『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「トム・ヤム・クン!」 ムエタイ・象・オカマ!

2006年04月28日 | 映画
タイの三大名物。
当初、象のところが売春の予定だったらしいです。

「マッハ!」に乗り遅れてしまったので、初トニー・ジャー。
単純なはずのストーリーが、途中でうつらうつらしたこともあって、よくわからなかったので、アクションシーンが堪能できませんでした。
アクションだけ別物扱いで見れればいいのですが、もうできなくなっています。
ジャッキーならできるクセに・・・。
やはり青い頃の映画体験というものは原体験として残りますね~。
最近格闘技映画を立て続けに見て、自分が「ジャッキー原理主義」であることに気づきました。

で、トニー・ジャーは、ブルース・リー+ジャッキー・チェンなお人。
どっちのラインに流れるかは、まだ考え中って感じ。
でも正統な後継者的映画で、今の中学男子、こんなの見て燃えるんやろなぁ~、ということは、よくわかる。
格闘ゲームでその動きとかパクられるの間違いなしだもん。

飛距離のある飛びヒザ蹴りは、この人のオリジナルで、爽快感が高いアクションシーン。
何回もでるけど。
ワイヤーは使ってないけど、踏み切り板は使ってるんとちゃう?なんて思ってしまう。
「007」ライクなボートチェイス、
「プロジェクトA」の洋館みたいなとこでの、ノンストップバトル、
「死亡遊戯」みたいな異種格闘技戦連戦と、
見所は確かにたっぷりあるが、ハーモニーが感じられなかった。
VSカポエラ戦士を除いては。
あそこはよかった。
ジャッキーなら「スパルタンX」での対ベニー・ユキーデ戦、ブルース・リーなら「ドラゴンへの道」の対チャック・ノリス戦みたいな名勝負感あふれてた。

つい先日、親子遠足で動物園に行ったので、象を見たら、青臭いうんこの匂いをもれなく思い出しました。


★1/2