列をなして少ない時でも人、多ければ人近く並んでいるが私が到着した時には誰もいなかったからである。

 分少々待ってバスがやって来たので乗り込む。

 そしていつも降りるバス停のもうつ北にあるターミナル駅のバス停で降り、少し東北に当る現地説明会場へと向かうと途中から小旗を持った人が「この先を右に曲がってもらうとすぐです」と誘導してくれた。

 都市の中でこんなに大きな敷地があったのか、と思うくらい広い場所で近所の人の話ではプールがあったとかで、広く掘られている。

 昨夜から今日の午前中にも雨が降っていたので掘立柱の後を示す大きな穴には水が溜まっていたが、柱のあった場所を示す所は本日の現地説明会のために水が汲み出されているようで良く見えるようにしてある。

 私がこの会場に着いたのは分頃であったが、それでも結構な人達が見学に来ているから、もし時頃に来ていたらもっと多くの人でごった返しになっていたのじゃないかと思うくらい結構な人が未だ残っていた。

 しばらくの間、説明に使われる大きな板に貼られた写真や資料図の写真を撮った後、広い現場の写真や掘立柱が立っていた個所の場所を示す写真を撮ったりしていたら、私に声をかけて来た人がいたので、その方向に振り返る。

 すると昨日リレーウォーク実行委員会で会ったリレーウォークの責任者であるO係長である。

 「昨日はご苦労様でした」ということでお互いに挨拶を交わす。

 そして今日の現場に付いて解説をして貰ったが、多くの人達がいただろう時頃だったら恐らくそんな余裕はなかっただろうと思われる。

 この時間帯に来ることを予め考えて来た訳だが全くの正解だったということになる。

 説明が終わって「あちらにいる人が私の子供です」と女の子と男の子の人が水溜りを人で交互に飛び越えて遊んでいる子供を指し示した。

 上の女の子は小学校年生で、男の子は年生といったところか。

 「人を連れて来たんですか」と聞くと、「家内が連れて来た筈です」ということだったが、その近くでは見かけなかったのでどこか離れたところだったようである。

 そこへ女性学芸員と思われる人が、O氏のもとへ若い男性を連れて来たが、別の組織の学芸員らしく名刺を出して互いに挨拶をしていた。

 私はその間離れて別の場所にいた学芸員に聞いたがこの建物群(棟)は古代の都の条坊があったと思われていた都の範囲よりも更に南方から出て来たということである。

 とすると想像を超えた都の大きさであったのかも知れないので検証する必要がある。

 ただ生活感のあるものが出土していないので何の建物かを特定出来るだけの材料が揃っていないとのことである。

 従ってあくまで想像であるが、役所の跡ではないかということのようである。

 この発掘された敷地はかなり広いが北の方は落ち込んで谷を形成しているので小高い場所に建っていたということである。

 しばらく居たが、時近くになって来たし、先程まで話していたO氏もまた他の人に呼ばれて遠くに行ったので、私も退出することにして乗って来たバス路線の反対側に行く。

 バスに乗り込み、途中にあるバス停のすぐ近くにあるスーパーに寄って夕食の食材を買い求めてからバスの営業所が終点になるバスに乗り、いつもより多い距離を歩いて自宅まで帰る。

 コーヒーでくつろいでからまたファイルを打ち込んで、夕食の準備に入る。