金色堂を過ぎ、右手にこの丘の鎮守白山神社がある。勿論神仏混交の流れである。
ここの能舞台は驚愕である。これぞ藤原三代の栄華の印、背景に刻まれた松絵は
絶品。恐らくここで薪能があったのだろう。真正面に明治天皇の席が残っている。
『能舞台 いにしえの夢 ひらり桜片』・・・和一句。
義経と弁慶の主従は歴史上悲しい物語でくくられている。弁慶の壮絶な最後
の様が木彫となり収められているのがこの御堂。藤原三代の栄華と義経主従
の悲哀の対比が、永遠に語り伝えられる事由なのだ。平泉には大切な物語だ。
函館市街と箱館山を望む小高い丘に修道女が祈る修道院がある。
祈り、労働、聖なる読書を日課の3本柱に共同生活を送る聖女。
教会の鐘は他が為めに鳴るのだろう。施設を見学し自問自答す。
宗派:厳律シトー修道会 名称:「天使の聖母トラピスチヌ修道院」
祈り、労働、聖なる読書を日課の3本柱に共同生活を送る聖女。
教会の鐘は他が為めに鳴るのだろう。施設を見学し自問自答す。
宗派:厳律シトー修道会 名称:「天使の聖母トラピスチヌ修道院」
岩手県、平泉中尊寺。花の季節が夢の跡を彩る、世界遺産決定。
久し振りの訪問「中世の夢」が眠る東北の歴史栄華の始まりの地。
藤原氏三代、源義経悲劇・・・日本の歴史物語が眠る土地でもある。
指定:平泉ー仏国土(中尊寺、毛越寺)2014年世界文化遺産決定
安比から盛岡への羽州街道沿いにあるのが,小屋の沢温泉。いままでこの道を何度か
通ったが気づかなかった。今回夕方に通り薪の煙と仄かな電灯で何かあると気づき、
立ち寄る。冷鉱泉故沸しだ。浴室には昔懐かし木の蓋の湯船が。貴重な温泉を大事
にする気遣いの湯処だ。窓越しの沢景色も叉良い。前庭に湧かし用の焚木が山積だ。
【Data)】石膏泉 20℃ PH7.9 自然湧出、微硫化水素臭
後日:その後の情報「平成28年7月確認、いつの間にかひっそりと営業をお止
めになっておりました。」とネットで確認、2021年にこの地を通ったが、
看板建物も無くなっていた。