京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

ニホンミツバチの鉋(かんな)削り

2013年08月13日 | ミニ里山記録

 

  ミツバチの巣内は34度C位がコロニーの活動にとって至適温度と言われているが、外気温がそれ以上に上昇した時は、出入り口での扇風行動でもって中を冷却する。さらに酷暑の時期になると、多くのミツバチが巣箱から出て外壁にとどまる。少しでも自分たちの代謝熱による巣内温度の上昇を防ごうというのだろう。

 このようなハチのなかには「鉋削り」と呼ばれる行動をするものが見られる。これはステップを取りながら体を前後に動かすもので、何のために行うのかよく分かっていない。真夏に集団でこの行動をしている様子はまるでミツバチの盆踊りのように見える。


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