三沢市木崎野地区に湧く温泉。此処のオーナーは建築会社社長。
小生とはライオンズクラブ、中国旅行などで知人。温厚な紳士。
自宅隣にあるこの温泉、地域の方々の憩いの場所、交流の場所。
【DATA】単純温泉 43℃ pH:9.04 源泉:東町源泉
はこだて検定の試験問題は87問、70点で初級合格である。小生、青森から函館の車中2時間の勉強で望んだが、土地の方々よりハンディがあるのは否めない。自己採点で60点残念だが不合格、そんな中試験問題に唯一出た温泉関係の問題は『湯の川温泉発祥の地碑』は何処にあるか?勿論湯倉神社境内、正解である。ま、温泉関係の問題が出来たからいっか!
八甲田山雪上トレッキングで多くの小動物の足跡が確認できる。カモシカ、ウサギ、イタチ、
テン・・・なかなか日中姿を確認できない。しかし八甲田山中の谷地温泉では運がよければ、
テンと遭遇できる。餌を求めて出没するのだ。つぶらな瞳に吸い込まれる癒しの一瞬・・・。
映像:小椋佳が歌う「白い一日」の陶磁器を韓国で買求めた。
もう十年も経とうか。陶磁器に魅かれ韓国で本物を手にした。旅行カバンに詰め込ん
だお土産はこの陶磁器だった。自分へのお土産。 それは、青春時代に聞いた小椋桂の
詩と井上揚水の衝撃的な歌『白い一日』による。以来『陶磁器』は心を捉え離さない。
荒ぶる八甲田山頂に立った時、全てを飲み込む真っ白い世界が・・・。皆心に憧れと、
畏怖の『白い世界』を持っている。それを小椋桂が透明な歌唱にした。時を超え、地
域を越え、共鳴する世界。・・・筆者の青春時代はまるでのこの歌の様だった。夢の如く。
『♬真っ白な 陶磁器を眺めては 飽きもせずかといって 触れもせず
そんな風に 君のまわりで 僕の一日が過ぎてゆく…♬』
今日は3月半ばというのに、猛り狂った『白い一日』だった。・・・2007.3.12 11:30
参照#八甲田山中の白い一日の樹氷群もまた深く心に残る。
お湯御殿、これがピッタリの建物。骨董的価値さえ有している。
国の重要文化財。温泉街で最も高くその格調高い構築は文化
の重みを伝える。特に壁の錦絵のなんとも風情のあることか。
NHK朝ドラ『おしん』の母が季節芸者として奉公した温泉街
としてロケ、近年では映画『千と千尋』のモデルの一つとも言
われ、多くのファンが居る。
地上マイナス3℃の今年一番の寒さの日、極度の酸欠、高温、多湿、ガラスの様な結晶片
の危険を顧みず命梯子を頼りに降り入湯?井戸はまるで初期の鍾乳洞のようだった。
明茶色の結晶体が壁面に成長し、怪しい輝きを放っていた。 (2008.3.7.22:00)
映像:フラワー温泉貯湯漕に突撃する隊長、地上には緊急対応の♂H隊員♀T隊員が待機。
謝意:今回の突撃取材に協力してくれた㈱花月苑さん、アリガトウございます。
今回の貴重な体験、資料は日本温泉学会等で披露したいと思います。
善光寺境内は陽光溢れていたが、寺院の中は反面闇であった。明と暗とはこの事。
一隅に閻魔大王の像があった。光を背負いまるで地獄と天国の境目で私を審問す
るかの様。無の境地我に悪心無し格子から射す光に導かれる如く現世に立ち返る。
善い光の寺を体現した一時、此処は善光寺なり。ゆっくりと黄泉の舘を離脱する。
青い山脈に溶け込むように湯の入り温泉があった。眼下に千曲川を望む。
ここ豊田村は国文学者高野辰之博士の生まれ故郷。駅に降りると懐かし
い唱歌が出迎えてくれた。川と山の合い間の山村、しかし豊かな山村だ。
温泉施設まで約20分、なだらかな村道を登りきると立派な建物が出現。
村民の憩いの場所であろう、お年寄りがロビーで談笑していた。時間が
ゆっくり流れる。いつかキット自分もこの悠々の時を手にしたいと思う。
【Data】単純温泉 32.℃ PH7.6 源泉:湯ノ入温泉
山村の温泉宿。清しい朝に目覚める。軟らかな陽光の中、朝湯に向かう。
野沢温泉共同浴場『真湯』。誰も居ない浴室は神秘な空気で満ちていた。
温泉を求める者としてこの稀湯を味わう歓びに身が震える?思いだった。
湯感:短い滞在であったが湯の里:野沢温泉を満喫、帰りはバス&鉄路。
【Data】 単純硫黄泉 61.2℃ pH7.6 源泉:真湯(真湯第3号)
参考:本物の名湯ベスト100‐4 野沢温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域自然・文化資産NO.74「麻釜」泉源地帯と「大湯」
共同浴場(日本温泉地域学会編)
外湯:大湯(単純硫黄泉)、松葉の湯(含石膏・食塩)、秋葉の湯(含芒硝・石膏)
中尾の湯(含石膏・食塩)、新田の湯(含芒硝・石膏)、十王堂の湯(含石膏
・食塩)、横落の湯(含石膏)、熊の手洗い場(含石膏・食塩)、上寺湯
(含石膏・食塩)、麻釜の湯(含芒硝・石膏)、河原湯(含石膏・食塩)
真湯(単純硫黄泉)、滝の湯(含石膏・食塩)の13の外湯が楽しめる。
Mémoire:おぼこ荘(北海道道南八雲温泉) 2004年
道南のいで湯の里として挙げられるのがこの施設。日本海と太平洋(噴火湾)
の中間に位置して、北海道新幹線新函館北斗駅からも便利が良い。近隣には
銀婚湯や濁川温泉、二股ラジウム温泉、あわび温泉など名湯が点在している。
【Data】含重曹ー食塩泉 45.5℃ pH 6.4 源泉:町営温泉3・5号井混合泉
学生、社会人研究計8件の発表が15~20分の持ち時間で発表。様々な分調査・研究
、中には活動支援に終わり、応募時のテーマを研究しきれない物もあり、残念な事だ。
今年は、全体会、分科会が盛り上がり活況であったが、政策研究とは如何に難し
いか、しかしこの県民の研究という灯火を絶やさず続ける事も大事と改めて思うのだった。
平成18年度政策研究一覧
○学生研究:①食の安全・安心に対する意識調査研究
②心のバリアフリー~高齢者がより笑顔で出かけるために
③ホタテ貝殻を用いた軟弱地番の改良と有効システム研究
④ALL FOY CITIZEN バス交通の利便性と採算性を考える
○社会人研究①田子町における農産物ブランドのマネジメントに関する研究
②新幹線新青森駅を基点とした、携帯電話を活用した観光振興
③精神障害者の雇用を促進するサポート体制づくり研究
④ウマの多面的な活用に基づく事業・雇用創出に関する研究
じゃらん東北4月号(3月1日発売)に泉研代表、メンバーが掲載されています。
これは、下風呂支部長からも報告がありましたが、泉研代表として改めて広報
します。総合レジャー情報誌の雄『東北じゃらん』が我が青森県の温泉力に注
目し、泉研も監修に協力したものです。温泉文化の浸透が本誌にて温泉フアン
は勿論、温泉に興味の無かった人も関心を持っていただければ幸いと考えます。
本誌には今回限られた紙面で21湯しか紹介出来ませんでしたが、まだまだ極上
最良の温泉が一杯あります。又、このような企画がありましたら泉研が推挙し
したく思います。注目して欲しいのはP36~39全てです。本誌を片手に入浴する
場合、地域触れ合いマナーにも言及しております。皆さん、是非ご覧ください。