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母子手帳

2023年02月23日 | 人生・幸せ・老い・お付き合い

姉と私の母子手帳は、へその緒と共にタンスの引き出しに入っています。

(家を解体するときに、大切に引き出しに保管しました。)

 

 

それを見ると、姉の出産予定日は4月22日、私の出産予定日は12月31日とあります。

姉も私も予定日よりも数日遅れて生まれたということがわかります。

姉は午後5時35分、私は午前10時55分にこの世に出てきたようです。

 

姉は、母の実家で生まれました。

姉が生まれたのは、昔のおうちです。

子どもの頃、時々母に連れられて行った、古い家を私は朧気に覚えていて、セピア色の写真のようなイメージで記憶に残っています。

 

母の実家は、私が小学生の頃に建て替えられたのでしょうか。

ステキな応接間があり、2階には広いテラスがあり、子ども心にハイカラな建物だと思いました。

母の実家には、私が中高校生の頃は夏休みに毎年数日間泊りに行かせてもらいました。

従姉と夜中まで2階の部屋でお喋りするのがとても楽しかった!!

次の日、お昼まで寝ていても、誰からも何も言われなかった!

自由で、居心地の良いところでした。

その、何物にも代えがたいよき想い出は、おばあちゃんや伯母ちゃんのおかげで作ることができたのだということを、この年になってしみじみとわかり、改めて感謝しています。

 

残念ながら、母の実家は今はありません。

跡地には、洒落た家が4軒建っています。

これも時代の流れです。

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