京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

バショウ(芭蕉)

2014年10月12日 | ミニ里山記録


(京大理学部植物園にて)

バショウ(Musa basjoo)/真冬にドイツから来た友人が、バショウを見て、

どうして「バナナ」がこんな寒い京都に生えているのかと驚いた。バショウもバナナ

もバショウ科バショウ属の大型多年草。バショウは英語でJapanese Banana。

葉柄は巻き重なって茎のように見えるが、偽茎(ぎけい)となり、本当の茎は地下茎になる。

花茎の基部は雌花群、先端部は雄花群である。京都鹿苑寺大書院には伊藤若冲が描いた障壁画「月夜芭蕉図」がある。

バショウは、江戸時代から異国情趣を楽しめる観葉植物として、寺社の庭に植えられていたようである。

 


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